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2010年9月

2010年9月15日 (水)

議員2年目!

皆さん お早うございます。

今日から市議会議員2年目がはじまります。

あっという間の一年でした。

立候補の際にお約束した根室市の最重要課題である新病院建設の問題をメインに一年間取り組んできましたが、振り返ってみると、挫折感、無力感といった言葉が先にでてきてしまいます。

粘り強さ、我慢強さが自分の信条だと思っていますが、新病院建設問題のこの一年間の議会論議や四月以降広報で建設概要が示された以外の進捗状況等がクローズされている状況を考えると我慢も限界です。

起債申請の前提と言っていた「病院改革プラン」も今日現在示されていません。8月までの経営状況も計画を大きく下回っていますし、医師や看護師等の招へい対策の状況も不透明です。今年の起債申請の状況については近々説明がある様ですが、起債申請は年度単位の申請になりますので次年度以降のことが心配です。

病院問題は、新築問題と経営改革をセットで考えていかなければなりませんので、引き続き、粘り強く取り組んでいきたいと思っています。

議会改革については、特別委員会が設置されやっと動き出しました。残念ながら委員会に入ることができませんでしたが、多くの市民の意見が寄せられた議員定数削減の問題、議会の情報公開や市民参加のあり方等早急に取り組むべき課題が山積していますので、委員会傍聴に並行して私自身の考えをまとめていきたいと思います。

出来る限りブログや活動報告会を通じ皆さんのお考えもお聞きし整理していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。。

ライフワークとして取り組んでいるビザなし交流サポーターズの活動等を通じ北方領土問題を考えておりますが、2年目は、この問題についても取り組んでいきたいと思います。

また、この一年間、市から示される様々な政策・施策案に対して自分自身が100%議員としてチェック機能を果たせたかと考えますと、勉強不足を感じることも多々ありましたので、2年目はこの点の克服にも取り組みたいと思っています。

一人で全て出来るとは思っておりませんので、議員有志で「まちづくり政策勉強会」を立ち上げ、情報交換、問題点の整理、政策チェック、対案作成、政策立案等々を行っていきたいと考えております。

現在の会派制の議会の中でどこまでできるか判りませんが、まずは、一歩前に踏み出すことにしました。明日、第1回目の勉強会を行うことも決まりました。

誠実、勇気、挑戦の気持ちを忘れることなく挑戦してまいりますので、よろしくお願いいたします。

2010年9月13日 (月)

各会派代表者会議・議会運営委員会にオブザーバー参加

9/13 11:00 各会派代表者会議、13:00 議会運営委員会が開催されました。

各会派代表者会議では、北川議員が会派新風を退会し無所属となった旨の説明があり、午後の議会運営委員会で、議席の変更、議員控室や各委員会の構成などについて具体的な協議を行いました。

その他、第3回市議会定例会の日程(案)や議案説明会の日程案等が示されました。

今のところ、10/12から10/29までの会期予定で、12日に市長の所信表明があり、その後、代表質問、一般質問の準備のため休会、10/26日から再会の予定です。

森山良子コンサートに思う...

9/12 13:00 前日にチケットの電話予約販売が行われた、チケット交換受付作業を手伝いました。 残念ながら売れ行きは芳しくなく、まだまだ残席があります。11/16(火)のコンサートですからこれからもう少しチケット販売を頑張らなければならない状況です。

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昨日、チケット交換をしながら考えていたのですが、チケットが売れない原因は、不景気の影響が大きいと思いますが、人口の減少、加えて高齢化による影響もかなりあるのではないでしょうか?

仮に2万人がコンサートなどに来ることのできる対象者と考えると、1%で200名です。1000人のホールをいっぱいにするためには5%の方々にチケットを買っていただく必要があるわけです。対象人口が減ればさらにその率を上げなければ集客は難しくなります。

今は、まさに悪循環です。集客力のある演奏家はギャランティも高く、そこを抑えると入場者が少なくなるわけです。釧路市であれば、市民の1%の集客で1000名のホールを埋めることもできますし、収支面でも成り立つわけです。

そう考えると、文化会館の大ホール1000席をいっぱいにする様なコンサート等の企画・招へいには、相当難しい判断が必要であり、また、リスクも伴うことになります。

今回のコンサートは事業協会主催の事業です。前にも書きましたが、事業協会の補助金は1000万円から年々カットされ、今年の市補助金は250万円です。

森山良子さんのコンサートは公演料、諸経費を含め700万円を超える事業費になります。 市補助金を除くと450万円のチケット収入が必要になります。6500円のチケット単価ですから、700枚(人)の入場で収支が合う計算です。

チケット収入が目標を達成できなかったり、他の助成金等の確保ができなければ、今年は、この1事業しかできないわけです。

公演料はプロダクションや興行先と当然交渉はしていますが、かなり高額で、500万円から1000万円、ミュージシャンによっては1000万円を超えるケースもあります。

景気の良い時期は、企業もメセナとして文化振興等への支援を行いますが、不況下では一番先に切られる部分でもあります。現況、こういった考えは、行政も一緒なのかもしれません。

