予算審査特別委員会(消防費)
第1回市議会定例会 予算審査特別委員会1日目(3/15) 消防費の質疑内容です。
【消防費】
●消防車両整備事業経費 126,216千円
・屈折はしご付消防自動車の更新→計画的に行われている更新事業なのか?
・消防救急デジタル無線整備 当初H24-26の3か年計画の事業であったが、国の補助制度を活用し単年度事業になった。
・消防における施設整備、機器整備に関する計画は総合計画にどの様に位置づけられているのか?
→総合計画には未計上。H22年度から政策会議で導入を要望していた。
・今後も、大型ポンプ車の整備を行う旨の市長答弁があったが、整備計画の全体像が見えません。
・従来の車両と比べてどのような特徴があるのか?
・現行はしご車の出動件数は?
・市内では、どの様なケースではしご車の出動が必要になるのか?
→新規導入するはしご車は、高さで3m伸び25mまで対応可能
前方へは5m伸び17mまで対応
また下方へはマイナス6mまで対応できることから、河川、海難事故への出動も考えられる。
過去の出動は1回…
PC制御の問題等更新時期がきており理解いただきたい。
・消防車輌の整備については、総合計画事業として計上すべき。
・更新計画についても全体像を議会に示すべき。
●平成24年度事業として整備が行われた「消防救急デジタル無線」について
・デジタル無線の共用開始に伴い新年度の予算において要する経費(維持管理経費や備品整備等)
→メンテナンス費用については平成26年度以降発生する。
現時点で特に新たな経費は発生しない。
・職員研修が行われている旨の報道がありましたが、現行どの様な準備がすすめられているのか?
→4月1日からの切替に向け、通信勤務者、消防隊員、救急隊員など全職員が操作方法の研修を続けている。
・このデジタル無線はどの様に活用されるのか?
・昨年の予算審査の時点でも若干議論させていただきましたが、後に単年度事業に変っており、スタートが早まりましたので、25年の運用のあり方についてお伺いしておきたいと思います。
・無線のカバー率に問題はないのか?
→現状では、これまでのアナログをデジタルに切り替えるだけ
デジタル化に伴う高度利用については、今後、検討していきたい。
ほぼ、100%カバーしている。※一部アナログの併用あり!
●備品購入費 消防団用備品 6,666千円
・市政方針のなかで「消防団員の安全な活動を確保するため、装備の充実を図る」としており、この方針に沿った整備予算と判断する。
・具体的にどの様な備品をどの程度整備されるのか?
→デジタル・トランシーバー68台、救命胴衣234名分を予算措置したもの
※デジタル無線は5w 1~4kmの範囲で使用可 消防救急デジタル無線との連動なし
●水難救助隊について
・救命胴衣の整備は、市政方針で述べられている、水難事故への対応強化に備えるものか?
・また、「水難救助隊」などの調査、研究に取り組むとしているが、新年度どの様な予算措置をされているのか?
・調査研究のメニュー・また、今後の取り組みのスケジュール等についても併せて伺います。
→水難救助業務行動化検討委員会を設置
水難事案の出動体制のシュミレーションや整備スケジュールを検討
今年度、当市と同等規模の先進地視察を行う。
●東日本大震災被災地の消防活動を参考とした体制整備と研修の必要性について
・東日本大震災から2年がたちました。
・被災地における消防の果たした役割などもTVで放送されている。
・その事を教訓として根室市においても確りとした体制作りが必要です。
・消防の役割、機能としてどの様なものが求められているのか、また、現行体制において足りない機能などを検討しておく必要がある。
・有事の際市民が最も頼りにするのは消防の機能・機動力ではないでしょうか?
・根室市も震度6弱の地震発生の確率が最も高い地域です。
・防災対策についても総務部が所管でしょうが、実際、救助活動の現場で力を発揮するのは消防です。
・被災地における消防活動の状況等を調査されてはどうか?
・できれば、こういった点についても研修予算を持っていただき、現地の消防関係者等から指導や助言を頂き、当市の防災対策の充実に努めてはと考えますがいかがでしょうか?
→検討する。
以上
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