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2010年9月

2010年9月26日 (日)

第56回根室市児童生徒音楽大会

9/26 9:30 56回目の児童生徒音楽大会が文化会館大・小ホールで開催されました。

今年の延参加児童生徒は1221名。昨年から審査の集計作業をお手伝いしています。

午前10時から大ホールで合唱の部(16団体参加)が行われました。年々、参加団体も増え、子供たちの晴れ姿を見ようと、会場は、ご家族の方々でほぼ満席。

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子供たちの澄んだ声を聴くと、心が洗われます。

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1000席のホールがいっぱいになることは中々ありませんが、どうですか!

こんなに沢山の観客の前で歌える子供たちも幸せですね。いい思い出になると思います。

合唱の部のほか、器楽、独唱、電子オルガン、ピアノ小学校3年生以下、ピアノ小学校6年生以下、そして、ピアノ中高生の7部門で、児童生徒の素晴らしい音色が会場に響き渡りました。

午後7時から表彰式が行われ、各部門で市長賞、教育長賞、音楽協会長賞、ソロプチミスト賞、大地みらい信金賞、入賞、奨励賞が授与されました。

入賞した子供たちも、残念ながら賞をもらえなかった子供たちも皆頑張ったと思います。

また、来年も頑張って下さいね!

市民参加の議会を考える その2

病院建設問題に関する行政の市民参加組織は、「市立根室病院整備市民委員会」(以下「市民委員会」)と「市立病院財政再建対策特別委員会」(以下「財政再建委員会」)です。

議会には、「市立病院建設等に関する特別委員会」(以下「病特委員会」)が設置されています。

新病院建設については、市民委員会と病特委員会の作業が同時進行で行われ、議会は、一般質問や予算・決算審査でも審議を行ってきました。

市民委員会から議会審議を問題視する意見がありましたが、市民委員会と議会が議論する様な場面はありませんので「民意」と「議会」の答えが異なることはあり得ることで、市民委員会に参加されている皆さんから「議会はなにを考えているのか」という意見がでてくることもやむを得ないものと考えます。

財政再建委員会は、病院の経営面に関する諮問機関ですから、起債対象の前提となる「改革プラン」や「収支見通し」等はこの委員会へ諮るのが流れだとおもいます。病特委員会はこの事も含め、病院建設計画が無理のないプランなのかを審議してきたわけです。市民委員会でも当然財政論議はあったものと思いますが、市民委員会と財政再建委員会の役割のすみ分け、交通整理が行政側に必要だったものと考えます。

そもそも、同じ課題を市民委員会、財政再建委員会、そして、病特委員会で同時に、単なる意見交換の場の様な設定で議論を続けることに無理があったのではないかと考えています。議会は、市長の諮問機関ではありませんが、この一年間の審議内容を振り返ってみると、行政内部の一追認機関の様な位置づけになっている様にも見えます。この事を議会が自ら変えていかなければならないものと、私は、考えます。

先日、病特委員会理事会に示された、平面図には、基本構想や積み残し課題の議論が進まない中で話し合いを続けた新病院の機能面に関する審議内容と比べると、患者家族等利用者のアメニティや利便性に関する部分が取りやめ或いは大きく削減になっており、さらには、患者用駐車場を利用するドクターヘリ用のヘリポートが盛り込まれたり、本来であれば、説明・再検討といった手順が必要な事項でありながら、簡単な説明で済ませ議論も交わさないまま市民委員会、病特委員会の承認を得ようとする進め方は、民意が反映された作業順とは言い難いのではないでしょうか。

明らかに、市民不在の作業であり、これまでの取り組みも、単に、市民参加でやっているとう行政サイドの既成事実のおぜん立てづくりに見えてしまいます。(そう感じるのは私だけなのかもしれませんが...)議会がもっとチェック機関としての役割を果たさなければならないと思います。

