予算審査特別委員会(労働費)
第1回市議会定例会 予算審査特別委員会3日目(3/19) 労働費の質疑内容です。
【労働費】
●勤労者福祉基金 30,000千円
・制度改正については、昨年から要望していた件であり、制度改正に取り組まれた点は評価する。
・金利体系(変動金利から固定金利へ)、保証人(保証人から連帯保証人へ)だけで、利用促進となるかは疑問であり、貸付限度額や貸付期間の見直しなども検討すべきではないか?
※貸付条件(参考)
住宅資金 貸付限度額500万円、貸付期間15年以内
修学資金 貸付限度額200万円、貸付期間10年以内
災害資金 貸付限度額300万円、差付期間10年以内
その他 ※修学資金と同様
→金融機関独自の貸付制度との関係もあり、調整の中で金利体系、保証人の見直しを行った。
・金融機関の事情も理解するが、勤労者のめに市が預託している基金であり、活用されなくては意味がない。是非、引き続き使い勝手の良い制度とするよう検討いただきたい。
※ホームページが見づらい。昨年も指摘しているが改善されていない。
※利用者目線にたち修正すべき。
●若年者等正規雇用奨励補助金 300千円
若年者等定住・就職奨励補助金 100千円
・昨年は若年者を雇い入れる企業への奨励金 1,500千円(1名300千円)、若年者本人の就業奨励金 500千円(1名100千円)を見込んでいたが、新年度はそれぞれ1名分しか措置されていない。実態はどうなっているのか?
→高卒3年以内、Uターン等後1年以内に根室市内の企業へ正規職員として就業した方、受け入れた企業への助成金。市に事前登録していただくことが条件。
現在、登録者は15名。残念ながら正規雇用者はいない。西浜地区の商業施設で求人があったが、全て非正規雇用であった。
市としては、正規雇用を要請している。
・厳しい雇用情勢であることは理解した。予算措置として、実績がないから1名分の措置でいいという考えは、いささか乱暴である。事業主へのアナウンスなど制度の活用について周知の徹底を図るべき。
●介護職員初任者研修課程講座委託料 1,785千円
※昨年度のホームヘルパー二級要請講座委託料1,053千円が制度改正により名称が変更
・昨年度の実績は?
→ 19名(全員高校生)が受講し、9名が市内の介護施設に就職。2年生の合格者や専門学校等進学の道を選んだ者もいる。
・資格取得講座には一定の効果がある様であり、今後、介護職員以外の職種についても検討されてはどうか?
以上
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