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2014年6月24日 (火)

平成26年6月定例月議会一般質問その3


1.市立根室病院の経営改革への取り組みについて

(3)損益分岐点の推移からみた経営状況について

【質問要旨】

・損益分岐点をみれば経営状況、改善目標もある程度みえると思うが、旧病院から新病院へ移転後、どの様な変化があるのか、損益分岐点の推移の状況と実態の分析について市長の見解を伺う。

201406236 ※この資料は、特別損失を除いた数値で作成。

※市長答弁は、特別損失を含む答弁ですので、H25,H26年度は大きく異なります。

【市長答弁】

・損益分岐点分析は、目標利益を実現させるための売上高の設定や中長期的な利益計画策定など、経営戦略の手法として利用される。

・病院事業会計における決算数値で分析した場合の損益分岐点は

 平成23年度で約36億6千万円、

 平成24年度で約41億8千万円、

 平成25年度で約50億4千万円 と年々上昇している。

・平成26年度は、新病院開院に伴う固定経費や病院施設、医療機器を含めた減価償却費などの費用増加から、さらに上昇が見込まれる。

・このように費用が増加する一方で、医業収益においては、費用と連動した増収となっていないことから、収支バランスが悪化し、厳しい経営状況にあると認識している。

【再質問1】

 損益分岐点についても、固定費が膨らんだことによりスタートラインが上がりますので、収支の分岐点はご答弁いただきましたとおり、かなり厳しい状況になっているわけであり、平成26年度予算はさらに上昇するといことですが、どの程度になる見込みなか?

【答弁】

 新会計制度への移行にともなう過年度収益修正損もあり、67億9千万円程度となる見込みである。

【意見として】

 病院の目指す診療機能は地域センター病院としての役割と市内唯一の総合病院として高齢化の進展なに対応する地域密着型医療の提供と地域連携の強化であり、収益面から前者は、単価UP,後者は単価ダウンになります。そうした中で、損益分岐点まで、そもそも医業収益を伸ばすことはできないのでは?


平成26年6月定例月議会一般質問(病院問題)

平成26年6月定例月議会一般質問その1
(1)これまでの取り組みに対する評価について

平成26年6月定例月議会一般質問その2
 (2)現状の経営状況に対する認識について

平成26年6月定例月議会一般質問その3
 (3)損益分岐点の推移からみた経営状況について

平成26年6月定例月議会一般質問その4
 (4)新会計制度への移行により新たに発生する不良債務への対応について
 (5)一般会計繰出金に対する考え方と市民への情報提供のあり方

平成26年6月定例月議会一般質問その5
 (6)医師及び看護師等医療スタッフ配置方針と招へい・募集対策について
 (7)医療情報システムの更新について
 (8)経営形態の見直し作業の進捗状況と今後の見通しについ

平成26年6月定例月議会一般質問その6
 (9)実行可能な経営改革プランの策定の必要性について

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