次に、特別委員会がこの病院問題をどこまで審議するかについても考えなければなりません。

今回、整備市民委員会同様、病特委員会も役割を終えたとする考えが病特委員長より理事会に提案がありましたが、これは、「議会が審議できるのは総合計画同様基本構想までとする」という考えに基づくものです。

昨年7月の段階で病特委員会としては病院建設に関する「基本構想」を承認しておりその時点で役目は終わったとしながら、役目を終える前に確認が必要であった3つの問題点について、積み残し課題と位置付け委員会を存続しました。

しかし、改選後に新たに設置された病特委員会では、市が資料提出をできなかったことから、三つの積み残し課題については審議することなく現在に至っていますが、この3つの積み残し課題についても、下記のとおりの判断をしています。

(1)療養病床の問題については、一般質問の中で、市長が市内の老健施設や特別養護老人ホームでの増床を持ってカバーするという考えが示されたので、特別委員会での審議は不要。

(2)一般繰出金、建設費用を含む病院の収支計画についても、起債申請が認められたことで、特別委員会での審議は終了。今後は、一般質問や予算・決算審査において議会論議が可能。

(3)議会審議は「基本構想」までであり、起債の承認により事業内容が認められ事業実施が可能となることから、病特委員会の役割は終了。

この事に対して新病院建設費を含めた収支見通の確認や一般会計繰出金の見通しについても委員会の役目として確認が必要だとする意見があり(私も同じ考えです)、現在、その調整中ということになっている訳です。

現状の手法では、議会審議のプロセスに「民意」が反映されているとは言い難い状況であり、また、議員間の議論も足りないと考えます。特に、議員間の討議の必要性を感じています。

病特委員会は公開であり、議事録も公開されていますが、市民が委員会室には入りづらいですし、膨大な発言記録を熟読精査するのも大変です、議会の審議経過が不透明といわれてもしかたのない状況と思っています。議会が組織として分かり易く資料を整理し、自ら広報活動を行う様な情報開示の手法を考えていかなければならないと思っています。

病院建設は根室市民にとって、最大の関心事であり、市民の命と健康を守るための大事業です。にもかかわらずズルズルと様々不透明なまま、年明けには着工です。そして、再来年の秋には病院が完成します。

病院の経営状態はどうなのか?医師や看護師の招へい対策はどうなのか?一般会計はいつまで病院の収支不足を補い続けることができるのか?根室の地域医療は大丈夫なのか?
といった市民不安を払しょくするような情報発信力が行政、議会ともに欠けていると考えます。

事業実施に伴う良いことも悪いことも含め様々な可能性をしっかり理解して、覚悟を持って、市民が一丸となって病院建設に取り組んでいきたいものです。

議会改革は、このようなことを踏まえ、市民参加の議会に求められる「議会報告会」「議員間の自由討議」、更には、議会が自ら「付属機関、調査機関の設置」、そして、「議会の議決事項の拡大」等を行っていかなければならないものと考えます。

また、議会が市民とどの様に向き合うのか、「組織」としての議会はどうあるべきか等についても答えを出していかなければならないと思います。

市民参加の議会を考える その1

議会改革については、2つの小委員会に分かれ12月末までテーマを決めながら検討を進めることになっています。

私は委員ではありませんので、委員会を傍聴しながら、並行して、自主的な勉強会を続けて行く考えです。

現在、私も「市民参加の議会のあり方」について整理をしていますが、病院建設の進め方をベースに現状の市民、行政、議会の関係を基にして考えてみたいと思います。

その前に一般論として少し整理してみたいと思います。

議会は「行政チェック機能に編重」、「行政の意思決定追認」機関になっているのではないかという指摘があります。

行政は、既に、「市民参加」の手法を取り入れており、政策立案過程の節目に市民参加を募り、「民意」を反映し方針や政策を具現化し条例や各種施策へ反映しています。

「民意」を反映した条例案や施策案が議会に提出され議会の議決・承認を得ることになりますが、「民意」を反映する手法を経た案が議会で否決、不承認となることもあります。

政策策定段階に参加した市民は議会に対して、当然、不信感を持つわけです。

行政への市民参加がより進み「民意」としてまとめられた考えと異なる議会の判断が多くなれば、議会に対する不信感から、そんな議会は必要ないという「議会不要論」も出てきます。

