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2012年7月

2012年7月31日 (火)

四島交流訪問団(教育関係者・青少年)出迎え

20120730_1 7/30 11:50 27日(金)から国後島を訪問していた日本側からの四島交流訪問団が帰港。

今回の訪問団には、全国各地の教育関係者34名、山形県、富山県、京都府等の中学生12名、通訳、関係者を含め61名が参加。

元気に下船しえとぴりかをバックに記念写真を撮ってい中学が印象的でした。この経験を是非それぞれの学校・地域に伝えて欲しいですね。

この船には、3回目の人道支援・患者受入事業として患者2名も同船。市立根室病院、町立中標津病院で治療を受けます。

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2012年7月24日 (火)

文教厚生常任委員会協議会等

7/24 10時 文教厚生常任員会協議会がありました。

今日の目的は、教育委員会との意見交換。高等学校のあり方、半島地区小学校の統廃合(跡地利用の問題)、温水プールに関する諸課題の3点に絞り、現状や課題への取り組みについて、教育委員会が準備した資料を基に説明をしていただき、その後、意見交換を行いました。内容については別途整理して、次回活動報告会(8月中に開催予定)までには資料としてまとめたいと思っております。

その後、11:30より 広報委員会。 議会だより第1号の最終校正作業を行いました。

午後は、14:00から水産業講演会。「今年のサンマ漁況・海況の見通し」~サンマ棒受け網漁業~について社団法人漁業情報サービスセンター道東出張所 小林 喬 所長のお話を聞きました。 サンマ資源の減少、公海での台湾等の外国船の問題、今年の見通しについて詳しい説明がありました。

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明日は、18:30より根室市地域防災講演会に参加予定。

26日(木)は、午後「地域情報化教育セミナー2012in札幌」に参加。朝5時出発で札幌へ行ってきます。

2012年7月19日 (木)

ビザなし交流青少年訪問団の見送り

7/18 15:30 5泊6日の日程で根室市と根室管内を訪問していた四島からの青少年訪問団が全ての日程を終了して、根室市内でのホームビジット受入家庭の皆さん、元島民、返還運動関係者等が見送る中、帰路につきました。

今回は、涙ぐむ子どもたちも多く、楽しい思い出が彼等の心の中に残ったものと思います。

昨年から根室市内のホームビジットが再開したわけですが、返還運動原点の地である根室の多くの市民が四島交流に関わること、交流を通じて、北方領土問題を考え、運動を風化させないことが必要と感じております。

午前中、市議会ではロシア首相の「北方領土訪問」への抗議と日本政府の強力な外交交渉を求める決議をしたばかり、同時に交流事業が進んでいるわけであり、自分が続けている活動について、いろいろ考えてしまいました。

様々、意見のあるところですが、私の思いを少し書いてみます。

外交交渉は国家間の問題であり、我々は、返還運動の最前線に立ち世論の喚起に努め、四島在住ロシア人との交流を通じ相互理解を深めることで国家間の交渉推進の一助になるものと信じ、この地でできることを積み重ねていくことが大切だと思っております。

今回「えとぴりか」で、人道支援事業として受け入れていた四島の患者3名も一緒に帰路つきました。

「えとぴりか」のデッキには第1回目の人道支援からリハビリ、機能回復を目的に市立病院で治療を受けている青年の姿もありました。

人道支援として患者の受入がはじまった時、病院の担当者としてかかわっておりましたので、この青年や彼のお母さんとは10年来の付き合いになります。港で毎年出迎え、見送りを続け、病院で会った時には声をかけたりと、小さなことですが、繰り返し、積み重ねていくことも必要と考えています。

四島交流事業の形骸化、効果を疑問視する意見もありますが、四島交流事業、自由訪問、北方墓参だけが元島民が故郷の島々に渡れる方法です。毎回、希望が叶い四島に行けるわけではありませんが、元島民の皆さんは、自分たちが行けない時も見送り出迎えのため港に集まります。一日も早く四島を返してほしいという願い、その願いを多くの人々に伝えるための活動だと思っています。

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写真は、昨日のニホロで行われたさよなら昼食会の様子

ビジットの方々とfacebookに取り込んだ交流写真を見ている様子

(e-mailやfacebookは四島でも利用できます。こういったツールの活用も新たな交流の手段です。)

生け花体験をした青少年の作品

そして、出港!

