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2017年1月15日 (日)

平成28年12月定例月議会一般質問 地方創生総合戦略事業その1

1.地方創生総合戦略事業初年度の検証評価と財源対策について

(1)地方創生総合戦略事業初年度の検証評価作業とその結果について

【質問要旨①】

 地方創生総合戦略事業は実施した施策の効果分析を行い課題等の抽出、その改善策を組み入れ、総合戦略の改定を図り、次の施策展開を図るというPDCAサイクルで管理されますが、初年度となる平成27年度はどの様な手順で効果分析等の検証作業を行ったのか伺う。

【市長答弁】

(根室市創生総合戦略に関しての効果検証について)
・平成27年10月に「根室市創生総合戦略」を策定。
・5年後の目指すべき姿として設定した3つの基本目標ごとに、数値目標及び具体的施策ごとの重要業績評価指標(KPI)の達成度により効果等を検証する。
・評価は、客観性と専門性を確保するため、公共政策の専門家や企業経営者など有識者で構成する「根室市創生有識者会議」で行うこ。
・6月から各事業の事業量の取組み実績の把握と市民意識調査を進め、まずは庁内組織である「根室市人口問題・少子化対策推進本部」において、具体的施策ごとにKPIの達成状況と市民意識調査の結果を参考に内部評価を行た。
・そのうえで10月に有識者会議を開催し、基本目標ごとに外部評価をしていただいた。
・来年1月中には検証調書のとりまとめを終え、公表したい。


【再質問①】

 PDCAサイクル管理対象を3つの基本目標の数値目標、具体的施策毎の重要業績評価指(KPI)の達成度としているが、目標達成のために実施する事業(94事業)についても事業規模、年次貼り付け等をPDCAサイクルで管理するべきと考えるが見解を伺う。

【再質問①答弁】

(個別事業ごとの進捗管理について)
・本年実施した検証作業では、総合戦略に掲げる個別事業の事業量などを把握し、事務事業評価による進捗管理を行いつつ、施策単位で内部評価を行った。
・今後も、施策単位での評価に取り組む。

【再質問②】

 評価作業のスピード感に疑問を感じる。予算編成は12月にはスタートする。最低でもその前には評価作業を終え、評価結果を翌年の事業(予算措置)に反映できるような仕組みであるべきと思うが見解を伺う。

【再質問②答弁】

(評価作業のスケジュールについて)
・本年10月に開催した「根室市創生有識者会議」においても、来年度は、総合戦略の中間年次にあたるため、効果検証作業の開催時期を早めるとともに、開催回数を増やすことを確認した。
・来年度は有識者会議の開催時期を早めるとともに、より一層議論を深める必要があると考えている。


【質問要旨②】

 検証結果については、どの様な手順を踏み、次の施策展開に繋げるのか伺う。

【市長答弁】

(総合戦略に関しての検証結果の取扱いについて)
・有識者による評価は、
  少子化対策については「概ね順調に進んでいる」、
  雇用対策や人材育成については「やや遅れている」
・総じて子育て支援を中心に一定程度前進したもの受け止めている。
・検証結果については、翌年度以降の施策展開に繋げることが重要。
・必要に応じて今後の対応などを指示。


【質問要旨③】

 総合戦略策定時には、サケマス流し網漁禁止に伴う影響は想定されていないが、地域経済に多大な影響をもたらすこの問題については、人口動態の想定においても注視すべきであり、どのように捉え、また、PDCAサイクルの中で反映させる考えなのか、市長の見解を伺う。

【市長答弁】


(総合戦略とロシア二百海里水域におけるサケマス流し網漁禁止の関係性について)
・本年11月末現在、住民基本台帳における人口は、27046人。
・昨年と比べると587人の減少となっており、当然人口に与える影響についても注視しなければならない。
・一方で、人口推計とは、統計学の法則に沿って、過去の人口移動に基づく科学的な視点から将来を展望するものであり、漁業や医療など個別の要素から将来人口を決定づけることは非常に困難である認識している。
・とりわけ経済的な要素については、人口の変化を1年から5年の短期に誘発するのか、10年から50年という長期にわたって影響を及ぼすのかは不透明である。
・定説としては、経済面による人口変化は、その時期を特定することが予測不可能とされている。
・そのため、この問題に起因する人口の変化については、今後とも1年間隔で年齢3区分人口の推移等の定点観測を行う。
・その結果、実人口と将来人口推計に大きな乖離が生じた場合には、その都度、有識者や議会の議論を踏まえ、人口ビジョンや総合戦略を改訂。
・適切に対処する。
・また、サケマス問題については、当市の喫緊かつ最重要課題であり、この問題の解決なくして地方創生の実現は困難と考えている。
・今後とも最大限のエネルギーと態勢をもって対応に努める。


【再質問①】

 サケマス流し網漁禁止の問題が根室市の喫緊かつ重要課題であり、この問題の解決なくして地方創生の実現は困難ということであれば、総合戦略にこの問題をどの様に位置付けるかが大きな課題。
 地方創生総合戦略の目標達成のために実施する94の事業の優先順位や3つの目標それぞれの事業配分の見直し、事業の追加、あるいは凍結等PDCAサイクルマネジメントの中で行うべきと考えるが、市長の見解を伺う。

【再質問①答弁】


(総合戦略におけるケマス流し網漁禁止の位置づけについて)
・サケマス問題は、当市の喫緊かつ最重要課題であり、この問題の解決なくして、地方創生の実現は困難であることから、今後も最大限のエネルギーと態勢をもって、その対応に努める。
・この問題に起因して、実人口と将来推計人口に大きな乖離が生じた場合には、その都度、有識者や議会の議論を踏まえた上で、人口ビジョンや総合戦略を改訂し、適切に対処したい。

以上


 1. 地方創生総合戦略事業初年度の検証評価と財源対策について 
  (1) 地方創生総合戦略事業初年度の検証評価作業とその結果について
  (2) 地方創生総合戦略事業全体の財源対策について
 2. シティプロモーション推進事業について
  (1) 平成27年度実施基礎調査の結果とその活用について
  (2) シティプロモーション推進基本方針について
 3. 市民主役のまちづくりの推進と行政サービスについて
  (1) 行政サービスの評価と改善への取組の必要性について
  (2) 市民主役のまちづくり推進のための仕組みづくりについて
4. 病院経営について
  (1) 組織の改編及び体制強化の目的について
     (2)~(4)
  (2) 経営方針、経営状況等の公表のあり方について
  (3) 新公立病院改革プラン策定作業の具体的なスケジュール等直近の進捗状況について
  (4) 一般会計支出金等のあり方と全庁的な取り組みの必要性について
     
  壇上での質問内容(詳細)はPDFファイルの通りです。 

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