平成26年12月定例月議会一般質問その5
1.病院事業会計の地方公営企業法全部適用移行と病院経営の諸課題について
(5)地域医療を守るための全市的な取り組みと市立病院の役割について
【質問要旨】
行政、市立病院のみならず市内全ての医療機関、そして市民それぞれの責務を明確に定め、地域が一体となって地域の医療を守る理念を定める条例作りに取り掛かってはと考えるが、地域医療を守るための全市的な取り組みと市立病院の役割という視点から、市長の考えを伺う。
【市長答弁】
・平成19年度に、市立病院の常勤医師が大幅減となったのを機に、同年10月、市民組織として「医心伝信ネットワーク会議」が設立
・以来、救急医療機関の適正利用の促進や医師と市民との交流・親睦を深めるための活動が行われている。
・市立病院については、市内唯一の総合病院であり、地域センター病院、救急告示病院として地域医療を守るうえで極めて重要な役割を担っている。
・安定した地域医療の継続は、市民の強い願いであり、市民、行政、医療機関などが一体となって守り育てていくという意識を醸成することが重要である。
・議員ご提言の条例につきましては、現在、制定に向けて関係団体などと協議を行う考えであり、引き続き、地域医療の環境整備に積極的に努めたい。
■平成26年12月定例月議会質問項目
病院事業会計の地方公営企業法全部適用移行と病院経営の諸課題について | |
(1) | 地方公営企業法全部適用移行の前提として解決すべき諸課題への対応について |
(2) | 医療介護総合確保推進法と病床機能報告についての認識と対応について |
(3) | 市立病院が担うべき医療・診療体制と収支シミュレーションについて |
(4) | 医療分野におけるICT化の必要性と市立病院における取組みについて |
(5) | 地域医療を守るための全市的な取り組みと市立病院の役割について |
教育行政推進のための基本姿勢と諸課題について | |
(1) | 教育行政を取り巻く地域課題について |
(2) | 子供達の学力向上を目指す上での現状の課題と今後の取り組みについて |
(3) | 生涯学習教育の現状と今後の各種施策展開について |
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