平成28年9月定例月議会一般質問 病院経営改革その2
2.市立根室病院の経営改革について
(2)医療従事者の招へい対策の状況について
【質問要旨】
勤務環境の改善や研修機会の充実等医療従事者のモチベーションの向上、更には、修学資金制度の充実等魅力ある職場づくりに取り組まれているが、どの様な効果がでているのか。 また、医療従事者の募集は、退職の欠員補充と全体の体制充実を基本としているとお聞きしているが、現時点でそれぞれの職種でどの様な充足状況にあるのか、また、今後の招へい対策をどの様に考えているのか見解を伺う。
【市長答弁】
(医療従事者の招へい対策について)
・これまで、薬剤師や看護師など医療従事者の招へい対策として、多様な雇用形態の創設や待遇改善、修学資金制度の充実など魅力ある職場環境づくりに取り組んできた。
・本年4月には、薬剤師をはじめ看護師など15名の新規採用があり、その採用者の中には、当院の修学資金制度を活用した者もいることから、取り組みの成果があらわれているものと考えている。
・しかしながら、各職種においては、依然として充足されていない環境にあることから、これらの制度や取り組みを、学校訪問や採用募集において積極的に周知するとともに院内の「確保対策プロジェクト」において、引き続き議論を重ねながら更なる取組みの充実に努めたい。
【再質問】
医療従事者の招へい対策を進める上で、市立根室病院がどの様な医療を提供するのか、地域医療構想の中でどの様な役割を担う病院を目指すかという視点に立った目標設定が必要です。目的・目標のない状況では、医療従事者招へい対策も難しいものと考えます。改めて、見解を伺います。
【答弁】
・医療従事者の体制については、これまで短期的なビジョンといいますか、診療機能の維持継続を基本に進めてきたところです。
・現在、地域医療構想の中で市立病院がどのような役割を担っていくのか、中期・長期的な医療の提供体制について院内でも議論をおこなっている。
・今後、この目標を作成したうえで、どのような体制が望ましいのかという議論ができるよう資料を作成し、議会にも示したい。
1.地域医療構想に対する根室市としての取組みについて
(1)北海道が取りまとめた根室区域地域医療構想について
(2)根室市としての今後の取組みについて
(3)地域包括ケアシステム構築との連動性について
2.市立根室病院の経営改革について
(1)直近の診療実績を踏まえた平成28年度の経営見通しについて
(2)医療従事者の招へい対策の状況について
(3)患者サービス向上対策への取り組み状況について
(4)新公立病院改革ガイドラインに基づく新たな病院改革プランの策定について
※壇上での質問内容(詳細)はPDFファイルの通りです。
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