北方領土返還運動原点の地に生まれ、育ったものとして、望郷の思い叶わず他界された多くの元島民、その念と共に粘り強く運動を続ける元島民の皆さんと一緒に返還運動・四島交流事業を続け、更には、元島民の皆さんと共に市民運動の輪を広げる活動、新たな事業・メニューにチャレンジすることにも取り組んでいかなければならないと思っております。

市主催の職員研修会に参加

7/18 13:30 市が主催した「小西教授特別研修会」に参加しました。

講師は、根室市も参加している地方財政研修会の講師としてご指導いただいている関西学院大学大学院経済学研究科・人間福祉学部 小西砂千夫教授。

「議会と行政の関わりについて」というテーマで約1時間30分の研修会でした。

小西教授には、財政問題を中心にこれまで8年間で15回のご指導を頂いており、この日も午前中地方財政研修会が行われたとのこと。

根室市議会が進めている議会改革の取りまとめ作業も最終的な段階まで進んでおり、議会と行政の関係の見直しも大きなテーマの一つであり、行政としても議会改革について学ぼうということで企画された研修会に議員も参加させていただいたものです。

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小西教授からは、三重県議会の議会改革への取り組みを例に議会改革のポイント等についてお話がありました。

以下は私のメモより

・情報開示を進めること。

・議会もPDCA(Plan - Do - Check - Action)を働かせること。特にCAが重要。

・CAを機能させるためには、予算委員会と決算委員会のメンバーを変えない。

・成果を重視して役所の縦割り主義を打破する。

・議会としての意見集約を行うことが重要。(自由討論の必要性、議員協議会、全員協議会の活用も重要)

等々がキーワード!

まとめとして、

・議会は、政策論争の場

・執行部案に対峙する議会案を示せるくらい「ガチンコ」の議論ができるよう議会政策立案能力を高めることが必要。

・併せて、議会の情報開示を積極的に進めることも重要。

・これまでは国の法律がすべてであったが、今は、国は最低限度を定め、後は条例で自治体独自の基準をという方向に変わってきていることから、議会の政策決定に関与が大きくなる。 → 議会として情報収集作業を行うことが重要。

・議決権の拡大に関しては「がんじがらめ」にせず、様々な段階で情報を共有し、議会として情報収集作業をすることで、政策決定に関わることも一つの方法。 

以上 

2012年7月18日 (水)

平成24年第3回臨時会開催

本日10:00より市議会第3回臨時会が行われました。

議案は、地方自治法第96条第1項第5号等の規定により議会の議決が必要な「歯舞小学校校舎新築工事(建築主体)請負契約の締結」、及び産業、建設常任委員会の行政視察のための議員派遣についての審査、並びに、ロシア首相の北方領土訪問への抗議と日本政府の協力な外交交渉を求める決議文案の審査の計3件です。

ロシア首相の北方領土訪問への抗議と日本政府の協力な外交交渉を求める決議文は次のとおりです。

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 ロシア首相「北方領土訪問」への抗議と日本政府の強力な外交交渉を求める決議

 7月3日のロシア・メドベージェフ首相の北方領土の「国後島」再訪問については、国際法と国際的道理を踏みにじる重大な暴挙であり、根室市民を代表する根室市議会としては、到底許すことのできない行動として厳しく抗議するものである。


 北方領土問題は、1956年の日ソ共同宣言によって日ソ両国の国交回復がなされ、1991年4月ソ連の元首が初めて日本を訪問し、その共同声明において北方領土問題を解決し、平和条約が締結される事を、両国のそれぞれの文書によって確認されているところである。