議会がどれだけ「民意」を反映し判断をしているかを考えなければなりません。

現状の議会は、議員個々が情報収集を行い、個人や会派の判断に基づき、常任委員会、予算審査特別委員会などで行政に対し質問や意見を述べ、そのやり取りの結果を踏まえ議決という手順を踏むわけですが、最後の判断は議員個々に委ねられるわけです。

この様な議会審議の流れでは、議会が「組織」として十分な機能を発揮しているとは言えないのかもしれません。

「民意」を反映した条例案や施策案に対して別の答えを出す場合、議会は組織として行った意思決定のプロセスを明らかにするなど、議会の透明性を高め、市民に伝える作業が必要になると思います。

これまで、政策立案過程に議会が参加することはほとんどなく、議会に上程された案件(=既に「民意」を反映し策定された条例案、予算案等)の審議をおこなうことになりますので、「行政チェック機能に編重した」、「行政の意思決定追認」機関といった評価をされてしまうわけです。

議会も条例提案ができるわけですから、議会が「組織」として政策立案能力を高めて行くことが必要です。

議会が政策立案をするためには、行政同様、多くの市民の声を反映させる作業が必要になりますので、議会が自ら市民と向き合う組織の整備も行わなければなりません。

もう一つポイントとなるのが、行政の執行権に比べ、議会の議決権は限定的であるという点です。

議決権のない部分については、議会が組織として議論する場がありませんので、一般質問や予算審査等で意見を述べるのみで、行政の執行権に優位性があります。

例えば、総合計画は、まちづくりの目標や目指していく将来の姿を定める最も基本となる指針であり、「基本構想」、「基本計画」から成りたっており、地方自治法第2条第4項の規定では、「基本構想」は議会の議決が必要とされていますが、「基本計画」には定めがありません。

地方分権の時代、市民参加の議会を考えて行く上で、「基本計画」についても議会がチェック機能を果たして行く必要性があるとする考えから、独自に議会の議決権を拡大する動きがでてきているわけです。

総合計画以外の行政が策定する各種計画・プラン等にもこの考え方が広まっています。

議会の守備範囲を広げ、市民参加の議会を目指して行くためには、議会は自ら、政策立案能力やチェック機能の向上、情報公開の充実と市民参加への取り組み等積極的な改革が求められるものと考えます。

長くなってしまいましたが、以上の事を踏まえその2で、病院建設の問題に当てはめて考えてみたいと思います。

2010年9月23日 (木)

ブログに寄せられたコメントに対して...

>ebisuさんのブログが市立病院内事で炎上していますね。
>でも議会ではさっぱりのようですが。
>いずれにしても市議会の議題は何と抽象的なんでしょうか。

私のブログにこの様な書き込みがありました。私も読んでいるブログに関する話です。

病院の内部事情に相当詳しい方々数名がコメント投稿されている様です。

医師の退任に関しても様々な書き込みが行われていますが、真実はご本人にお聞きしなければ判りませんので、その様な機会を持ち合わせない自分がその事について述べることはできません。

しかし、今回、ブログという匿名性を生かした情報発信ツールを使い、これだけ多くの病院の内部情報が発信されたことについて、市、病院事務局は事の重大性を考えるべきだと思います。

荒川前院長、そして、9月末日付けで退職される竹内副院長、更には退職予定のある外科医師等の市の発表のタイミングがあまりにも遅すぎます。少なくとも院内で医師が患者さんに説明をはじめると同時に院内掲示、市民周知が必要なのではないでしょうか?

