市主催の職員研修会に参加
7/18 13:30 市が主催した「小西教授特別研修会」に参加しました。
講師は、根室市も参加している地方財政研修会の講師としてご指導いただいている関西学院大学大学院経済学研究科・人間福祉学部 小西砂千夫教授。
「議会と行政の関わりについて」というテーマで約1時間30分の研修会でした。
小西教授には、財政問題を中心にこれまで8年間で15回のご指導を頂いており、この日も午前中地方財政研修会が行われたとのこと。
根室市議会が進めている議会改革の取りまとめ作業も最終的な段階まで進んでおり、議会と行政の関係の見直しも大きなテーマの一つであり、行政としても議会改革について学ぼうということで企画された研修会に議員も参加させていただいたものです。
小西教授からは、三重県議会の議会改革への取り組みを例に議会改革のポイント等についてお話がありました。
以下は私のメモより
・情報開示を進めること。
・議会もPDCA(Plan - Do - Check - Action)を働かせること。特にCAが重要。
・CAを機能させるためには、予算委員会と決算委員会のメンバーを変えない。
・成果を重視して役所の縦割り主義を打破する。
・議会としての意見集約を行うことが重要。(自由討論の必要性、議員協議会、全員協議会の活用も重要)
等々がキーワード!
まとめとして、
・議会は、政策論争の場
・執行部案に対峙する議会案を示せるくらい「ガチンコ」の議論ができるよう議会政策立案能力を高めることが必要。
・併せて、議会の情報開示を積極的に進めることも重要。
・これまでは国の法律がすべてであったが、今は、国は最低限度を定め、後は条例で自治体独自の基準をという方向に変わってきていることから、議会の政策決定に関与が大きくなる。 → 議会として情報収集作業を行うことが重要。
・議決権の拡大に関しては「がんじがらめ」にせず、様々な段階で情報を共有し、議会として情報収集作業をすることで、政策決定に関わることも一つの方法。
以上
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