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2011年11月

2011年11月29日 (火)

おはようございます。

昨晩の議会改革に関する中間報告&意見交換会に出席いただいたみなさん有難うございます。

出席者が少なかった点については、幾つか原因があると思いますが、いただいた意見を真摯に受け止め、私も、もう一度気持ちを引き締めて頑張りたいと思います。

ITツールの活用についてご意見がありましたが、様々なツールが非常に速いテンポで出てきますし、その改修も同時進行で進んでいますので、正直に申しますと、ついてゆくのが大変です。

個人的にはここ数カ月facebookの利用率が非常に高くなっていますが、Twitter、ブログも含め、私なりに使用方法について整理がついてきましたので、今後は、上手に使い分け活用していきたいと思います。

今日は、午後から12月定例会に関する会派説明があります。無所属3名で一緒に説明を受けます。

議案とは直接関係がないと思いますが、病院の医師体制が非常に心配です。

11月いっぱいで整形外科の短期応援(4か月単位)が終わり、常勤医師1名体制になってしまいます。冬場は、整形外科の入院患者が多くなる時期なのですが、12月からは外来診療だけになります。

※市立病院ホームページの掲載内容は

道路状況も心配な時期に釧路への搬送、家族の付添等々非常に不安です。

※今日の会派説明の中でも説明があると思いますが... 医師招へい活動の状況が見えません

明日からは、3日間東京へ行ってきます。

目的は、12/1に行われる平成23年度北方領土返還要求行進中央アピール行動(東京)に参加するためです。

今年で、5回目になると思いますが、1945年12月安藤石典根室町長から連合国最高司令官マッカーサー元帥に対し、北方領土の返還を求める陳情書を提出した「北方領土返還要求運動の原点」の行動に思いを馳せ、首都圏においてより一層の国民世論の喚起高揚を目的に行う返還要求アピール行進です。

一昨年、昨年は議員枠で参加させていただきましたが、今年は、個人参加します。

中々、根室から参加するのは大変ですが、在京の根室市出身者、元島民2世、3世には是非参加していただきたいと思います。

様々な行動の積み重ねが必要だと思っています。

2011年11月28日 (月)

議会改革に関する市民報告会について

本日、議会改革に関する市民報告会が開催されました。

以下は、長いのですがメモをとっていましたので報告します。

なお、会場で配布された資料をPDFファイルにしてアップしましたので、参考にしてください。

根室市議会「議会改革調査等特別委員会」の審議に関する中間報告書

※本日の「議会改革」に関する市民報告会説明資料。
議会改革中間報告
この資料に基づき佐藤委員長が報告しています。


日 時:平成23年11月28日
会 場:総合文化会館多目的ホール
参加者:市民 13名、 議員19名、報道関係

議長あいさつ

・ 平成21年12月に議会改革等特別委員会の設置を条例化。これまで36回の会議を行ってきた。
・ 来年6月までに議会としての意見集約を行い、議会基本条例の制定を目指す。

佐藤委員長より約2年間の議論、協議してきた内容について報告

・ 平成21年12月に委員会を設置。
・ 4000人の署名をどう取り扱うか議論してきた。
・ 平成17年度に議員定数を24名から20名に削減した経緯もあり。
・ さらに削減するとすれば議会活動ができなくなる等の意見もあり改選前の議会では議論せず、新しい議会で、定数問題と議会のあり方について議論することとしていた。
・ 根室市議会は、これまで、30名から20名へと定数削減をしてきた経緯ある。
・ また、政務調査費については透明性が図られており、倫理条例、常任委員会の削減もおこなってきた。
・ しかしながら、多くの市民の声を受け、改めて議会のあり方を検討すべきとした。
・ 全国的に議会に対する批判が強くなっておりその分析も必要と考えた。

