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2016年1月25日 (月)

平成27年12月定例月議会一般質問 財政問題2

2.計画的で持続可能な財政運営について

(2)歳入・歳出各科目に対する具体的な数値目標設定について

【質問骨子】

 「行財政改革プラン」では、国が定める早期健全化や財政再生の必要性を判断する、健全化判断比率以下とする目標値が示されているが、これらの基準に達する数値は、具体的にどの程度なのか、お示し願いたい。

 また、歳入・歳出各科目に、具体的な目標を設定すべきと考えるが見解を伺いたい。

【市長答弁】

健全化判断比率に達する数値について

・計画的で、持続可能な財政運営を目指す取組みを進めるうえで、健全化判断比率の基準値未満とすることを数値目標に掲げた。

・「将来負担比率」については、平成26年度で、約211億円の長期債残高が、412億円に増加した場合、350%の基準に達するものと試算。

・実質公債費比率」については、平成26年度で、約22億6千万円の長期債償還費が、 34億4千万円に増加した場合、単年度ベースにおいて、早期健全化基準である、25%に 達するものと試算。

・当該比率については、3ヵ年平均で算出することから、償還費が著しく増加した状況が、3年以上継続した場合に、 基準を超える恐れがあるものと捉えている。

・提言のあった各科目における目標設定に関しては、今後益々、厳しい財政状況が見込まれる中、歳出の性質別など、細部に着目した財政運営の必要性も感じている。

・しかし、全庁的な理解が不可欠であることなどから、予算編成にあたって、節別の要求基準を示すなどにより、細部への意識付けにも心がけて対処する。


【再質問要旨】

 答弁にあった、長期債残高で201億円、償還金で11億8千万円もの増加は、いずれも考えられず、目標数値として現実的ではないと考える。

 現状の財政状況が「硬直化している」と判断されているのであれば、より現実的な数値目標を設定し、市民・職員に「見える化」すべきと考えるが、見解を伺いたい。

【市長(部長)答弁】

財政運営に係る数値目標について

・「行財政改革プラン」に掲げている数値目標である「健全化判断比率」の基準値から逆算した金額については、様々な要素により算定

・当該比率について、簡易かつ機械的に、一般会計の長期債残高及び償還額のみの変更により試算したもの

・他の算定要素である償還費に対する交付税算入額や充当財源の状況なども考慮したうえで、適切な数値目標を設定するには困難な側面もありる。

・ご提言のありました、より現実的な数値目標と、その「見える化」について、今後、研究して参りたい。



※平成27年12月議会一般質問項目

1.市立根室病院の新たな経営ビジョンと医療従事者等職員の配置について 
 (1)  地域医療構想と新公立病院改革プラン策定作業の進捗状況について
 (2)  医療従事者等職員配置に対する考え方と職員採用計画について
 (3)  医療従事者等人材確保対策を進めていく上での地域課題と対策について
2.計画的で持続可能な財政運営について
 (1)  第六期行財政改革プランにおける財政的課題と目標設定について
 (2)  歳入・歳出各科目に対する具体的な数値目標設定について
 (3)  投資的事業の選択と市債発行に対する考え方について
 (4)  特別会計及び各事業会計繰出金に対する考え方について
3.根室市創生総合戦略事業と財源対策について 
4.姉妹都市交流について 

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