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2009年11月

2009年11月30日 (月)

北方領土返還要求街頭啓発事業に参加します。

明日12/1 東京で行われる「北方領土返還要求行進アピール行動」に市議会からも各会派1名が参加します。

私は、無所属3名の代表で参加します。

アピール行動の詳細は、後日報告します。

2009年11月28日 (土)

各会派代表者会議にオブザーバー参加

臨時会終了後に開かれた各会派代表者会議にオプザーバー出席しました。

最初に石垣副市長からゴミ埋立処理場の延命策としてゴミの分別品目をこれまでの5分別から9分別にする方向で一般廃棄物の処理計画の見直し検討を進める旨、説明がありました。

現在の処理場は、このままの分別・処理方法を続けると平成25年には限界に達します。

そこで、分別品目に「プラスチック製容器梱包」、「ガラス瓶類」、「紙製容器分類」、「発砲トレー」の4品目を追加し、これらの処理施設の整備(資源再生センターの拡張とごみの容量を小さくする前処理破砕施設新設)を進めることで、3年ほどの埋立処理場の延命が可能となり、また、新しいゴミ埋立処理場の整備費用の抑制にもなるという説明でした。

分別の細分化の準備には半年程度かかるということですので、2010年度中には、9分別がスタートする見込みです。

2点目は、議会改革についてです。

各会派が議会改革に対する考え方と検討事項等持ち寄り協議する予定になっており、会派新風、日本共産党からペーパーで考え方が示されました。

議会の果たすべき役割・目的、議会のルールづくり(議員定数の問題も含め)、市民との情報共有、議会基本条例の検討等を進めること等でほぼ各会派の考えは一致しています。

今後、正、副議長でたたき台をまとめ12月議会に特別委員会の設置を提案する予定で作業を進めることになりました。

いよいよ検討にはいりますので、私も情報収集を含め検討準備を進めます。

平成21年 第5回臨時会について

11/27 午前10:00 第5回臨時議会がありました。

内容は、下記のとおりです。

認定 8件 
11/17-19に審議された一般会計歳入歳出決算及び7つの特別会計の決算の認定について

補正予算 8件
人事院勧告による給与改定に伴う職員給与費等の減額、会計間異動等による職員給与費の変更に伴う補正。

(一般会計、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の3特別会計、港湾整備、水道事業、下水道事業、病院事業の4企業会計)

※病院のみ医師の応援体制に関する非常勤医師報酬の増額補正(85.7百万円)、臨時看護師の賃金改定(5.3百万円)、医師の宿日直手当(4.7百万円)、特殊勤務手当(7.9百万円)等の増額補正含む。

(質問)

鈴木議員 

・人事院勧告による職員給与費等の減額の市中経済への影響について

  →市、地方、国の職員約1750名で2億6千万円の減額になる。

瀬谷議員

・臨時看護師の賃金改定の概要について

・宿日直手当の改正について (6月議会で条例改正 20,000円→40,000円へ)

本田議員

・報酬の増額補正の具体的な内容について

・今年度講じた短期出張医師の応援体制の次年度以降の見通しと改革プランへの影響について

条例 2件

人事院勧告にともなう条例改正2件

 根室市職員給与に関する条例等の一部を改正する条例

 根室市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例

専決処分 1件

一般会計補正予算(専決5号)

 新型インフルエンザ予防接種事業の実施に伴う経費の追加

(質問)

橋本議員

・インフルエンザ予防接種対象者の範囲について

以上

第1回議員活動報告会

11/26 PM7:00 はじめての議員活動報告会を開催しました。

ご参加いただいた皆様有難うございました。

9月から11月までの3ヶ月間の活動報告をさせていただきましたが、病院の話が少し多すぎ、プレゼン用の資料も細かすぎたかなと反省しています。はじめての報告会でしたので、あれもこれもと欲張ってしまいました(^^;

※報告会で使用した資料(PFDファイル 約600KB)です。

新病院建設問題については、市が進めている作業の進捗状況と今後のスケジュール等を説明しましたが、参加された皆さんほとんどが基本構想、基本計画を見るのがはじめてでした。(病院事務局にお願いし各10部を準備皆さんに見ていただきました。)