審査機関として市民代表としての役割を担っているのか?
今後、どのような役割を担わなければならないのか?
等々を議論してきた。

また、議会改革に先進的に取り組んでいる市町村や学者等専門家の声を聞こうということで研修会を開催。昨年5月に実施した。

以上のことを踏まえ、

議会の役割については、

議会は 地方自治における二つの代表(首長と議会)のうちの一つである
議会は、条例の制定の立法機関、議事機関・監査機関・評価機関。
議会は、住民の福祉の充実に寄与することが目的
議会は、行政と対等であり、市長とは別に市民の代表としてしっかりと審査、評価する組織。
市長、首長の権限、組織力が明確になっているが、議会はそうではない。
対等な関係にはなっていない。
議会としては、
住民主体の2元代表組織の一翼を担わなければならないと認識
議会基本条例を設けることとした。

議会と市民の関係、議会と行政の関係、議員定数と報酬の3点を検討事項とした。

二つの小委員会を設置して検討を進めた。昨年9月から今年の5月まで検討を行なってきた。

議員定数と報酬については、なかなか議論できず、委員会全体で議論をすることとした。

市民と議会の関係については、

・ 議会報告会の開催。 市民参加の議会、年1回以上の報告会を開催する。
・ 参考人制度、公聴会制度の活用。 市民の専門的な見識を議会に反映。
・ 請願、陳情を受ける。(市民からの政策提言としてうける)
・ 議会だよりの発行。(多くの市議会が発行している)年4回
・ 議会の情報公開。市民との情報の共有を目指すものであり、市民と一体となった議会作りを目指す。

今後検討する事項
・ 議員による自由討論の場の設置(活性化を)
・ 審査事項について時間をかけること →  通年議会の検討。
・ 議会の付属機関への市民の参加について

行政と議会の関係については、

議会としての権限・権能の充実について
根室市には50以上の計画があるが、総合計画等ほんの一部しか議会の議決事項とはなっていない。
議会として、その他の情報について議論するタイミングがない。
議決権の拡大事項として20項目について新たな議決事項(審議事項)として条例化することとした。
物品購入について現在3000万円を超える案件が議決金額。これを2000万円(自治法)に下げることとした。

議会機能を充実させる諸課題について

組織・体制について


組織体制の見直し、代表者会議の位置づけ、会派制、常任委員会の在り方について検討
通年議会の導入(審査期間を十分にとるため)は必要であるが、行政との調整が必要。

今後の協議、検討が必要な事項

・議会の意思決定から自由討論について
・議員研修調査のあり方について
・事務局機能のあり方について

議員定数報酬については、

現在、継続審議中であるが次の様な意見がでている。
・ 市民からでた提言がたたき台。
・ 定数減が必ずしも議会改革ではないが、定数を減しながら議会改革を進めていくべき。
・ 今後は、少数精鋭で個人の資質を高めること。
・ 常任委員会は2委員会制で良いのではないか。
・ 先に人数ありきとして、14、16名が提示されている。
・ 市民からの4000人の署名と請願は大きい、議員一人ひとりの活動が、市民に伝わっていなかったことが問題。
・ 議員活動が不透明であったこと。アピールがたりない。
・ 議会だよりや報告会を行なってゆくこと。
・ 議会の持つ権能と権限は限定的である。

議員報酬について


・ 報酬審議会で検討を
・ 若い人材がでてこられない原因を考える。現行の報酬では厳しい。
・ 日当制で議員になるものはいない。
・ 他都市に合せるしかない。
・ あらゆる年代、組織等から出られるような条件をきちんとすることが必要。
・ 報酬より政務調査費の充実を考えるべき。

