予算審査特別委員会(農林水産業費)
第1回市議会定例会 予算審査特別委員会3日目(3/19)農林水産業費の質疑内容です。
【農林水産業費】
●春国岱原生野鳥公園展望塔撤去工事 2,247千円
・撤去に至った経緯
→平成18年の大気圧による被害で利用できなくなった。
当時、解体を検討したが諸般の事情により解体できずにいた。
一昨年8月に侵入禁止のロープを乗り越え展望塔に上ろうとしてケガをした方がおり、一連の検討の中でとりこわすこととなった。
・春国岱原生野鳥公園は、野鳥の宝庫として知られる春国岱を原生野鳥公園にしようと昭和57年に野鳥公園構想策定され、木道等の整備が行われ平成7年のネーチャーセンターのオープンをもって全面供用開始され施設。
・根室市はバードウォッチングによる観光を目指そうとしている中で、その中心となる春国岱の施設の撤去は逆行した発想ではないか?
→展望塔の立ている地区は、道立自然公園内の第1種特別地区であり、現状維持を原則とする強い規制がされており、新たな整備等ができないことから、撤去に至った。
自然公園内には過去の低気圧により被害を受けた場所が他にもあるが、自然保護の観点から重機が入れず、そのままになっている所もある。
道立自然公園として規制がある中で、展望塔の撤去という判断に至ったわけであり、理解いただきたい。
・事情は理解しました、非常に分りづらい説明である。自然公園内は施設整備が簡単にできなことも分ったが、春国岱原生野鳥公園全体がどの様に地域分けになっているのか整理され示していただきたい。
・野鳥の宝庫をキーワードにバードウォッチング観光取り組んでいるわけであり、その中核の一つが春国岱だと思いますので、公園の位置づけや役割等も明確していいただきたい。
都道府県立自然公園 第一種特別地区(北海道のホームページより抜粋)
国立・国定公園に次ぐ自然の風景地で、都道府県を代表するものです。都道府県が指定し、自ら管理を行います。
それぞれの自然公園には、その自然景観の特色に応じた保護の方法や利用の仕方が、「公園計画」として定められています。そして、この計画に基づいて、木竹の伐採、建築物の設置など、自然環境に影響を及ぼす行為が規制されるとともに、キャンプ場や園地、自然探勝路、ビジターセンターなどの施設が計画的に整備されています。
特に、自然公園の区域は、他の産業や土地利用と調整することが重要なことから、保護の必要性の度合いに応じて、特別保護地区(国立・国定公園のみ)、第1種特別地域、第2種特別地域、第3種特別地域及び普通地域に細分されています。このうち、普通地域以外の区域(特別地域と総称)において建築物の設置や土石の採取などを行う場合には、許可を受ける必要があり、特に、特別保護地区と第1種特別地域では、現状維持を原則とする強い規制が行われています。なお、普通地域における行為については、許可は不要ですが、規模が大きいものについてはあらかじめ行為内容などを届け出ることが必要とされています。
※農林水産業費については、質問予定事項が他の議員と重複しましたのでこの一点のみの質疑となりました。
以下、質問予定をしていた主な事務・事業
農業委員会費
姉妹都市交流推進事業
黒部市農業委員交流事業補助金 1,683千円
※普通旅費 2,353千円(昨年は485千円、研修旅費355千円)?
青年就農給付金 4,500千円(新規制度)
青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図ることが目的
新規就農者に農業をはじめてから安定するまで最長5か年、年間150万円を給付
条件あり(45歳未満、[人・農地プラン]に位置付け、就農後の所得250万円未満)
H25年度は3名分予算措置
市民の森整備事業経費 4,081千円 昨年7,283千円
※工事請負費皆減
※原材料費 造成用資材 1,396千円 (昨年は126千円)
おさかな普及員会 3,300千円 (昨年 2,000千円)
ねむろ水産物ブランド推進事業 内容?
投資的経費一覧より
・ハナサキガニ資源増大対策事業 1,690千円
・根室物産PR事業 水産加工品 リーフレット作成経費 294千円
・根室のうま味開発普及プロジェクト推進事業 300千円
以上
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