開会議会において
9月10日の市議会議員選挙の結果3期目の当選を果たす事ができました。ご支援・ご支持いただき皆様に感謝申し上げます。
選挙期間中お話させていただきまた、地域の諸課題、議会改革に全力で取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。なお、選挙後、様々かさなり、Blogでの、ご報告、お礼が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
9月12日に当選証書をいただきました。
9月15日から新しい任期(4年間)がスタートしました。私は、前期同様会派「創新」に所属し、自民党・公明党系の皆さんと6名で議員活動を続けることにしました。
9月27日に開会議会が開かれ、会期が平成30年8月31日までの339日になりました。
この開会議会では、議長、副議長、各常任委員会委員長・副委員長、特別委員会の設定及び委員長・副委員長の選任が行われました。
新会派では、幹事長を務めることになりましたので、開会議会に向け水面下で議長人事等の調整作業に当たりました。調整作業はギリギリまでかかり、26日夕方、会派を代表して私が議長選挙に臨むことにはりました。(会派の中では、諸事情から立候補予定者が二転三転。結果的に最終調整の結果、私でということに決定。各会派、無所属の皆さんと調整。)
議長選挙は、市政クラブの千葉智人議員、日本共産党の鈴木一彦議員、私の3名が立候補し、それぞれが決意表明をした後、投票を行い、千葉議員と私が8票づづの同数となり、くじ引きの結果、私が議長に当選いたしました。
4年間、議長とう重責を担うことになりましたが、大好きな根室のために、選挙公約どおり、誠実に、勇気をもって挑戦し、ねばり強く行動し、しっかりと情報発信に努めます。また、未来志向でこのまちの様々課題、議会改革に取り組んでまいります。
以下は、議長選挙の決意表明のために準備した原稿です。
ロシア200海里水域内サケマス流し網漁の禁止や海洋環境の変化等による漁獲量の激減により漁業を取り巻く環境は一層厳しさを増しており、水産業を基幹産業とする根室市は、今、これまでにない危機的局面を迎えています。
また、戦後72年間、解決の糸口すら見えない北方領土問題は、昨年12月の日露両首相の会談合意に基づき、北方四島における共同経済活動という新たなステージにおいて領土問題の解決にむけた取り組みがはじまっており、返還運動原点の地としての役割が、一層、問われるところであります。
更には、人口減少が止まらず、疲弊する地域経済の活性化のためにも、北方四島隣接地域の振興策について、基幹産業である水産業の振興を軸に、地域全体の最重要課題として実効性のある計画推進と最大限の財源確保対策への取り組みを急がなければなりません。
山積する地域課題の解決に取組む為には、リーダーである市長の責務は大変重要でありますが、市長同様、選挙により選ばれた、我々、市議会議員にも、それぞれの公約は勿論のこと、二元代表制の一翼を担う「議会」として、様々な課題解決に取り組み、市民の負託に応える責務があります。
根室市議会は平成24年12月17日に議会基本条例を制定しました。
この4年間、市民に対する説明責任・情報公開 、議会の審査機能の追加・拡大 、議員間討議の活性化等議会基本条例の趣旨に添い、議会改革に努めてまいりましたが、まだまだ、道半ばであり、なお一層の改革への取り組みが必要であると考えます。
根室市議会は、更なる情報公開の充実と市民参加への取り組みに努めなければなりません。
また、議会自ら政策立案能力を持つための取り組み、行政としっかり向き合い「様々な提案に対するチェック機能の向上」への取り組み、更には、議会の透明性を高めるための取り組みや議員定数の問題も含め議会のあるべき姿について議論を重ねる等、より一層、積極的な議会改革に努めなければなりません。
議会が市民の負託に応え、責務を果すためには「市民感覚重視・市民目線での活動」が必要です。
より市民に開かれた議会を目指し、委員会活動の活性化・充実を図るとともに、「わかりやすい議会運営」への取り組みも必要になります。
更には、様々な議員の不祥事が取り沙汰される、今、議会の透明性を高める取り組みも必要です。
私たち、根室市議会は、「言論の府・合議制の機関」である議会の活性化、見える化に取り組まなければなりません。
私は、大好きなこのまちのために、誠実に、勇気をもって、粘り強く、また、未来志向で、山積する地域課題に取り組む二元代表制の一翼担う議会の活性化に全身全霊を傾け、自らも自分自身をさらに厳しく律し、市民に信頼される議会運営に取り組んでまいります。
以上 決意表明といたします。
なお、副議長には議長経験者でもある遠藤輝宣議員が当選。
各常任委員会、特別委員会の配置、正副委員長の選任も行われ、私は、文教、厚生常任委員会、水産対策特別委員会に所属することになりました。
なお、この開会議会では、病院事業会計の「病院職員の待機手当・呼出手当」の新設に伴う予算措置(職員手当等 2,648千円の追加)について、提案があり、前回一致で可決しました。
以上
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