今後の特別委員会の進め方について

これまで協議してきた内容を具体的に議論し、今日のように市民の声を聞き議会基本条例としてまとめたい。

最初から全部のものが一度にできるとは思わないが、積み重ねることにより、充実につとめたい。

究極の目標は「住民福祉に寄与すること」。それが目的である。

以上説明終わり


意見交換に参加いただいた市民の声

・非常に残念。ITの活用がない。
・Twitterや facebookなどのITを活用し議員活動をしてはどうか。
・顔が見えない。
・市民が望んでいる政策と議会の感覚にずれがあるのではないか。
・市民の生の生活感を議会に反映してほしい。
・商店街も大変である。市中経済の活性化について行政に提案してください。
・定数削減についてどう思っているのか?
・報酬について、上げた方がいいのかどうか
 →議員個々に意見をもっていると思うが、現時点で議会として考えの整理ができていない。来年の6月までには議会としての意見をまとめたい。
・市民は議会の中身をよくわからないと思います。
・12月からの活動は評価したい。
・議員報酬、人数については、各都市の状況等ではわかる。
・議員定数は、減らせばいいということではないと考える。
・しかし、19名で実際にやっているのではという考えもある…
・報酬、政務調査費を上げ、役割をにない、市民の付託に答えて行くことが必要と考えます。
・補助金を受けている団体には議員が委員長になれない。補助団体とは単位町会も補助団体になるのか?町会、地域の町会長になってもいいのではないか?
・議員の人数は少なくていい。専門分野の方々の声を聞きながらと言う意見もある。市民の英知を多いに活用するようにしてほしい。
・事務局の人的強化?重荷になりませんか?
・4000人の署名。 なんらかの回答を
・議員の質問内容等新聞で見ている範囲であるが、なるほどなと言う意見は殆どない。
・どういう角度、どういう分野で質問していいか、役所に聞きにくる議員もいる(いた)と聞いている。
・ひとりひとりの活動がどうなのか?
・議員一人ひとりの質の問題が問われている。選んだ市民の側にも問題があるのかもしれない。
・議会改革は、市民がどう納得するか?
・結論はないが、納得させるだけの議員活動が求められている。
・議員は、経済活動については弱いのでは?
・市民の中に一歩踏み出した。市民も参加しなければと思い参加した。
・このような手法は高く評価した。
・各委員会の中で参考に、と言うことで多くの市民の声を聞いていただき、やっていただきたい。
・常任委員会重視の考えをもってやっていただきたい。

以上

2011年11月 8日 (火)

市立根室病院の診療体制について

11/8 本日、臨時議会がありました。臨時議会は、4事業会計の平成22年度決算の認定及び一般会計、特別会計の22年度決算認定議案の予算審査特別委員会の設置、審査付託等が議題でした。

議会終了後、議員協議会が開催されました。メインは、議会改革調査等特別委員会の審議に関する中間報告についての説明でしたが、前段で、市立病院から新病院建設及び医師招聘見通し等について報告がありました。

新病院の建設工期は、震災の影響により3か月延長になり、開院時期が予定していた24年10月から25年1月に変更になるという報告でした。

また、医師体制については、

まず、整形外科が現在2名の常勤医師体制ですが、内4か月交替で釧路日赤から派遣いただいていた1名が、短期派遣に代わるため、12月から入院休止となります。(外来患者の予約受診も行わないようです。)

さらに、地域支援センター枠として札幌医科大学から派遣いただいている四名の医師のうち消化器内科、外科、整形外科各1名が来年3月で4年間の派遣期限となるため、新たな医師の招へいができなかった場合、現行の常勤医師14名が11名となる見通しであり、現在、この3科を中心に北海道への要請や個人招へい等を行っているという内容の報告でした。

地域支援センター枠の考え方は、一医療機関1名4年間の派遣期限で、その間に派遣を受けた医療機関が、独自に医師招へいを行い自ら診療体制を整えなさいと言うルールなのですが、市立根室病院は地域センター病院であるため、4名もの派遣をしていただいたわけです。

4年間の期限を超える派遣は厳しく、過去に例はないと聞いておりましたので(一般質問、本ブログでも何度か取り上げていますが、)非常に心配です。

12月から整形外科の手術対応ができなくなることが、現状、一番の問題です。

冬場は整形外科の入院患者が多く昨年は、1日平均で12月32名、1月26名、2月31名、3月25名もの入院がありましたので、その対応について、早急に市民周知が必要です。