基本構想・計画は市役所、市立病院、歯舞支所、厚床郵便局で配布していますし、市立病院のホームページからもダウンロードできますので、是非、読んでみて下さい。

新病院建設については、私も賛成ですし、老朽化著しい病院の状況を考えますと早急な取組みが必要と思っておりますが、医師招へいの今後の見通しや看護師などスタッフの不足の問題、更には、建設費用を含めた収支計画が示されていないこと等々、病院の経営状況がまちづくりにも甚大な影響がありますので、私達市民も病院の状況を理解し、また、新病院に今後の市民生活に必要な機能が盛り込まれるようチェックをしていかなければならないと思っております。

そんな思いで、私の考えを述べさせていただきました。

皆さんからは次のような意見等がありました。

・整備市民委員会等を公開で行ってほしい。

・3月に現地改修に決まったその経緯、理由が不透明。

・地域医療は市民皆で守り育て利用していかなければならない。

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予定していた会場の席(30席)がいっぱいになりました。

(羅臼から来られた方もおり驚いています。)

※今回は、はじめての企画でしたので、資料の構成、会の進め方等一方的になってしまったと思っておりますので、もう少し意見交換がしやすい会にするよう考えていきたいと思っています。

2009年11月23日 (月)

議員活動報告会をはじめたいと思います。

市議会議員になり2カ月が過ぎました。
私の場合、出馬そのものも急でしたし、後援会も組織していませんので、自分の活動をどの様に市民の皆さんに報告すべきか、また皆さんの声を聞くにはどうすべきかと悩んでおります。
このブログも私の活動報告の一環ですが、インターネットを利用できない方もおりますし、インターネットでは皆さんの顔が見えませんのでなかなか双方向のやり取りにはなりません。
そこで定期的に活動状況をお話し、また市民皆さんの考えをお聞きする場として、議員活動報告会をはじめることにしました。
報告会のやり方については、試行錯誤しながら、時間をかけて私らしいスタイルにしていきたいと思っております。何事もはじめなければ問題も解決しませんので、とにかくやってみることにしました。

第一回目の報告会は次のとおり行いたいと思います。

日時:平成21年11月26日(木)午後7:00から9:00
会場:根室市総合文化会館 2F 中会議室
内容:
   ・活動報告 
     9月議会一般質問について
     平成20年度 事業会計の決算について
   ・新市立根室病院の建設事業の推進状況について
   ・議会改革への取り組みについて
   ・皆さんからの意見等
   ・その他

12月は、第4回定例会もありますので、急ですが今回はこの日程でやらせていただきたいと思っております。
資料準備等を考えると厳しい日程ですが、頑張って準備しますのでよろしくお願いいたします。

根室市文化奨励賞贈呈式・受賞記念祝賀会に出席

11/22 AM11:00 文化奨励賞の贈呈式に出席しました。

今年の受賞者は、茶道裏千家淡交会根室支部。半世紀もの間、多くの茶道人を育成、根室における日本精神文化の発展を果たしてきた活動の歴史が高く評価されての受賞です。

茶道裏千家創設の趣旨である、茶道のわび、さびを基調とした茶道美を実現するための啓発、茶道者の資質向上、育成等の活動を続けています。

義父の文化賞の贈呈式以来久しぶりに出席しましたが、一般の出席者が少なかったことが少し残念でした。

PM6:00からの祝賀会も主催した文化協会の役員の方や教育委員会の関係者を除くとほとんどが淡交会の会員の方々で、一般参加者は数名でした。せっかくの受賞祝賀会ですからもう少し多くの参加があってもよかったと思いますが...

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2009年11月21日 (土)

市立根室病院建設等に関する特別委員会理事会出席

11/20 PM1:.00 2回目の市立根室病院建設等に関する特別委員会理事会に出席しました。

今日の議題は、今後の審議スケジュールについてでしたが、はじめに、病院事務局から新病院の基本設計委託業者の選定結果と病院建設計画の推進スケジュール案について説明がありました。

その後、前回の理事会で検討事項を持ち寄り協議するということでしたので、ペーパーにまとめ話をしました。内容はPDFファイルをご覧下さい。

改選前の前委員会で基本計画が承認されたており、基本計画、実施計画は承認事項ではないということは、前回の会議で確認されているのですが、新病医院の建築費用を含む収支計画についてまだ説明されていないことが一番のネックであり、この内容が市民に全く示されないまま、建設が進むことは大問題です。

