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2011年3月

2011年3月23日 (水)

内科矢野先生を囲んで!

3/16 今月末で市立病院を定年退職される内科矢野先生の送別会を行いました。

矢野先生には平成19年11月市立病院が医師不足で一番厳しい時期に赴任いただきました。

「根室の医療を守りたい」と言い、来てくださった先生です。一般内科として生活習慣病外来診療、在宅診療の立ち上げ、健診、四島交流事業等々にご尽力いただいたところです。

在任中にロシア語もマスターされロシア人医師の研修受け入れ等にも携わっていただきました。

今後、市立病院は高齢者医療への対応が求められますので、一般内科・総合内科の体制整備が必要です。矢野先生には根室に残っていただきたかったのですが、残念です。

3年5カ月有難うございました。

矢野先生のお話を聞きながら、今後の高齢者の医療・介護の療養環境のことが非常に気になりました。

※根室市では、新年度、「根室市高齢者保健福祉計画」、「根室市介護保険事業計画」の見直し(H24-H26までの計画)が行われます。長谷川市長は、医療療養型、介護療養型病床の問題については、庁内協議を行っており、その協議内容を踏まえ、計画見直しの中で、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設の計画目標床、定員60増でカバーすることを議会答弁していますが、私は、療養病床の問題の解決にはならないものと考えています。(議場では何度とその考えは述べてきましたが)

※現行計画でも介護療養型病床1ヶ所定員43人の目標に対して充足率は0%です。急性期治療を終え高齢者が全て介護保険施設、特別養護老人ホームに入所できるわけではありませんので、自宅へ戻るまでの療養期治療の場が必要です。 http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/image/728c565e87c7fffc4925717d0035f151/$FILE/4章.pdf

※新しくなる市立病院でどうカバーするかが課題です。

※市立病院を含めた保健、福祉、介護、医療の地域計画策定とそれに基づく市立病院の医師や技術者の招へいプランも必要です。(定年退職を迎える医師の採用も検討事項)

※新しい計画作りでは療養病床についても議論され、その事を踏まえた計画策定作業になることを期待しています。(私も、担当部署とも意見交換を行います。)

2011年3月18日 (金)

予算審査最終日!

予算審査最終日

【労働費】

若年者等正規雇用奨励補助金 3,000千円 について

 H22年度の利用実績を確認 → 利用実績がない。

 何故利用されないのか。雇用のミスマッチの問題、若者の就業ニーズなども調査した上で雇用創出に取り組まなければ補助金は活用されないのではないか。

 補助制度のPRも必要であり、また、就業ニーズの分析調査なども行うべき。

【農林水産業費】

ねむろ水産物ブランド推進事業 16,255千円について

・広告料 4,725千円 はANA(航空機)ラッピング宣伝経費

  一昨年、昨年と実施した札幌、東京でのバスのラッピングについての効果分析や新たな事業に対する効果予測をすべきである。

・根室おさかな普及委員会負担金(2,000千円)が大きく減額になった理由及び事業の効果並びに5年間の事業実施の効果などについて

・根室市水産流通活性化推進協議会負担金(9,050千円)の事業内容について

 首都圏でのさんま祭り開催事業であり 総事業費 18,000千円とのこと  

 協議会の設定経過及び実施予定の具体的な事業内容について確認するも、準備プロセスが不透明であり、予算要求段階で少なくとも事業に関する概要を示すべきであることを指摘

 また、東日本大震災の被災者、被災地の事を配慮した慎重な対応判断を要望。

【商工費】

空き店舗出店支援事業補助金 600千円 について

 平成22年度の実績 1件、平成23年度の予算は1件

 家賃月額5万円を1年間助成

 空き店舗の把握(図面などの整理)、空き店舗所有者との調整を行うなど情報を把握と事業のPRが必要であることを指摘。

ものづくり事業補助金 2,400千円 (新規事業)について

 事業の概要を確認

 地元の中小企業者が新製品等の開発や既存製品の改良事業に対して補助対象事業費の1/2(上限50万円)を補助

 地元の中小企業者が新製品等の販路開拓自ちょうに対して補助対象事業費の1/2(上限30万円)を補助

 中小企業への周知徹底を要望。

野鳥観察小屋(ハイド)整備事業 6,311千円 (新規事業)について

 市内2か所に野鳥観察用の小屋を設置する。

 日本屈指の野鳥の宝庫、基調な自然・野鳥を地域資源に野鳥観察環境の充実を図り、国内外の野鳥愛好家等滞在型観光客の増加を目指す事業。

 今年度は、ハイドを市民に知ってもらい、野鳥観察に親しんでもらうよう、明治公園や市民の森に設置予定。

 今年度の状況を踏まえ次年度以降の事業拡大を検討。

 トコロジストの概念と市民ガイド育成事業補助金 930千円について内容を確認

 味覚観光都市根室として食にこだわった観光振興も行うべき。(意見)