病院が説明しなくとも、受診された患者さんからその話が広がるのは当然です。荒川前院長の件では、議場でも市民周知の遅さは指摘しましたが、産婦人科医師の赴任中止なども含めいつも非常にぎりぎりの発表であったことは残念でなりません。

ただし、前にも書きましたが、医師の異動に関しては、相手方のある非常にデリケートな問題を抱えていることも事実ですので、様々なバランスの中で発表するタイミングを計らざるを得ない面もあると思いますが、ブログをはじめ医師のネットワーク等を通じて良い情報も悪い情報もあっという間に流れますので、真実を最善のタイミングで発表する姿勢が必要なのではないでしょうか。

医師招へいの問題で私達が忘れてはならないことは、平成18年度末に医師が3名にまで減り、現在の体制に復活するまでの間、北海道、札医大、旭川医大、姉妹都市の黒部市民病院、国立病院機構等々多くのご支援をいただいたこと、そして根室のためにと赴任いただいた多くの医師への感謝の気持ちです。

あれからまだ4年目です。全国的にもまだまた医師不足が続いており、そう簡単に潤沢な医師招へいができるわけではありません。そういった状況の中、今の状態はどうなんでしょうか?「のど元過ぎれば熱さ忘れる」ようなことではだめです。あの大変な事態を決して忘れてはいけません。

私達市民一人ひとりができることは小さいかもしれませんが、先生方を大切に思う気持ち、暖かく迎え入れる気持ち、そして、別れる時も感謝の気持ちをもって見送ることはできるのではないでしょうか?

しかし、市民周知がなかった荒川院長、竹内副院長にはそれが出来ませんでした。こういったことが結果として「根室市民は医者を大切にしない」といった評価に繋がってゆくわけです。

新病院建設の問題についても情報開示不足が市民不安の原因です。私は1年間視点を変えながらこの点を指摘し続けてきましたが、市長は、今行っている以上の情報公開は必要なく、市民には、必要な情報を伝えていると答弁しています。(何度もこのブログで報告しています。)

しかしながら、肝心かなめの収支計画や病院改革プランの当初計画との乖離に対する修正内容もいまだに示されていません。

私を含め多くの市民は病院建設に反対はしていませんが、医師、看護師等の動向を含め病院の経営が成り立つかどうか、更には、現時点で10億円から12億円と試算されている繰出金を何時まで市は続けられるのか、更に繰出額が増える可能性があるのではとないかといった様々な疑問に対する説明が無いことに不安を感じています。(議会でも問い続けている事項です。)

これらのことが、ebisuさんのブログに様々な角度からコメントとして書き込まれたのではないでしょうか...

ebisuさんのブログは、何度も読み返しました。悲しいですね。私達は、この4年間なにをやってきたんでしょうか?

整備市民委員会が役目を終えたと7年間の活動に終止符を打ちました。議会も病特委の役目は終えたとして委員長より解散の提案がありましたが、意見が分かれ、各会派代表者会議で協議されることになっています。

先日も病特委理事会の報告にも書きました通り、私は、経営見通しが明らかになるまでの間は委員会を継続すべきと考えています。

議会に対するご意見は真摯に受け止め、反省し、できる限り努力していきたいと思います。

少し期間が空いてしまいましたが、10月上旬には4回目の活動報告会もやりたいと思っています。

皆さんのお話も聞きたいと思っています。

2010年9月22日 (水)