私自身、病院建設は必要だと思っておりますし、一日も早く取り組むべきとも考えておりますが、だからといって、一番大事な収支が細部にわたり論議されないまま、また、そのことを良しとして進めることには賛成できません。

病院建設は、我々市民にとっての最重要課題であり、この病院の経営状況が将来の根室市全体のまちづくりの方向性を左右することになります。

そんな思いで今日は発言しました。

既に、基本構想、基本計画が承認されていることから、特別委員会としてどう取り組むか、また、今後の委員会のやり取りがどの様に位置づけられるのかが論点となりましたが、実施計画に関する予算審査をする際の準備、判断材料にもなるとの考えで、委員会で諸課題について協議して行くことになりました。

基本設計がはじまったばかりで、建設費用積算に時間がかかるということで、経営分析については後半にまわし、次の点から協議を始めることになりましった。

・基本設計のプロポーザルで示された、技術提案等について

・新病院の機能面の確認(基本設計にも基づく)

・改革プランの推進状況

・療養病床についての検討状況の報告

・一般会計繰出金について(全会計の状況を踏まえ財政担当からの説明)

以上のとこを中心に進みますが、いろいろな課題、気のついた点については、その都度出してよいという話もありましたので、考えを整理しながら進めたいと思います。

2009年11月20日 (金)

根室市一般会計・各特別会計決算審査特別委員会 3日目

19日は、AM10:00から歳出(支出)教育費、歳入全般、特別会計の審査が行われました。
予定があり、PM4:00までしか傍聴できませんでした。

各議員の質問項目(私のメモです。)ですが、特別会計は傍聴できませんでしたので省略です。


【教育費】

橋本議員

・教育委員会費 奨学資金貸付金について
 平成21年度の利用実績について(新規0件、継続4件)
 利用状況を踏まえ奨学金制度をどう関げているのか。(H17年度から貸付額を1/2に減額)
 6月定例会で取り上げた貸付金制度の見直しについて具体的な検討状況について
 
・学校教育にかかる本人負担について
 本人負担と公費負担の基準が守られているのか。
 小学校、中学校の自己負担額について

  (※全国平均年額 小学校 36万円、中学校45万円)
 小学校の月3万円の負担は多いのでは
 給食費負担の問題もあることから教育に支障がないよう注意深く対応してほしい。

小沼議員

・青少年対策施設費 放課後対策整備工事について
 花咲小学校に開設された放課後教室の具体的な整備内訳(H21.4月開設 余裕教室3室を改修)
 鳴海児童館、駒場児童館の統合施設であり、利用面積は小さくなっている。
 子ども達がのびのび利用できるよう工夫が必要である。
  (和室の一部や体育館を、フリースペースを共有させてもらっている。)
 体育館は冬場、スポーツ少年団の利用も増える。
 スペース拡大の考えはないのか問う。
 H23年には成央小学校、北斗小学校においても同様の整備があるが、花咲小学校の状況踏まえどう対処するのか。

・教員住宅の現状について
 個数及び入居者数 (全190戸中153戸入居)
 その他教員の住宅事情 民間住宅(アパート)、持家が47名
 シャワー設備の状況について(190戸中シャワー付きは64戸)
 先生方からも要望がることからジャワーの整備を要望(予算の問題もあり計画的に実現を)
 根室は新規採用の教員が多いことから、ニーズのあるワンルームマンションタイプの検討が必要である。

久保田議員

・特別支援学級備品整備事業について
 整備された備品の内容について
 各学校の特別支援コーディネーターの配置状況と対象児童について
  コーディネーターは全校に配置。大規模校は複数名
  市内小中学校合わせて55名の児童生徒が在籍
 コーディネーターの役割 (学校、家庭、福祉、医療との調整役)
 コーティネーター個人(一人)に負担がかからないような体制が必要。

・温水プール管理業務委託料について
 水泳協会が指定管理者になっているが、指定管理者に移行しどの様な成果があったか。
 市民サービスの向上のためには事業内容の変化が必要であるが、管理者として利用者アンケート等は行っているか。
 必要な備品整備を行政が行っているケースもある。事業体から要望があれば対応する考えはあるのか?
 
