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2010年9月17日 (金)

病院建設等に関する特別委員会理事会に出席

9/16 10:00 病院建設等に関する特別委員会の理事会がありました。

内容は、22日開催予定(結果的には延期)の委員会開催の準備で、新病院建設に係る起債申請の経過説明、新病院建設作業スケジュール、病床数135床への変更に伴う各フロアーの配置見直し内容案について、病院事務局から説明を受け、会議の進め方などの確認です。

起債申請については、4/27に起債申請手続きを行い、9/13に北海道から起債同意予定通知があり、これを受けて10/22に起債許可となるようです。これは、今年度借入公営企業債分の約6千8百万円の手続きです。残りの過疎債分については、年明けの申請手続きになるとのこと。

起債申請対象事業費につては、4/15の申請内容に医療情報システム3億円を加えた、約55億3千万円。

北海道の助言を受けながら、収支計画の見直しを行い提出したとの説明がありました。

具体的には、収入面では、産婦人科の常勤化ができなかったことによる影響1日当たり入院患者△2.4名(22年度のみ)、泌尿器科医師退職による影響一日当たり外来患者数△10名(22年度以降毎年度)を調整。

費用面では、人件費(看護師の増)、企業債の繰り上げ償還(現病院取り壊しに伴う残債分)、資産購入費の増(医療情報システムの整備)、患者減に伴う材料費の減等を調整。

この結果、一般会計繰入金は平成22年度965百万円(896千円増)平成24年度1,195百万円(139百万円増)、平成26年度には12億円(91百万円増)となるという計画で起債申請を行っています。

この数字は、8月までの患者動向と乖離のある申請であり、実際の経営状況との乖離に対する対策、更には、改革プランの改善計画内容との乖離についても確認する必要があると思います。(特別委員会で確認したいと思っています。)
※平成22年度の入院患者 起債申請104.9名 → 7月末実績 93.8名、 外来患者数 起債 578.3名→7月末実績 528.2名

次に、新病院建設作業スケジュールですが、12月から現病院の一部解体工事等がはじまり、来年2月から建設主体工事もスタート、平成24年秋オープン予定です。

このため、10月の第3回定例会に補正予算案が提出される予定です。

また、工事着工により不足が生じる駐車場スペースの代替候補地についても説明がありました。(まだ確定していません。)

次に、病床数135床にしたこと等による各部門の配置、面積等の見直し案について説明がありました。

面積的は全体で200平方メートル減。(地下部分で約150平方メートルの減、病棟部分はフロアー別に増減があり50平方メートル程の減)

昨日いただいた平面図と前回の図面を比較してみましたが、レストラン・喫茶、コインロッカー、ランチルーム等患者・家族に関する機能が削減されました。病室は3階一人部屋3床減、4階は4人部屋3床減になりましたが、4階の病棟患者観察が2室40平方メートルから5室約144平方メートルに増え、3階には医師休憩室、職員休憩室が新たに設けられています。

レストラン・喫茶については、何故、取りやめにしたのか昨日の理事会で質問しましたが起債対象になじまないとの指導をうけ設けない判断をしたという説明でした... どこの病院にもあるのですが...

終わりに、麻酔科医師が9月10日付けで退職届が提出され9月末日付けで退職する旨報告がありました。(竹内副院長有難うございました。)

今後は、札幌医科大区等から短期出張医師の応援をいただき予定手術のみを行い、麻酔が必要な救急患者については釧路への搬送になるとのこと。

また、外科医師1名も退職予定である旨説明がありました。

病院事務局から以上の様な説明があり、この内容について9/22日特別委員会を開催することで調整を行いましたが、同時に、次の委員会をもってこの特別委員会を終了したいとの委員長提案があり、この点については、意見が分かれましたので、各会派代表者会議を開催し、その判断の下進めることとし、次回22日の委員会については延期になりました。

委員会の役目が終わったとする考えは、
・委員会の役目は、基本構想・基本計画の策定までである。
・しかし、療養病床、一般会計繰出金、病院の収支見通しという積み残し課題があり委員会を存続させた。
・療養病床の問題は、介護型施設として民間に委ねるという結論を市長が出したことで、この委員会での論議は終了した。
・一般会計繰出金、病院の収支見通しについても、起債申請が認められたことで建設に関する問題を検討するこの委員会の役割は終了した。
・今後は、予算、決算審査、一般質問、代表質問、文教・厚生常任委員会において議論できる。
等に基づく判断です。

これに対して、医師確保の問題など不透明な要素もあり、収支見通しについては委員会での検討継続が必要であるとする意見がありました。

私も、起債申請に用いた収支見通しと現実の経営状況には大きな乖離がありますので、収支見通しについてはもっと踏み込んだ確認作業を行い、市民負担の伴う将来見通しを市民に伝え、全市民の覚悟をもって建設事業に取り組んで行かなければならないものと考えております。

委員会としてはいまだに経営問題については、詳細に渡った論議をしていませんので、次回の委員会に示される収支計画案、そして、病院改革プランの見直し案についても併せて確認していかなければならないものと考えます。

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