私は、教育、芸術文化、スポーツの振興対策も人口問題を考えて行く上で重要なファクターであり、若い世代にとって魅力あるまちづくりを進めなければ、人口流失に歯止めはかからないと思います。もちろん、ベースとなる地域経済活動の活性化・雇用創出が前提ではありますが…

ちょっと話がそれましたが、この悪循環の流れの中では、若い人たちが希望するような演奏家等の招へいやイベントの企画は大変厳しいものがあると思います。

年に1公演しか企画できない事業協会の活動にも疑問を感じていますが、少なくとも、これまで、市民による企画立案・運営、そして、補助金の3倍近い事業規模を維持してきた、この活動は、地域の文化振興に貢献できたと思っています。

しかしながら、予算規模が4分の1になってしまったいま、厳しい経済状況の下、企業メセナへの期待も難しいわけですから、事業協会の活動拠点を小ホールに切り替える等、活動のあり方を見直す時期なのかもしれません。

まちづくり、地域おこしの中でも直接的な効果の見えない、こういった芸術、文化の分野の評価は非常に難しく、ともすると優先順位が下げられてしまいますが、じっくりと腰をすえて、思いを込めて、将来に夢をもって取り組んでいかなければならないことと思っております。

2010年9月12日 (日)

議会改革等特別委員会各小委員会傍聴

9/10 議会改革調査等特別委員会の2つの小委員会が開催されました。

午前10:00 第2小委員会開催

第2小委員会は「行政と議会の関係」を主たるテーマに検討を行います。

今回は、初の委員会ということで、今後検討すべき項目の整理と委員会の進め方等が協議されました。

検討すべき課題は次の5項目に整理されました。

1)議会の果たすべき役割

2)役割を発揮できる議決事項の拡大

3)議会機能(チェック機能)を充実させるための具体的検討課題

4)議員定数問題と議員報酬のあり方

5)議員の政策能力をどう向上させるか

これらの項目について、12月末まで小委員会で検討が行われます。

次回は、9/21に「役割を発揮できる議決事項」をテーマに、根室市の現状を押さえた上で課題を整理し、更に、憲法、地方自治法の問題についても整理したうえで、議会の役割を発揮できる議決事項範囲の拡大、追加の必要性を検討することになりました。

午後1:30 第1小委員会開催

第1小委員会は、「市民と議会の関係」を主たるテーマに検討を行います。

第2小委員会同様に今回が1回目の委員会で、今後の検討事項が確認されました。

この委員会は、市民への説明責任と情報公開、市民の意見(ニーズ)の把握、この2点を基に議会内の改革について検討を行います。また、議員定数及び議員報酬等についても検討を行うこととしました。

次回は、22日に、地方自治法の中に定められている市民参加と情報公開について踏み込んで検討することになりました。

1月には特別委員会として、各検討テーマについて中間報告を行う予定になっています。

2010年9月10日 (金)

長期日本語研修ロシア人との交流会

9/9 18:00 8月9日から一ヶ月間札幌で日本語研修を行っていたロシア人10名と夕食交流会を行いました。主催は「ビザなしサポーターズたんぽぽ」です。

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毎年続けて来ている方も何人もおり、また、四島訪問の際にお世話になった方もいましたので、言葉の壁もほとんど感じる事もなく、隣人・知人としての交流ができたものと思っています。

今回も参加者が30名近くになり全員がスピーチと言うわけにはいきませんでしたので、札幌で研修をしてきた10名のロシア人の方々に日本語で話をしていただきました。

敬語をしっかり使える方もいたり、それぞれ研修の成果が感じ取れるスピーチでした。

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色丹島から参加していた女性に島の知人によろしく伝えてほしいと話したところ、習ってきて平仮名でメモをとってくれました。こんな場面では、何時も、今年の冬はロシア語を勉強しようと思うのですが… 

スピーチの後は、ゲーム、そして、それぞれの国の歌を合唱するなど楽しい時間を共にすることができました。

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今朝は、6時から昨晩撮った写真を人数分プリントし8時30分には根室港へ見送りにいってきました。

ロサルゴサ号には、日本語研修のロシア人10名のほか、国後島を訪問する20名、択捉島を訪問する43名、国後島の白いヒグマ等の調査団が乗り込み9時過ぎに岸壁を離れました。

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日本側訪問団には、若い方が多く、択捉島へ向かった団員にはロシア語を学んでいる学生が10名程参加していました。

今回の住民交流会のテーマは「外国語を学ぶ喜びと難しさ」を予定しているとのこと。

2010年9月 6日 (月)

今年5回目の自由訪問団の見送り

9/6 9:00 今年5回目(最後)の自由訪問団の見送りに根室港へ行ってきました。

今回のメンバーは2泊3日のスケジュールで国後島を訪問します。2泊とも国後島古釜布(フルカマップ)の友好の家に宿泊。明日朝から、瀬石、古釜布等を視察する予定になっています。