・社会教育費について
 社会教育施設の利用状況について
 施設の老朽化への対応等整備計画について
 老朽化施設の改修のために教育委員会独自の基金の整備について問う。

神議員

・社会体育施設費について
 キャンプ場の休止の経過について
 休止している施設の管理に問題はないか。(定期的に点検を行っている)
 この施設の再利用する考えはあるか。(多額の費用がかかることから再利用はない)
 取り壊しの予算化について試算はしているのか。(休止時に検討済み、起債の関係上取り壊しはH26以降)
 フィールドアスレチック、このキャンプ場と議会議論があった。
 議会は反対の意見があった。政策的見通しに立ち、行政がやる中に議会議論を大事にしてほしい。

・青少年対策施設費 放課後対策整備工事について
 学校への児童館の併設のメリット・デメリット
 児童館は地域との密接な関係があった。
 地域と子どもの関係、大人と子どもの関係、地域で子供たちを育てる。
 H23からは北斗、成央も学校に集約されるが、これまでのメリットをどうカバーするのか。
  (メニューの中に地域との交流も組み込んでいる。)
 集約後は昭和児童館は廃止するのか。(廃止する)
 イジメなどの社会的問題。子ども達が住んでいる地域で様々な声が聞こえることが大切。
 学校に集約されるのはどうか?コンクリートから人へと変わる時代である。
 昭和児童会館での地域活動の実態について(サークル3件、その他利用42件)
 今後地域活動施設としての活用を検討してほしい。

・学校管理経費について
 平成20年度図書費が増額されているがその金額について (259万円の増)
 学校現場では図書費が増えた分の実感がないという声を聞いている。
 三位一体改革の影響が回復していない。
 燃料費や消耗品費などでも学級通信のカラー化のようにパソコンのインク代などの経費も増えている。
 教育予算の抜本的な見直しについて国へ要望していくことも必要。

・学校給食費について
 地場産品の活用の状況について
  (こんぶ、鮭の切り身、さんまの缶詰、鮭フレーク等で H20-1.5%、H19-.30%、H18-3.1%)
 地元産品の使用率が低すぎるのなぜか?
  (食材費の高騰、供給者の廃業等のの影響)
 食育推進計画の中での検討が必要ではないか。

佐藤議員

・社会体育総務費について
 市政方針・教育方針がかかげられているスポーツ振興クラブの設立について、体育協会との関連性も含た進捗状況
 体制、団体の理念、規模、財源的な裏付が必要。
 誰がどのようにして関わるのか、設立後の運営をどうするのか等、しっかりとした考えのもとに進めるべき。

・学校教育全般 教育局の統廃合の問題について
 教育局の現状はどの様になっているのか。(支庁再編同様の動きで、管理部門の一部が統合になる)

・高校の統廃合の問題について
 今、どの様な協議が進んでいるのか。
 支庁制度改革、教育局の問題も地域の声がしっかりすれば、それが認められる。
 H24年に向け、新しいタイプの考えをまとめる方が地域にとって必要である。
 保護、地域コミュイニティ、経済界も含め地域全体で検討を進めるべき。

【歳入】

壷田議員

・歳入全般のとらえ方と市税動向について
 人口減の問題。
 H26年人口3万人の総合計画の人口設定目標を基本に舵取りをしている。
 漁業の2次、3次産業への影響
 今後、どの様な考えて取り組むのか。
 人口増加対策に本腰を入れるべきである。
 その様な姿勢が根室市には見られない。
 素晴らし答弁であるが、実際の姿が見えない。
 雇用の拡大、産業の育成をやっているというがそれが見えない。
 経済の動向に影響受ける人が多いまちであり、まだ可能性あるまちだ。
 経済の発展、人口を増やすことににっと本腰を入れ取組む。

神議員
・寄付金 ふるさと納税の実績について
 実績 H20年度  118件 11,615千円(病院建設、春国岱、北方領土、人づくりへ)
 ふるさと納税者へのお礼等の対応について
 社会的要因により根室を離れた者、ふるさとへの強い感情を持つ方々へ、彼らへ、ふるさとのわかるものをPRも含め対応してほしい。
 
