予算審査特別委員会(衛生費)
第1回市議会定例会 予算審査特別委員会2日目(3/18) 衛生費の質疑内容です。
【衛生費】
●合併処理浄化槽設置補助事業 14,537千円
・新築の専用住宅に合併処理浄化槽を設置する場合に限り、随時、補助金交付申請を受け付ける。(H24年度までは年度当初の予算枠内の受付のみ)
・予算枠を超えても受付をするのか?
→新築分について受付る予定。
●病院事業会計支出金について 1,474,402千円
・前年度当初予算に対する増減理由について
→基準外繰出金の収支均衡を図るための補助金が、昨年秋に病院事業会計から示された平成27年度までの収支見通しに基づき大幅に増額
H24年度 当初393,360千円 → H25年度600,875千円
・新病院完成、移転に伴う影響額もあるのでは?起債償還費等?
→ 病院の建設改良に伴う繰入が増額
H24年度 当初47,753千円 → H25年度 81,557千円
減額要因として新病院建設基金 129,992千円(※寄付金を充当)
※起債の元利償還は平成27,28年がピークになる
※更に基準内繰出が増える
・平成24年度の決算見込み額1,671,381千円、特に収支均衡を図るための補助金719,714千円は異常事態と言わざるを得ない。平成25年度の当初予算見込は600,875千円。この圧縮が経営改革の目標。一方、国の制度に基づく基準内繰入額が、平成25年度当初予算で858,235千円となっているが、この財源的な補てんはほとんどない。
現在、どの程度、国からの補てん財源があるのか?
→ 収支均衡を図るための補助金の圧縮が課題。企業会計としての努力が必要。
基準内繰入に占め財源補てん平成23年度決算ベースで
過疎債ソフト事業としての充当額141,700千円
普通交付税の基準財政需要額としての算入額 約220,000千円
特別交付税分として約140,000千円
・交付税算入分は基準財政需要額を算定するための基礎数値であり、100%補てんされているとは言えないのでは?基準内繰入分に対する国等の支援についてこれまで以上に強く要請する必要があるのでは?
→全国市長会等を通じて要請を続ける。「地域の特殊事情」として特別交付税措置についても要望を続けている。
・15億円を超える繰出金は異常事態である。基準外繰出金、特に、収支均衡を図るための繰出金6億円の圧縮が課題であり、全市的な取り組み、財政部門がチェック機能を果たす必要があるのでは?定期的、計画的に病院事業会計のチェックを行っていただきたい。
→全庁的な問題として捉えている。チェック体制を強化する。
以上
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