 ソ連政府からロシア政府に引き継がれた以降も、1993年の「東京宣言」、1997年 「クラスノヤルスク合意」、2003年の「日露行動計画」、さらに本年6月には、野田佳彦首相とプーチン大統領との日ロ首脳会談において領土問題解決に向けて交渉を「再活性化」することで合意されるなど、北方領土問題はまさに日ロ両国の戦後の重要な政治課題として、双方が誠意をもって交渉を継続していくことを確認されており、今後、ロシア政府首脳が北方領土を訪問することのないよう強く求める。


 戦後67年が経過し、かつて北方領土に居住していた元島民も平均年齢が78歳と高齢化し、北方領土の早期返還を一目千秋の思いで待ち続けており、日本政府においては、適確な情報収集とその対応を強く求めるとともに、領土交渉が停滞することのないよう、北方領土問題の早期解決に向け、積極的かつ強力な外交交渉に取り組むことを求めるものである。

 以上、決議する。

   平成24年7月18日

北海道根室市議会 
   
 提 出 先
  衆議院議長
  参議院議長
  内閣総理大臣
  外務大臣
  沖縄及び北方対策担当大臣

2012年7月16日 (月)

海の祈願祭など

お盆、港まつりとにぎやかな週末でした。雨も降りましたが、昨晩の花火まで何とか無事終了。

私にとってもタフな二日間でした。14日(土)は正午から海の安全祈願祭に出席、その後、ビザ無しサポーターズたんぽぽの一員として北方四島交流青少年訪問団への食事提供ボランティアに参加、そして、千人踊りに参加。

昨日15日(日)は、朝から青少年訪問団員のホームビジット受入準備。13:30には戦災殉職者並びに無縁物故者追悼法要に参列、その後、ホームビジット対面式、市内見学、我が家での交流会と何とかすべてのスケジュールを無事にこなすことができました。

残念ながらご案内いただいていた青年会議所の創立50周年記念式典には出席できませんでした。四島交流事業における根室市内でのビジットの必要性を一昨年議場で訴えたこともあり、昨年から再開になったこの事業の受入家庭になることを優先したものです。

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2012年7月13日 (金)

ビザなし交流青少年訪問団の出迎え

7/13 9:00 今年度三回目の四島側からの訪問団が根室港琴平岸壁に到着、下船しました。

今回は青少年中心の訪問団で一行35名。今日から18日まで5泊6日で根室市内、管内4町を訪問します。

私も、今日は17:30から歓迎会、明日はたんぽぽのメンバーとして夕食提供ボランティア、明後日はホームビジットの受入等々交流事業に参加します。

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2012年7月12日 (木)

平成24年度根室市優良勤労青少年表彰式

昨日(7/11)平成24年度根室市優良勤労青少年表彰式に出席しました。

表彰対象者は、市内に住所を有し、根室市内の中小企業等の事業所に勤務し、30才未満で、同一事務所に5年以上勤務されている方。

今年度は12名の方々が表彰されました。(これまでに283名の方々が表彰されています)

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2012年7月 9日 (月)

落石地区津波防災講演会(記録)

昨日、落石小学校で行われた落石地区津波防災講演会に行ってきました。

120708_1 講師は、群馬大学広域首都圏防災研究センター長・群馬大学大学院工学研究科教授の片田敏孝氏。

片田教授は5年前から落石地区の津波防災に取り組まれています。

今回のテーマは3.11東日本大震災を踏まえて「想定外を生き抜く力」。

 ~大津波から生き抜いた釜石市の子どもたち、その主体的行動に学ぶ~

(以下私のメモです)

・はじめに、津波災害に強い漁業地域づきりを目指す、これまでの落石地区での取り組みを紹介。

・津波防災に関する講演会、ワーキング、研究会等を継続することで1軒に一人でも津波の専門家を育てることが必要。

・落石地区ではその様な取り組みが行われてきており、模範的な地域になりつつある。

・3.11東日本大震災を踏まえ、北海道でも500年周期の大地震を想定した新しい津波被害・浸水予想が示された。

・それによるとマグニチュード9.1、震度6弱が想定され津波も20mから25mで、その第一波は20分位で到達する。(揺れが長ければ長いほど大きな津波が来る)

・このことをどうとらえるべきか?