出港前に訪問団長の挨拶がありましたが、その中で、「高齢でありこれが最後の訪問になるかもしれない」と寂しそうに言われた一言が気になりました。

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元島民の半数以上が既に他界し、生存している方々の平均年齢が77歳と高齢化が進んでいるわけですから、体力的にも、精神的にも限界を感じ返還運動、自由訪問や墓参への参加を断念される方が増えてくることはやむを得ないことと思います。

 

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2世、3世がそして返還要求運動原点の地根室市民一人ひとりが、しっかりと活動を受け継ぎ、粘り強く運動を継続し、更には、新たな視点にたった取り組みにもチャレンジすることが必要であると考えます。

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根室開港百周年記念 根室かに祭り

9月4日、5日の二日間根室港特設会場でかに祭りが開催されました。

二日とも好天に恵まれ(暑すぎです^^;)延べ18,100人もの人で賑わいました。

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メインの花咲がに6t、焼きがに、かにカレー、かにそば、かに弁当、てっぽう汁、かにみそこんにゃく、かにかきあげ丼、かに厚焼き玉子、かにピロシキ等々実行委員会が準備したかにづくしの各販売コーナーも大盛況でした。

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私も、昨年に引き続き、飲み物コーナーを2日間手伝いました。生ビールや清涼飲料水も飛ぶように売れました。

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ステージ部門では、「風蓮湖」を歌う山内恵介さんの人気には驚きました。2日ともイベントのトリを飾りましたが、この時間帯が人出のピークでした。歌がはじまると飲食コーナーもぱったり・・・7割くらいが女性客でした。

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次は、9/18,19のさんま祭りです。さんまの漁模様が心配ですが、こんな時こそイベントを皆で盛り上げたいものです。

2010年9月 3日 (金)

根室市総合防災訓練に参加

9/2 13:00 根室市総合防災訓練がありました。

メイン会場は、花咲港488-1(東埠頭 マイナス10m岸壁の背後地)。

根室市防災会議の構成機関18団体、協力機関14団体、総勢2841名参加の大規模な訓練です。

この訓練は、今後、起こりうる地震・津波災害を想定し、災害発生時における関係機関の迅速な初動体制の構築、また、各種の2次災害に対処するため根室市地域防災計画に基づく通信・避難・消火・救援等の訓練の実施、各関係機関との緊密な連携の強化や総合的な防災活動の効率的な実施並びに広く防災思想の普及を図ることが目的です。(開催要領より)

13時15分に根室半島南東沖でマグニチュード8.2の地震が発生したとの想定による訓練。

情報伝達訓練、通信訓練、避難誘導・広報訓練、情報収集・無線報告訓練、倒壊家屋救出訓練、緊急患者輸送訓練等34項目の訓練を行いました。

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花咲港の災害対策現地本部の様子

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手前は、車両事故救出救助訓練、後方のヘリコプターは北海道の防災ヘリで、被害者を釣り上げる緊急搬送訓練を行ったものです。

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消火訓練の様子

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海水から真水を作る装置。

機械の組み立てに15分真水ができるまでに約1時間。

実際に試飲してみましたが、普通の水と全くかわりませんでした。

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陸上自衛隊の炊飯車による炊き出し訓練で配られたカレーライス

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エルピーガス協会が行った炊飯袋にお米と水を入れガスコンロでご飯を炊く展示。

袋の中に入れる少量の水があれば、袋を温める水は泥水でもOKというもの。30分煮込めばできがりです。

食べて見ましたが、若干べたべたした感じでしたが、災害時と考えれば十分な味。

根室市は今後30年の間に震度6弱以上の地震発生の可能性が約70%と想定されている地域ですので、市民一人ひとりが防災意識を高めて行くことが必要です。

市民医療講演会に行ってきました。

9/1 19:00 根室商工会議所3F大ホールで開催された市民医療講演会へ行ってきました。

今回は、市立病院に6名(地域支援センター枠4名含む)の医師を派遣していただいている札幌医科大学の島本和明学長が講師でした。

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演題は「知って減らそう心臓病-ここまで進んだ診断と治療」。心臓病の原因やその予防方法、最新の診断技術や治療方法等について非常にわかりやすいお話を聞くことができました。

講演の冒頭、新医師臨床研修制度の導入後の医師不足の実態についてもお話がありました。

・道内185市町村のうち「お産の出来ない」市町村は145にもなっている。

・新医師臨床研修制度の導入により2年間医師の供給が全く止ってしまった。

・1年間に札幌医科大学で100名 道内3医育大学全体で250名の影響があった。

・東京、大阪等大都市圏の研修先を選択する者が多く、地方が大変な状況になった。

・札幌医科大では後期研修者が80人以上にまで復活してきたが、医師不足で苦労している地域の医療機関の希望に応え医師派遣を行うまでにはしばらくかかる。

といった内容でした。

心臓病のお話では、予防の大切さを痛感。北海道は検診率が低く、国民健康保険世帯は20%に満たない状況です。

※地域で検診率を高める努力が必要。

検査の技術も進歩しており、市立病院でも心エコー、24時間心電図、3D処理の出来る64列CTが導入されており、心臓カテーテル検査のできる体制が整っている点等についても紹介がありました。

1時間程の講演会でしたが大変参考になるお話でした。

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