・交付税について
 三位一体改革により地方はひっ迫している。
 地方交付税、財源対策債の三位一体改革前との比較について
  (三位一体改革前 H15年度 78億2千万円 H20年度 70億7千万円)
 平成22年度に国勢調査がある。
 平成23年度以降の交付税に人口減の問題の影響がる。(人口1名 800万円の減の影響あり)

・次年度の地方財政計計画について (次年度は大きな影響なないものと考える)
 平成23年度は下水道問題、病院問題、交付税問題がある。
 暫定税率廃止の問題もある。地方道路譲与税の影響もある。

・平成22年度の予算に向け、今どの様な状況にあり、また、いつの時点で方針を出すのか。
  (政権公開、事業仕訳等不透明な状況であり、現時点は、現行制度で予算編成を進め、情報が入り次第手をつけていきたい)

久保田議員

・市債について
 過疎債、へん地さいの動向について
   (議員立法で成立した過疎債は22年度で切れるが、3年間延長になる話がある。)
   (過疎債は充当率100%交付税算入70%)
 市債発行額を8億円台をキープするという基本スタンスは今後も変わらないのか。
   (新たな行政需要が出てくれば別であるが基本は8億)
   (新たな行政需要 ごみ処理施設の問題、消防移転の問題)

・投資的経費の割り振りはどこに重点を置くのか。
  (福祉への投資も必要になる。)

・今年度で第4次行政改革が終わる。今後の対応について
  (現在、5次計の素案をまとめている。効率的行政、柔軟な対応に向け5次計をまとめていきたい)

佐藤議員

・歳入の全体的な見通しについての見解。

・地方財政健全化法への対応について
 病院は特例債10億4千7百万円を利用し不良債務を解消したが、次年度から7年間1億5千万円の償還がはじまる。
 改革プランではこの償還を含め毎年7億円台の一般会計繰出を計画。
 今年度の決算見込みでは既に10億3千4百万円の繰出になる見込みである。
 財政健全化法への認識を聞きたい。
  (病院会計の健全が優先)
  (10億以上の繰出が続くと難しい。)
 平成21年の状況が1年でもつづけば健全化法の影響はないのか。
  (連結決算により、早期健全化基準団体になる可能性はある。)
  (2,3年は大丈夫であるが、病院の状態が続けば難しい)
  (改革プランの着実な推進が前提であり、一般会計としては7億台が限界である。)
  (一般会計自体が破たんしてしまう。健全化に向けた施策に取り組んでいる。)

根室市一般会計・各特別会計決算審査特別委員会 2日目その2

18日は、AM10:00からPM4:40まで歳出(支出)のうち、消防費、労働費、農林水産費、商工費、土木費、公債費、職員費、災害復旧費、予備費の審査が行われました。

土木費、公債費、職員費、災害復旧費、予備費の各議員の質問です。


【土木費】

神議員

・北海道横断自動車道釧路・根室間建設促進期成会負担金
 地域高規格道路根室中標津道路整備促進期成会負担金について
 平成20年度の工事概要について
 国道44号線よりどこが優れているのか
 釧路までの見通しが立っていない。
 私達は、国道44号線の線形改良、2車線化によるスムーズな交通確保を求めてきた。

・ここ5年間の建築確認申請の状況
  ※H16年-128戸、H17-112戸、H18-123戸、H19-103戸、H20-82戸、H21-37戸
  ※個人住宅の1/3が市外業者
 市内の建築業界にとっては深刻な状況である。
 リフォームにお金をかける者も増えている。そうゆう所へ手助けを。
 耐震リフォーム補助の利用状況(応募なし)
 市民・業者の側とも耐震リフォームを理解していないのではないか。(研修会等を開催周知する。)
 リフォームに対する関心は高いのではないか。
 福祉再度には高齢者住宅のバリアフリー化の補助もある。
 市も関わりトータルで支援して頂きたい。

・平成20年度の港湾整備事業について
 具体的な工事内容について
 今後の港湾整備の考え方 (水産物水揚げの拠点)
  ※最優先は花咲港工区の残事業、事業費は政権交代の影響で不透明
 花咲港区にもマリンビジョンの考え方を取り入れられないのか。

