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2016年1月26日 (火)

平成27年12月定例月議会一般質問 姉妹都市交流

4.姉妹都市交流について

 第9期総合計画では、姉妹都市・国際交流の推進が分野別計画にあげられ、姉妹都市との人的・文化的交流の推進や次代を担う子供たちの国際交流の推進が施策目標とされている。このことを踏まえ市長及び教育長に伺う。

【質問要旨】

(1)姉妹都市交流の現状に対する認識と今後の展開、姉妹都市交流の在り方について、市長の見解を伺う。

【市長答弁】

姉妹都市交流の現状に対する認識と今後の展開などについて

・黒部市とは、昭和51年10月に姉妹都市を提携し、以来、教育、文化、スポーツをはじめ、医療や物産、さらには人事交流など、様々な交流を積極的に展開している。

・シトカ市とは、昭和50年12月の姉妹都市提携以降、親善使節団による交流をはじめ、交換留学生の相互派遣や、市民交流団の訪問などを行った。

・セベロクリリスク市とは、平成6年1月に姉妹都市を提携し、これまで青少年訪問団の受け入れや当市からは友好親善団が訪問するなど、人的交流を図ってきた。

・姉妹都市交流の現状としては、黒部市とは、現在においても様々な分野で、積極的な交流が継続されている。

・シトカ市、及びセベロクリリスク市については、北洋漁業からの撤退など、互いを取り巻く環境が大きく変化し、経済的な人的交流や、その効果が見込めなくなったこと等により 交流は停滞し、現在では新春メッセージの交換に留まっているのが実情。

・ご指摘のとおり、海外との姉妹都市交流については、第九期総合計画に掲げている「国際理解や国際交流の推進」にとって効果的なものであり、また、「国際化に向けた人材の育成」にもつながるものと認識しており、今後の国際姉妹都市交流の在り方について研究をしたい。

【質問要旨】

(2)本年度の新規事業である姉妹都市の黒部市を訪問した「根室市中高生友好のかけはし事業」についての評価と今後の展開について教育長に伺いたい。

【教育長答弁】

「根室市中高生友好のかけはし事業」についての評価と今後の展開について

・本事業は、根室の将来を担う中高生が、根室とゆかりのある地域を訪問し、地元の方々との交流や、その土地の産業、自然について学び、根室の良さを再認識し、併せて青少年のリーダーを養成することを目的に実施したもの。

・本年度の参加者は各学校から推薦のあった中学生が7名と高校生が2名であり、研修地としては、根室市に最もゆかりの深い姉妹都市である黒部市を選定した。

・研修の成果としては、黒部市の産業や歴史・文化、風土にふれることで、子供たちが郷土である根室市を再認識するとともに地元中学生と友好を深め、青少年リーダーとしての資質向上が図られるなど、大変意義のある研修になった。

・次年度においても今回の研修で培われた内容をさらに充実し、黒部市を研修地として事業を展開していきたい。

【質問骨子】

(3)次代を担う子供たちの国際交流の推進という視点から、アラスカ州シトカ市との中高生の交流事業の実施について、教育長の見解を伺いたい。

【教育長答弁】

中高生の国際交流事業について

・国際化が急速に拡大・進展する現代において、教育の分野でも広い視野を持つと同時に、異文化や異なる価値観を持つ人々と、いかに共生していくかを学ぶことは、児童生徒にとって重要である。

・学校においては、これまでも、外国語指導助手の積極的な活用や、総合的な学習の時間など様々な形で取組みを続けてきた。

・国際交流事業としては、北海道根室高等学校がアラスカ州シトカ市のシトカ高校と、また、花咲小学校が同市ベストニア小学校と姉妹校提携を行うなど、学校ぐるみの交流を実施してきた経緯がある。

・感受性豊かな時期に異なる歴史、文化、習慣に触れることは、国際的な意識や感覚を磨く上で有効なものであることと認識しており、今後とも国際交流の推進という観点において、市担当部署との連携が必要と考えている。


【再質問骨子】

・姉妹都市交流、特に、国際交流について、なぜこの様な状況になったのか整理、分析が必要。

・国際交流については、経済交流を中心にやってきたことに限界があったと認識されているわけであり、黒部市との交流が成功しているように人的交流を主眼とした交流で、もう一度仕切り直しをしてみる必要がある。

・特に、中高生の交流を柱にすべき。

・総合計画に掲げる次世代を担う子供たちの国際交流を主軸とした、新たな事業展開にスピード感をもって取り組むべきである。

【市長答弁】

国際姉妹都市との青少年交流について

・社会経済や文化のグローバル化、ボーダレス化の進展とともに、当市においても、国際理解や国際交流の推進に向けた取り組みが必要であると認識している。

・とりわけ次代を担う青少年に対し国際理解を深めるための施策を充実させていくことは重要である。

・教育委員会と連携し方策について研究したい。

【教育長答弁】

シトカ市との交流が停滞している理由等について

・両市の交流を仲介とするシトカ市在住の日本人の方が転出したことや地理的な問題、あるいは、言葉や学校体制の問題などが原因であると捉えている。

今後の取組について

・感受性豊かな時期に異なる文化、歴史、習慣に触れることは、国際的な認識、感覚を磨き上げるうえで有効な手段であり、次世代を担う子供たちの交流事業については、今後とも国際交流の推進という観点から市担当部署と連携していきたい。(一質と同じ答弁)


【意見として】

・時代は変わり、今はICTを活用しシームレスにどこの国の方たちとも交流ができます。

・はじめに切り口としてしっかり対面しお互いを理解しあうことから、その後の展開が広がります。

・子供達の語学教育にも役立つ事業であり、国際交流の視点、教育の視点の両方から検討が必要でしょうから、市長部局と教育委員会がしっかり協議され、できるだけ早期に方向性を示していただくなど、復活に向けた取り組みをしていただくことを要望します。

以上



※平成27年12月議会一般質問項目

1.市立根室病院の新たな経営ビジョンと医療従事者等職員の配置について 
 (1)  地域医療構想と新公立病院改革プラン策定作業の進捗状況について
 (2)  医療従事者等職員配置に対する考え方と職員採用計画について
 (3)  医療従事者等人材確保対策を進めていく上での地域課題と対策について
2.計画的で持続可能な財政運営について
 (1)  第六期行財政改革プランにおける財政的課題と目標設定について
 (2)  歳入・歳出各科目に対する具体的な数値目標設定について
 (3)  投資的事業の選択と市債発行に対する考え方について
 (4)  特別会計及び各事業会計繰出金に対する考え方について
3.根室市創生総合戦略事業と財源対策について 
4.姉妹都市交流について 

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