平成26年10月定例月議会代表質問その1(市政執行の基本姿勢について )
すっかりブログによる報告が出来ていませんでした。
10月定例月議会は、市長選挙後最初の議会ということで、代表質問がありましたので、一般質問に人数制限があり質問ができませんでた。
会派創新の代表質問(滑川議員)の準備関わりましたので、代表質問の質疑について報告していきたいと思います。
市長の所信表明に対して、9項目について質疑を行いました。
一.市政執行の基本姿勢について
(一)市民力を最大限に発揮する市民協働の推進について
【質問要旨】
三期目の基本姿勢として、「協働・対話・挑戦」をキーワードとして掲げているが、これまで八年間とどのように異なるのか、またどう市民に理解いただけるよう、リーダーシップを発揮されるのかについて、市長の思いを伺う。
【市長答弁】
・ふるさとに誇りと愛着を持ち、いきいきと安心して暮らせる「希望の根室」を、市民とともに築いていくため、この三期目を、重要な四年間と捉えている。
・二期八年にわたり政治信条として掲げてきた「オール根室」の考え方は、市民一人ひとりに、浸透しきれなかったものと受け止めている。
・今回の選挙戦で、直接、市民の声を聞けたことは、大きな財産となった。
・私の政治理念は、あくまでも「根室の再生・再興」
・市民一人ひとりの力の結集なくして、まちの発展はあり得ない
・私自ら市民と向き合い、協働の輪を広げ、対話を重ね、挑戦の姿を示して参りたい。
【質問要旨】
協働の市政に関連して、市民協働のあるべき姿とその目指す成果、また、選挙期間中に感じた市民力をどう市政に反映させていくのか、市長の所見を伺う。
【市長答弁】
協働の市政運営について
・所信表明に掲げた重要政策を、着実に推進していくためには、まちづくり全般に、横串を通し、一つひとつを繋ぎ合せる「ひとの育成」が重要。
・この「ひとづくり」をもって、この先四年間、私自らが先頭に立ち、市民協働を実践する。 選挙期間中に感じた市民力とは、
・一口で言えば、人が協力して生み出す大きなパワーと実行力。
・その力を、地域コミュニティの維持、活性化や、高齢者の生きがいづくりに最大限に活用するための具体的な方策を取り進める。
(二)ともに考え、ともに行動する対話重視の市政推進について
【質問要旨】
対話重視の市政に関連して、どのような仕組みで対話重視を実践するのか、またその力をどの様に活かそうとしているのか、市長の所見を伺う
【市長答弁】
対話型の市政の推進に当たっては
・私をはじめ、副市長以下、職員が徹底し、市民一人ひとりと向き合っていく中で、新たな市民協働を創造することができる。
・また、頼もしい人材を育むことができる創造性にも意を用いながら、その力をまちの発展に繋げたい。 職員にあっては、
・より多くの市民や団体等と向き合うことで、日常業務では捉えにくい市民ニーズの把握に努めさせ、「職員の顔」が見える市役所を築いていきたい。
(三)前例にとらわれず、果敢に挑戦する市政推進の担い手(職員)の意識改革、人材育成について
【質問要旨】
「前例にとらわれず、果敢に挑戦できる市政推進の担い手である職員像」とは具体的にどのようなものであり、どういうアクションを期待するのか。また、そのために必要とする職員の意識改革をどのような方法をもって講じようとされているのか伺いたい。
【市長答弁】
職員の意識改革と人材育成について
・地方分権の進展により、国が政策・施策をつくり、自治体がこれに沿って仕事をするといった時代が終焉。
・代わって、自治体が地域特性や課題を把握し、自ら企画・立案・実施する自己責任・自己決定の時代となった。
・職員個々の能力が自治体間の活力に大きな格差として現れる。
・職員一人ひとりの能力と資質向上が不可欠。
これからの時代を担う職員像
・根室市の維持・発展の礎となる産業振興はもとより、超高齢社会や人口減少社会といった社会構造の変化等に対応しうる市役所を実現する職員。
・前例踏襲や従来の殻に閉じこもることなく、積極的に自ら学び、自ら地域課題を見つけ、課題解決に向けて果敢に挑戦する人材が求められる。
・政策形成能力とその政策を具現化するためのコミュニケーション能力が重要。
・平成27年度からの次期職員研修基本計画には、自学の意識を促す方策をはじめ、直接市民や民間団体・地域に関わる機会、先進自治体に学ぶ機会、専門家から学ぶ機会などを通じた課題対応力や対話力の向上、知識・技術の継承や職員間のコミュニケーションの活性化を図るOJTの推進など、多くの研修機会を設け、時代の変化に対応しうる職員の育成に努めある。
以上
◇平成26年10月定例月議会創新代表質問項目
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