第2回議会改革等調査特別委員会「第1小委員会」傍聴

9/22 10:00 議会改革調査等特別委員会「第1小委員会」が開催されました。

今回は、地方自治法を中心とした市民参加と市民への情報公開について意見交換を行いました。

・議会がやるべきことをしていれば、市民は不満を持たないはず。
・今、市民が求めているのは、議員定数の削減であり、この議論も早めるべきではないか。
・市民が参加したくなるような議会を目指すことが必要。
・議会改革に市民がどう参加するか?また市民の理解を得られるかが課題である。
・議会が自ら市民に近づいていくことが重要。
・市民に対する情報公開・説明責任を果たしていなかったとは思わないが、行き届いていなかったのも事実である。
・議会が満足していても市民の理解を得られないケースもある。
・議会に市民がどの様に参加するか?(アンケート、議会市民モニター等の検討も必要か)
・議会への市民参加は法109条に基づく公聴会の開催や参考人の出頭、法124条の請願等があるが、制度の積極的な活用と範囲の拡大等の検討が必要。
・議会が市民からの意見や要望を処理、対応するツールがない。
・法109条についても研究が必要。議会への陳情も議長のみが受けるのではなく、特別委員会や委員会への報告なども行う必要がある。
・市民報告会も必要であり、機関として行う事が原則。
・市民参加と情報公開を両輪でやるべき。(市民が参加したくなる。不満を持たないよう)
・市民参加のための議会の組織、体制等をどうするか?
・議会が改革を進めても、その受け皿である行政が噛み合わなければならない。
・行政が進める計画段階で議会がどの様な役割を果たすかも検討が必要(第2章委員会)
・市民が政策提言できる議会、市民と向き合う議会(議会報告会、議会モニター、パブリックコメントの活用、タウンミーティング等)、議会の情報公開がポイント

次回は10月中旬に、今日の議論を精査し整理したうえで、さらに詰めた議論を行う。

第2回議会改革等調査特別委員会「第2小委員会」傍聴

9/21 10:00 議会改革調査等特別委員会「第2小委員会」が開催されました。

2回目の小委員会では、議会の議決事項の追加・拡大について、その意義と法的根拠を確認。

議会の議決事項については、地方自治法(以下「法」とします。)第96条第1項に規定されているが、首長がもつ強力な執行権(法第149条)に対しては、限定的である。

地方分権の時代、法第96条第2項により条例に基づく議決事件の追加を行う議会も増えており、この第2項をどういかすかが問われている。

このことから、議会の議決事項15項目について、根室市の条例との関係を含めその内容を確認。(市担当者より説明あり)

また、市には各種計画・プラン等がありますが、議決必要とされている範囲は、総合計画の基本構想や過疎法に基づく「市町村計画の策定」に限られていることから、
法第96条第2項に基づく議決事項の追加・拡大を検討する前提として、各種計画・プラン等を確認。(市担当者より説明あり)

各種計画等策定段階では、議会に事前説明・報告のないケースも多々あり、法96条第2項を検討する上で、小委員会委員の認識を深めるため、市の各種計画・プランを全て網羅した資料を取りまとめ、その中から検討項目を絞り込む作業を行うことになりました。

以下参考


地方自治法第96条第1項

第1号 条例制定又は改廃

第2号 予算議決

第3号 決算認定

第4号 地方税の賦課徴収又は分担金等の徴収

第5号 工事請負契約等の締結 (根室市は1億5,000万円以上の工事又は製造の請負)

第6号 財産の交換、無償譲渡等(条例で定める場合を除く)

第7号 不動産の信託

第8号 財産の取得又は処分

第9条 負担付きの寄附又は贈与

第10条 権利の放棄

第11条 公の施設の長期かつ独占的な利用

第12条 訴えの提起、和解等

第13条 損害賠償額の決定

第14条 公共的団体等の活動の総合調整

第15条 その他法律等により議会の権限に属する事項


地方自治法第96条第2項

前項に定めるものを除くほか、普通地方公共団体は、条例で普通地方公共団体に関する事件(法定受託事務に係るものを除く。)につき議会の議決すべきものを定めることができる。

2010年9月20日 (月)

根室さんま祭り

9月18日,19日の二日間根室さんま祭りが開催されました。

不漁でさんまが準備できるか心配されていましたが、例年通り4.8トンの炭焼きさんまの無料配布も行われました。25尾入りの箱売りは、漁価高のため昨年より700円高い2000円で販売されましたが、二日間で準備した4000箱を完売しました。

二日目はあいにくの雨で、来場者は例年より3割ほど落ち込ちこみやや寂しい結果でした。

私も、初日は飲食コーナーをお手伝いし、ニ日目は、イーストポイントジャズオーケストラのメンバーとしてステージ部門に参加しました。

実行委員会、ボランティアスタッフの皆さんお疲れ様でした。

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2010年9月17日 (金)

まちづくり政策勉強会スタート!

