平成26年12月定例月議会一般質問その6
2.教育行政推進のための基本姿勢と諸課題について
(1)教育行政を取り巻く地域課題について
【質問要旨】
教育長就任から一カ月半が過ぎ、様々な政策判断を求められているものと推察する。そこで、現時点における根室市の教育行政を取り巻く地域課題について、教育行政のスペシャリストとしての視点からその所見について伺います。
【教育長答弁】
・全国的に少子高齢化が加速し、教育行政を取り巻く環境が日々変化している。
・生きがいのある生活を送るためには、子どもから高齢者まで、文化芸術・スポーツに限らず、いつでもどこでも自発的に学習ができる環境づくりが必要。
・学校教育や社会教育に限らず生涯学習全般に渡って市民の関心を高め、その成果や課題を学校・家庭・地域が共有する中で、それぞれが教育力を発揮・補完していくことが時代の要請。
・地域のさまざまな知恵や人材を学校や社会教育の場にうまく組み込み連携することが肝要と考える。
・義務教育においては、 児童生徒の減少による教育環境への影響、 全国学力・学習状況調査の結果が示す学力低下や学習指導上の課題、 障害が多種多様化している中で特別な支援を必要としている児童生徒への対応、 「いじめ」「不登校」など生徒指導上の課題などが 山積していると認識している。
・このたび、教育長という立場を与えられ、重大な責任をひしひしと感じている。
・前職である北海道教育委員会との立場の違いはあれ、「子供たち一人ひとりのために」、そして、「地域住民のために」という教育行政の目的は同じであり、諸課題の解決に向けて、市民の皆様と連携を図りながら、これまで培ってきた経験を発揮していきたい。
■平成26年12月定例月議会質問項目
病院事業会計の地方公営企業法全部適用移行と病院経営の諸課題について | |
(1) | 地方公営企業法全部適用移行の前提として解決すべき諸課題への対応について |
(2) | 医療介護総合確保推進法と病床機能報告についての認識と対応について |
(3) | 市立病院が担うべき医療・診療体制と収支シミュレーションについて |
(4) | 医療分野におけるICT化の必要性と市立病院における取組みについて |
(5) | 地域医療を守るための全市的な取り組みと市立病院の役割について |
教育行政推進のための基本姿勢と諸課題について | |
(1) | 教育行政を取り巻く地域課題について |
(2) | 子供達の学力向上を目指す上での現状の課題と今後の取り組みについて |
(3) | 生涯学習教育の現状と今後の各種施策展開について |
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