久保田議員

・道路管理費について
 消防費で確認した危険家屋について土木サイドで何らかの対応はできないかを問う。
・除雪対策費について
 助雪作業の基準 (H16年度に除排雪マニュアルを策定しそれに基ずいた対策を行っている。)
 排雪車の確保について。(排雪車31台も含め87台で除排雪対策を行っている。)
  ※市内のパトロールは直営3台で対応。
 
佐藤議員

・住宅費について
 住宅マスタープランの進捗状況について
  (現在光洋町に288戸の建設を計画 内144戸完成)
 この10ヵ年の公営住宅の建て替えの状況について
   (宝林、駒場、パークタウン明治、光洋に20棟402戸建設、今後は光洋4棟144戸予定)
 公営住宅の建設費用と家賃収入の収支について
 公営住宅の個数と状況について
  296戸がお風呂がなく、水洗化も行っていない。
 今後の人口の減少、経済の冷え込みによる民間の住宅供給の減等と公営住宅の役割について
 マスタープランの再検討が必要ではないか。
 高齢化、福祉政策との連携、市内の空洞化への住宅整備等の検討も必要。

【公債費・職員費、災害復旧費、予備費】

神議員

・公債費について
 平成20年度を起点とした公債費比率の推移について
  15年-28.1%、16年-28.8%、17年-26.6%、18年23.3%、19年21.9%
  20年-20.9%、21年-20.7%、22年-18.8%、23年22.2%、24年22.2%、25年21.0%
  ※H19年の全道平均 23.4%
 今後の公債費元利償還額の推移
  H21-21億6千万円、H22-20億6千万円、H23-24億7千万円、H24-24億5千万円、H25-22億7千万円
 三位一体改革による地方への影響について
 地域再生対策費の中身について
 H20年度の公債費負担軽減対策について 
  H18年度から新規の起債を8億円以内に抑えている。
  H17年度から高金利の起債の借換えを行っている。
 新しい政権下、地域主権と言われる中で地方財政計画がどのようになるのか。
  地方財政を支える上で交付税が事業仕訳の対象となっており、この影響が多き。情報収集に努める。

田塚議員

・職員費について
 平成20年度の職員数について (正職員576名、嘱託職員104名、臨時職員)
 福祉、教育、医療分野等専門職の確保について
 今後の人材確保の考え方について
  今年度中に今後の職員配置についての考えをまとめる。(第5次行政改革として)

2009年11月19日 (木)

根室市一般会計・各特別会計決算審査特別委員会 2日目その1

一般会計・各特別会計決算審査特別委員会 2日目を傍聴しました。

AM10:00からPM4:40まで歳出(支出)のうち、消防費、労働費、農林水産費、商工費、土木費、公債費、職員費、災害復旧費、予備費の審査が行われました。

審議範囲も広く、この短時間での審議には少し無理があるように感じました。また、審議の前に市の担当者から決算概要の説明があるのですが、読み上げるだけで相当の時間がとられますので、議案提出時に説明するか、補正予算等の会派説明の様に事前説明を行い審議時間をもっと取るべきでは、と思いました。

各議員の質問項目は下記のとおりです。

※私のメモです。(消防費、労働費、農林水産費、商工費まで)


【消防費】

久保田議員

・消防防災ヘリコプター派遣職員費用負担金について
 利用実績について(H17,H18に市立根室病院からの搬送があった。費用は無料)
 ドクターヘリの利用の導入

・H20年度の火災発生状況について (H20 16件 H21/10末 19件)
・危険家屋の実態と台風等災害時の対応について
 市内空家の状況 H20-556件、H21-616件
 空家の内、管理不良家屋 H20-62件、H21-67件
 危険家屋 5件(2件は消防本部、3件は警察と消防本部でタイアップし立ち入り禁止のテープを張っている。)
 管理不良家屋の管理について
 倒壊寸前の家屋等については警察、司法との連携の中で対応してほしい。

橋本議員

・一人暮らし高齢者世帯への火災報知機の整備について(国の緊急対策事業)
 設置率 (23%が設置済み)
 設置作業のスピードが遅いのでは(市民福祉部と連携し取り組んでいる)
 町内会等の協力を得て早期に整備してほしい。