9/16 16:00 議員有志(4名)ではじめることにした「まちづくり政策勉強会」の第1回目を行いました。

最初のテーマは、「議会改革」です。議会改革調査等特別委員会が小委員会を設置し検討作業に入りましたが、委員会に所属していない議員も会議の傍聴にとどまることなく、様々な視点から自らの考えを整理しておかなけれなりませんので、テーマを絞りながら意見交換をしてゆくことにしました。

第1回目は議会への市民参加・情報公開のあり方、市民参加型の議会基本条例をテーマにしました。

検討用にまとめた資料です。 (PDFファイル)参考まで!

市民参加型のポイントとして議会報告会、陳情・請願者の意見陳述、議員間の自由討議をどのように取り入れて行くのかが課題です。

また、議員個人ではなく議会という組織で活動できるかがもう一つの課題です。

市民への説明責任を果たし、市民との意見交換を踏まえ、議員間討議を行い、機関としての意思形成・決定といったプロセスを踏んでいかなければ、議会が自ら政策立案を行うことは難しいものと考えます。

しばらく、議会改革を中心に進めますが、まちづくりに関する様々なテーマについて情報収集、意見交換等を継続して行く予定です。

病院建設等に関する特別委員会理事会に出席

9/16 10:00 病院建設等に関する特別委員会の理事会がありました。

内容は、22日開催予定(結果的には延期)の委員会開催の準備で、新病院建設に係る起債申請の経過説明、新病院建設作業スケジュール、病床数135床への変更に伴う各フロアーの配置見直し内容案について、病院事務局から説明を受け、会議の進め方などの確認です。

起債申請については、4/27に起債申請手続きを行い、9/13に北海道から起債同意予定通知があり、これを受けて10/22に起債許可となるようです。これは、今年度借入公営企業債分の約6千8百万円の手続きです。残りの過疎債分については、年明けの申請手続きになるとのこと。

起債申請対象事業費につては、4/15の申請内容に医療情報システム3億円を加えた、約55億3千万円。

北海道の助言を受けながら、収支計画の見直しを行い提出したとの説明がありました。

具体的には、収入面では、産婦人科の常勤化ができなかったことによる影響1日当たり入院患者△2.4名(22年度のみ)、泌尿器科医師退職による影響一日当たり外来患者数△10名(22年度以降毎年度)を調整。

費用面では、人件費(看護師の増)、企業債の繰り上げ償還(現病院取り壊しに伴う残債分)、資産購入費の増(医療情報システムの整備)、患者減に伴う材料費の減等を調整。

この結果、一般会計繰入金は平成22年度965百万円(896千円増)平成24年度1,195百万円(139百万円増)、平成26年度には12億円(91百万円増)となるという計画で起債申請を行っています。

この数字は、8月までの患者動向と乖離のある申請であり、実際の経営状況との乖離に対する対策、更には、改革プランの改善計画内容との乖離についても確認する必要があると思います。(特別委員会で確認したいと思っています。)
※平成22年度の入院患者 起債申請104.9名 → 7月末実績 93.8名、 外来患者数 起債 578.3名→7月末実績 528.2名

次に、新病院建設作業スケジュールですが、12月から現病院の一部解体工事等がはじまり、来年2月から建設主体工事もスタート、平成24年秋オープン予定です。

このため、10月の第3回定例会に補正予算案が提出される予定です。

また、工事着工により不足が生じる駐車場スペースの代替候補地についても説明がありました。(まだ確定していません。)

次に、病床数135床にしたこと等による各部門の配置、面積等の見直し案について説明がありました。

面積的は全体で200平方メートル減。(地下部分で約150平方メートルの減、病棟部分はフロアー別に増減があり50平方メートル程の減)

