平成28年9月定例月議会一般質問 病院経営改革その1
2.市立根室病院の経営改革について
(1)直近の診療実績を踏まえた平成28年度の経営見通しについて
【質問要旨】
収益・費用の主な科目の状況等の収支見通しや各種経営指標、一般会計繰出金、特に収支均衡を図るための繰出の状況等、直近の診療実績を踏まえた平成28年度の経営見通しについてどの様に分析しているのか伺う。
【市長答弁】
(直近の診療実態等を踏まえた平成28年度の経営見通しについて)
・現時点での経営状況は、7月末実績で、入院患者数においては一日平均112.7人で、予算対比4.7人の増、外来患者数は一日平均590.1人で、ほぼ予算どおりとなっていることから、入院・外来収益は年間を通して、予算を確保できるものと見込んでいる。
・費用については、年度当初に常勤医師の入職はあったものの、他の医療従事者の減などにより、人件費については減少傾向にあるが、患者ニーズに応じた医師体制が不十分なため、診療体制の充実が必要不可欠であることから、今後、そのための費用負担が生じるものと見込んでいる。
・現時点では一般会計繰入金の収支均衡を図る繰入金については、予算額の範囲内になると見込んでおり、引き続き医業収益の確保や経費節減を図り、一般会計繰入金の圧縮に努めたい。
【再質問】
収支計画、収支見通しについては具体的に示されなかった。病院が全適に移行しても市長に予算の提出権があり、市長自らが管理者と連携を図り、市民に対して病院経営の状況等を含め、一般会計支出金に対する考え方などを明らかにする「見える化」を果たす役目があると考えるが、今後どのような姿勢で取り組まれるのか、改めて伺う。
【答弁】
・病院の収支計画については、新たなプランで示したい。
・前回のプランから間があいたことについては反省をしている。
・収支計画の作成にあたっては、一般会計からの繰入金について、関係部署との協議が必要と認識しており、方針等もあわせプランに記載するとともに、策定後の検証も含めて積極的な公開に努めたい。
1.地域医療構想に対する根室市としての取組みについて
(1)北海道が取りまとめた根室区域地域医療構想について
(2)根室市としての今後の取組みについて
(3)地域包括ケアシステム構築との連動性について
2.市立根室病院の経営改革について
(1)直近の診療実績を踏まえた平成28年度の経営見通しについて
(2)医療従事者の招へい対策の状況について
(3)患者サービス向上対策への取り組み状況について
(4)新公立病院改革ガイドラインに基づく新たな病院改革プランの策定について
※壇上での質問内容(詳細)はPDFファイルの通りです。
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