・災害弱者の状況について
 対象者 (消防本部が査察対象としている70歳以上世帯742世帯。内、安否確認対象者11名)
 弱者マップ等の作成等を検討してほしい。(関係機関と協力し検討したい)

・消防職員数について(現在 68名)
 今後の採用予定について

【労働費・農林水産業費・商工費】
 
神議員

・雇用機会増大促進協議会負担金、通年雇用促進協議会負担金について
 それぞの協議会の事業実績について
 通年雇用に結び付いた事例の確認 (4件通年雇用へ)
 厳しい経済情勢、雇用実態を踏まえ抜本的な対策の見直しが必要
 産業構造が激変する時代、職業訓練(技術者育成)に対する新たな仕組みづくりを含め、自治体から道、政府に意見をあげて行く必要がある。
 
・勤労者福祉基金について
 貸付条件及び利用状況について(現在の利用者 17件 約17百万円 ここ数年利用がない)
 市中金利よりも高いという実態を指摘。
 連帯補償人や市税完納といった貸付条件について
  ※市税完納者に納入計画に基づき納付に取り組んでいる者を含めるなどの検討が必要。

・根室おさかな普及委員会負担金について
 発足からこれまでの活動内容及び今後の目標について
 生魚、加工品の扱いをどの様に捉えて行くのか。
 地元の力、経済力をつけて行くためには、いかに加工するかも重要。
 加工率について (H19 鮮魚・冷凍合わせて32.74% 生産額ベースで55.24%)
         (H20 鮮魚・冷凍合わせて33.75% 生産額ベースで44.67%)
  ※過去データはない。今後、継続的なデータ把握が必要。
 この委員会の取り組みは全道的にも例がない。今後も大切に取り組んでほしい。

・水産資源増大対策事業について
 これまでの実績について
 事業内容を絞り、重点化が必要と考える。
 具体的に昆布、ウニの生産をどの様に高めるのかを問う。

佐藤議員

・農業委員会費、農業振興費にかかる農業後継者問題について
 ここ10年後の農業者数の推移見込みについて (現在 98戸、10年後には70戸位に減る)
  ※毎年2,3件のペース減
 乳牛生産量・生産高の推移 (現状では360万t前後で推移、生産高H18-34億、H19-35億、H20-36億)
  ※現状では農家戸数が減っているが、生産高は上がっている。
 農業規模について (牛の頭数400頭以上は2か所、300頭以上1か所、200頭以上9か所ほとんどが200頭未満)
 後継者問題について確認 (98戸のうち、7戸が後継者なし、24戸が配偶者なし)
 70戸に減る状況下の生産高の見込みについて (減少する。)
 後継者問題は根室市の酪農業に大変な影響がある。
 一市町村、農協で対応で来るものではない。産業の崩壊につながる。今後の対策について問う。

・ニシン種苗生産施設運営負担金について
 事業がはじまり8年が経過してる。この間の効果について
 当初計画に比べた生産量の推移。
 事業への投資効果について(運営費24,000千円 生産高31,000千円生産効果は低い)
 市としての考えをしっかりもち、目標設定をしていく必要がある。

久保田議員

・市内経済動向調査分析委託料について
 この調査の具体的な調査の目的と調査結果について
  ※水産加工品の販売強化についての調査
  ※地域全体のイメージ力、環境づくりが必要。
 水産加工と観光の関係をどうするのか
 今後の戦略について

・根室物産、観光売り込み作戦事業について
 事業内容について (伊勢丹での北海道の物産と観光展参加等)
 
・物産の販路と観光の問題について
 今後の観光の方向性について問う。
 景勝地を地域ぐるみで大切にする等歓迎の精神が必要。

・各イベントについて
 市や各団体の負担を指摘
 市民の力を、イベントボランティア、イベントNPOを作るなどが必要。

田塚議員

・根室市ハナサキ・プログラム推進委員会負担金について
 今後の事業の方向づけについて 
 (H22から5ヶ年花咲ガニの養殖の技術開発を確立する事業を展開)
 
・落石岬へ向かう道路改良について
 観光としての観点から整備等の考えを問う。
 観光道路でもあり作業道路でもあることから、安全面から整備が必要。

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