昨日いただいた平面図と前回の図面を比較してみましたが、レストラン・喫茶、コインロッカー、ランチルーム等患者・家族に関する機能が削減されました。病室は3階一人部屋3床減、4階は4人部屋3床減になりましたが、4階の病棟患者観察が2室40平方メートルから5室約144平方メートルに増え、3階には医師休憩室、職員休憩室が新たに設けられています。

レストラン・喫茶については、何故、取りやめにしたのか昨日の理事会で質問しましたが起債対象になじまないとの指導をうけ設けない判断をしたという説明でした... どこの病院にもあるのですが...

終わりに、麻酔科医師が9月10日付けで退職届が提出され9月末日付けで退職する旨報告がありました。(竹内副院長有難うございました。)

今後は、札幌医科大区等から短期出張医師の応援をいただき予定手術のみを行い、麻酔が必要な救急患者については釧路への搬送になるとのこと。

また、外科医師1名も退職予定である旨説明がありました。

病院事務局から以上の様な説明があり、この内容について9/22日特別委員会を開催することで調整を行いましたが、同時に、次の委員会をもってこの特別委員会を終了したいとの委員長提案があり、この点については、意見が分かれましたので、各会派代表者会議を開催し、その判断の下進めることとし、次回22日の委員会については延期になりました。

委員会の役目が終わったとする考えは、
・委員会の役目は、基本構想・基本計画の策定までである。
・しかし、療養病床、一般会計繰出金、病院の収支見通しという積み残し課題があり委員会を存続させた。
・療養病床の問題は、介護型施設として民間に委ねるという結論を市長が出したことで、この委員会での論議は終了した。
・一般会計繰出金、病院の収支見通しについても、起債申請が認められたことで建設に関する問題を検討するこの委員会の役割は終了した。
・今後は、予算、決算審査、一般質問、代表質問、文教・厚生常任委員会において議論できる。
等に基づく判断です。

これに対して、医師確保の問題など不透明な要素もあり、収支見通しについては委員会での検討継続が必要であるとする意見がありました。

私も、起債申請に用いた収支見通しと現実の経営状況には大きな乖離がありますので、収支見通しについてはもっと踏み込んだ確認作業を行い、市民負担の伴う将来見通しを市民に伝え、全市民の覚悟をもって建設事業に取り組んで行かなければならないものと考えております。

委員会としてはいまだに経営問題については、詳細に渡った論議をしていませんので、次回の委員会に示される収支計画案、そして、病院改革プランの見直し案についても併せて確認していかなければならないものと考えます。

2010年9月16日 (木)

根室いきいき芸能まつり・医師と市民の集いに参加

9/15 13:00 根室いきいき芸能まつりの敬老セレモニーに出席しました。

老人福祉功労者への感謝状の贈呈、おじいちゃん・おばあちゃん似顔絵・敬老作文コンクール入賞者への賞状授与、敬老作文コンクール最優秀賞者の朗読等が行われました。

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18:00 根室公園バーベキューコーナーでねむろ医心伝信ネットワーク会議主催の「医師と市民の集い」が開催されました。

「日頃、お世話になっている先生方と秋の夕べをジンギスカンや地元魚介類を焼きながら楽しいひと時を過ごしましょう」とねむろ医心伝信ネットワーク会議交流部会が企画したものです。

市民70名、医師10名、スタッフ20名が参加しました。

サンマ、ほっき、タコのお刺身等々根室の魚介、根室牛のステーキ、ジンギスカンを食べながらの楽しい交流会でした。スタッフの皆さん有難うございます。

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毎週、木曜日、金曜日の二日間呼吸器外来診療のため札幌から来ていただいている平賀先生。 

今日16日も約60名の予約が入っているとのこと。来月80歳の誕生日。飛行機での移動とはいえ、毎週は大変だと思います。先日は、市立病院建設のためにと寄附されたりとふるさと根室のために、市立病院のためにご尽力いただき感謝、感謝です。

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