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2017年11月 8日 (水)

10月定例月議会一般質問(足立議員)‗JR花咲線存続

3.JR花咲線の問題について 

【質問要旨】

 JR花咲線の存続の必要性については、本年3月の定例月議会での我が会派滑川議員の一般質問に対し「北方領土隣接地域と道央圏を結ぶ唯一の鉄道として、極めて重要な社会インフラである。」との答弁であったが、地域における鉄道の役割と必要性について、市としてどのような姿勢で取り組んでいるのか、市長の見解を伺う。

【市長答弁】

(根室本線花咲線の確保対策について)
・JR花咲線は、北方四島における共同経済活動や、その先にある平和条約締結を見据えると、重要性は一層増すところであり、今後、北海道が示す鉄道ネットワークの「将来ビジョン」の中で、明確に維持する方針を示すべきと考えている。
・市としては、JR花咲線の維持確保に向け、北方領土隣接地域と道央圏を結ぶ唯一の鉄道として、極めて重要な社会インフラであることを強く訴え、関係自治体や北海道市長会とも連携し、国や北海道に対して責任ある支援と主体的かつ積極的な対応を求める。
・本年5月、根室地方総合開発期成会に根室管内一市四町の首長と議会議長を委員とした「JR根室本線花咲線対策特別委員会」を設置した。
・釧路地方総合開発促進期成会に設置された「JR花咲線・釧網線対策特別委員会」との合同会議を開催するなど、路線維持に向けた検討を行っている。
・引き続き、根室地域や沿線自治体と連携を図りながら、鉄道網の確保対策に鋭意努める。

【再質問①】

 JR花咲線の始発駅であり終着駅でもある根室市が、JRの必要性について、どこよりも中心、中核になって、この問題に取り組まなければならないと考える。
 花咲線の必要性の議論については、行政が地域の中で市民を巻き込んでいく必要があるものと考えるが、見解を伺います。

【再質問①答弁】

(公共交通の確保対策について)
・JR花咲線や市内バス路線は、利用者の減少に歯止めがかからない状況が続き、減便や不採算部門からの撤退など、その環境はますます厳しいものになることが予測される。
・これまでのような交通事業者の自助努力や、行政支援による公共交通の維持は困難になると考えている。
・昨日、利用者を含めた関係者が、適切な役割分担と合意形成を図りながら、望ましい公共交通の方向性を構築していくことが重要と考えており「(仮称)生活交通基本計画」の策定などに当っては、「市民の積極的な参画」について働きかけたい。

【再質問②】

 花咲線の沿線を、その特性を活かして、例えば、落石の三里浜の景観や、いつでも、シカと遭遇することができる路線であったりと、様々な景観を活かし、観光に特化した列車を走らせるなど、路線を維持していくため、アイディア、考えをもって、この根室地域が本気になって、この問題に取り組んでいくべきと考えるが、見解を伺う。

【再質問②答弁】

(JR花咲線についてでありますが、)
・JR花咲線は、車窓いっぱいに広がる「別寒辺牛の湿原」を始め、日本有数の撮影ポイントとして人気の「別当賀・落石間」、さらには、最東端の「ひがし根室駅」など、これまで多くの乗客を魅了してきた。
・その一方で、これまでのように観光利用によって花咲線を維持していくことは困難であるとの有識者の見解もある。
・市としては、これらの魅力発信に加えて、北方四島における共同経済活動や、その先にある平和条約締結を見据えますと、重要性は一層増すものと考えており、北海道を始め、沿線自治体と連携し、国に対して責任ある支援と、主体的かつ積極的な対応を求めていきたい。

以上

コメント

本田議員。
いつもブログを拝見しております。
また議員の再選おめでとうございます。

JR花咲線の問題と病院に関して言いたいことがあり、書込み
いたします。

まずJR花咲線の問題です。
市側にJR花咲線を維持したい気持ちが感じられない答弁ですね。また道や国の支援がないと存続できないことが明確に感じられます。(怒)
観光利用によって花咲線を維持していくことは困難であるとの有識者の見解という答弁があるが、通勤通学でほぼ利用されない路線を維持するのに観光利用以外なにがあるのでしょうか?
有識者の見解を疑いますね。
ただ観光利用するにしてもPR不足でした。もっと全国的にPRができていれば、集客も望めたのですが、既に時遅しなのかもしれない。

標津線廃線時点で、次は花咲線では?と素人でも予測できます。決定的なのは名称変更の時です。根室本線の起点終点が釧路へ変わりました。この時点で予測が近いみらいと考えを変えることができたはずです。特に民営化時点でJR北海道は廃線想定はしていたと思う。
本当に維持を望むなら、第3セクタ化し銚子電鉄を見習うべきではと思いますね。もしくは自動運転列車の実験路線などで路線を活用するなど、自助努力は考えるべきでは?

話を変え病院に関して
「公立病院改革プラン策定」の話です。
このプラン策定の議題は議会の度に上がっている気がします。
しかし答弁が「早急に作業」や「策定中」の内容しかない。
これは期限を明確化して早急に対応すべき事案ではないのか?
また経営についても収益部分を指摘しているが、支出部分は改善しているでしょうか?収益増でも支出増であれば問題のように思えます。本田議員ブログでも支出部分を指摘していましたが、これに対する質問とかは誰も行わないのか?

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