地域支援センター枠の問題についても深刻な問題ですが、理事者、病院から招へい対策の進捗状況を報告いただくこと。さらには、最悪の想定の基でどの様な診療を行えるのか、経営見通しなどについても説明を求めていかなければならないものと考えております。

※病院ホームページではまだこの状況について説明がありません。

黒部市姉妹都市交流演奏旅行

11月3日(木)から6日(日)までの3泊4日の日程で姉妹都市である富山県黒部市へEast Point Jazz Orchestraの一員として姉妹都市交流演奏旅行に行ってきました。

今年は、EPJOの結成30周年、黒部市との姉妹都市提携35周年、黒部市合併5周年と色々な意味で節目の年であり、EPJOが30周年の記念事業として姉妹都市での演奏を企画していたところ、黒部市の合併5周年の記念事業の一つとして、ご招待をいただいたものです。

3日は、18時から歓迎交流会が行われ、黒部市役所のジャズ研究会の皆さんと一緒に演奏しました。

4日は9時30分に黒部市庁舎前で歓迎セレモニーがあり、保育園の子供たち65名が「よさこい」を踊り我々訪問団を歓迎してくれました。その後、お礼の演奏をし、会議室に移り黒部市長より歓迎の挨拶がありました。

4日夜は、今回の訪問のメインである「姉妹都市交流ジャズライブ」が行われ黒部市の鍵盤オーケストラの皆さんと共演しました。

会場となった黒部市国際文化センター(コラーレ)のマルチホールには250名もの黒部市民が演奏を聴きにきてくださいました。また、コンサートの様子は地元のケーブルテレビにより2時間の特別番組としてライブ中継されました。(ケーブルテレビとしても初めての企画だったようです。)

姉妹都市交流がスタートして35年、この間培われてきた姉妹都市としての絆の深さを感じながら、JAZZを通じてその一助になればとの思いで30曲近い曲を全力で演奏してきました。

滞在中の黒部市民の皆様の温かなお心遣いに感謝し、今後は黒部市との姉妹都市交流で来られる黒部市民の皆さんをおもてなしする側として、しっかり交流事業に参加していきたいと思っております。

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写真は、黒部市の市議会議員の方が撮影してくれたものです。

黒部市の皆さん有難うございました。感謝!

2011年11月 2日 (水)

本年度の北方四島交流事業終了!

10/26から来ていた北方四島住民代表団が札幌、東京の訪問を終え今朝8:45四島に戻りました。

これで今年の四島交流事業は全て終了。

今年の四島交流事業は、

・ビザなし交流日本側訪問団9回、ロシア側7回、

・日本語講師の派遣3回、

・専門家の訪問6回(医療、生態系、歴史文化、地震火山)

・自由訪問7回

・北方墓参2回

・ロシア人の長期日本語習得受け入れ2回

・ロシア人医療関係者の受け入れ

・人道支援事業の患者受け入れ等

議員として、また、ビザなしサポーターズたんぽぽのメンバーとして送迎のため根室港、花咲港に通い続けました。

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エネルギーのいる活動ですが、自分たちが出来る事を続けること、北方四島交流の在り方を考えて行く上でも、港での交流は必要な活動だと思っております。

来年は、新造船になります。バリアフリー船で大きさも今の倍になります。

ビザなし交流も20年、節目の年。返還運動原点の地として北方領土隣接地域振興協議会が新たな四島交流事業への取り組みをテーマに検討に入っています。

返還運動原点のまちがリーダーシップを発揮することは必要ですので、多くの管内住民が参加できる四島交流であり、四島交流の趣旨である「平和条約締結問題が解決されるまでの間、我が国国民と北方四島住民との間の相互理解の増進を図り、もってそのような問題の解決に資する」という目的に沿った事業を企画していきたいものです。頑張りましょう!

Dscf0571

2011/07/25-28択捉島北方墓参洋上にて 国後島爺々岳

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