・日本の過去最大の津波は 石垣島の85m(1771年八重山地震)

・今回北海道から示された数値も、あり得ること、こまでもあったこと。どう向き合うかが問題である。

・津波への対応は、海から遠く離れるのではなく、一刻も早く高いところに上がること。

・しっかりとした対応をすれば命は守れる。

・北海道から示された内容、これは想定が変わっただけであり、自然や地球の営みが変わったわけではない。

・1000年に1回のこと。これを恐れているだけではだめ。できる限りの事をすること。

・個人個人が向き合い、その日その日と向き合い、適切に備えること。

・自らの主体性をもって自分の身の安全を守ること。

・想定にとらわれることなく、最善を尽くすことが重要。

・その日に向け備えを重ねること。そして最善を尽くした結果を受けいれることである。

・石巻市では津波犠牲者0をめざし取り組んだ。

・初めは、大人向けの講演会などを続けたが、参加者は関心のある一部の者、多くは無関心。

・無関心の親の判断で子供たちが犠牲にならない様に、子供のたちの津波学習をはじめた。

・この子供たちが10年経ては大人に、更に10年経ては親になる。

・災害文化として定着させることを目指した。

・3.11東日本大震災は「想定外」だったのか?

 「想定にとらわれすぎた防災」 

  (想定を超えた→想定が甘かった→想定を見直そう)

   人為的に守れば守るほど、住民の防災に対する脆弱性が高まる。

  (防災設備の整備→被災頻度の低下)

   災いをやる過ごす知恵の喪失

   防災における行政依存の高まり

   行政に守られるという過信

    「あの防潮堤があれば大丈夫」、

    「ハザードマップの浸水想定地区外だから大丈夫。」

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  3.11で何が起きてしまったのか?

  ※わかりづらいと思いますが、

   上記の赤か緑の範囲がハザードマップで示された津波浸水予想地区。

  ※3.11の大津波では、その区域の外で多くの方が犠牲なった。

  ※片田教授が指導された小中学校もマップの浸水予想区域外であった。

  ※子供たちは全員避難した。

・想定外を生き抜く力を育む姿勢の防災教育を!

・批難の三大原則

 大いなる自然の営みに畏敬の念を持ち、行政に委ねることなく、自らの命を守ることに主体的たれ

 この信念に基づく3つの原則

 「想定にとらわれるな」、「最前を尽くせ」、「率先避難者たれ」

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岩手県釜石市の小中学生が長年の津波避難に対する取り組みの結果、登校中の児童約3,000人のほぼ全員が無事に避難しました。「釜石の奇跡」として報道された、その経過を詳しくご説明いただきました。残念ながら犠牲となった5名の小中学生のそれぞれの理由についても詳しく説明いただきました。ご冥福をお祈りいたします。

「子供たちが10年経ては大人に、更に10年経ては親になる。災害文化として定着させることを目指した。」この言葉が大変印象に残りましたし、改めて、防災教育の大切さ、教育・文化への目標を持った、地道な取り組みの重要性を感じる講演でした。

有難うございます。

2012年7月 8日 (日)

落石地区津波防災講演会

7/8 13:30-15:30 落石小学校体育館で「落石地区津波防災講演会」が開催されます。

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北海道では、太平洋沿岸においてマグニチュード9の500年間隔巨大地震に伴う大津波の襲来を想定した津波予測の見直しが行われており、先日「北海道太平洋沿岸の津波浸水予測図」も公表されています。

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