【歳入全般】

・収納率向上対策としてクレジットカードやコンビニ決済の利用を提案

・原動機付自転車のナンバープレートを北方領土啓発用に地域独自のデザインに変更することを提案。

・公債費について

 平成22年度の2,107,417千円の市債発行に伴う公債費比率、実質公債費比率について

  公債費比率 H22年度見込み 8.2% がH23年度当初12.5%へ

  実質公債比率は H22年度見込み 12.5% が H23年度当初 14.3%

  ※18%以上で起債発行に総務省の許可が必要に

  ※25%で早期健全化団体へ

 平成22年度も今年度も建設事業等計画的に行う事業については8億円がベースであったことを確認。

 平成22年度は国の経済対策等に伴う起債発行及び臨時財政対策債(地方交付税の不足額分を起債で対応しているもので元利償還金は全額交付税措置されます)の発行があり21億の発行額となったもの。

 H23年度は16億円の起債発行を見込んでいますが、総合計画に基づく建設事業費等については8億円の起債と言う方針に変更なし。

 計画的な財源処置、地方交付税の状況を見極め、また、この度の東日本大震災の影響なども注視しながら、迅速、的確な財源対策を行い、議会への説明も都度行うことを要請。

以上

 

 

  

予算審査が終了しました。

3/17予算審査が終了しました。

16日の民生費、衛生費では次の項目について質問をしました。

【民生費】

常設保育所予算154,055千円(前年度に比べ27,611千円増)の主な増要因について

※職員の採用状況及び職員配置計画を確認

ひとり暮らし老人等緊急通報受信センター業務委託料について

※利用者数(22年2月末176台設置)、利用実績(前年度は10件の通報)、システムの概要等を確認

※双方向性のシステム、テレビ電話機能等についての検討を要望

扶助費(生活保護費)について

※前年度当初予算にくらべ120,509千円の増額 この増要因について確認

※保護世帯 329世帯(前年に比べ36世帯増)

 保護人員 425人(前年にくらべ53人増)

※ケースワーカーの体制について(増員の必要性について)

 国の基準では1名のケースワーカーが担当できるケース数は80世帯

 限界状態であり、個別の相談内容も複雑化していることから計画的な人員増、教育が必要であることを述べ、体制整備を求める。

【衛生費】

看護師、技師就学資金貸付金予算 27,120千円の内容及びこの貸付事業PRの為に予算措置された利用促進事業の内容について

※看護師を目指す方は月額10万円、准看護師、作業療法士、理学療法士は月額6万円の就学資金を利用することができます。

※就学資金を利用した期間、根室市内の医療機関に従事することが条件です。

※看護師不足が深刻な問題になっていますので、この制度の利用拡大を図るためPR事業に予算措置がされました。

病院事業会計支出金 1,123,306千円について

※国が定める繰入基準に基づく基準内繰入と根室市の独自ルールによる基準外繰入の内容について確認

  平成23年度当初予算 基準内繰入  813,538千円(72.4%)

                基準外繰入  309,768千円(27.6%)

※基準内繰入 813,538千円に対する国等の財源補てんについて

   小児救急医療支援事業 2,206千円

   過疎地域自立促進特別事業費(過疎債ソフトメニュー分) 141,700千円

    医師確保対策等に要する経費が過疎債の対象(H22年度より)

 交付税算入分 病床数等に対する基準財政需要額及び不採算地区病院に対する特別交付税措置  167,655千円

   計 311,561千円(基準内繰入額の38.3%)

 61.7%は基準内繰入といっても一般財源措置であり、国等へ財源措置の拡大を強く求めることを要請すべきであることを指摘。

※基準外繰入の内病院事業会計の収支均衡を図るための繰出金について

   平成23年度当初予算 284,657千円

   平成22年度決算見込み 355,426千円

 この収支均衡を図るための繰出金の考え方について確認する。

 医師招へい対策の如何によっては更なる収支不足が発生することからその場合においても一般会計が全て補てんすることを確認。

 代表質問の答弁で市長は23年度予算ベースの財政収支試算ではH27年度末の財政調整基金等のいわゆる市の貯金は10億円程度になるとの見通しを示しましたが、この見込みが病院会計の経営状況によっては、更なる持ち出しも増えることから、基準内繰入額を目標に収支均衡を図るための補助金の圧縮を目標にすべきであることを指摘。

循環型社会形成推進事業について

 昨年10月からはじまったゴミの分別化がはじまりその結果、循環型社会形成推進事業にどの様な効果があったのかを確認。

 全体事業(H22-H28)は、ゴミ埋め立て処分地の造成も含め19億6,5百万円の事業が23年度に予定している前処理破砕施設整備工事110,500千円で終了(トータル2億円程度)。

 現状の分別収集を続けることで、平成40年まで現在の埋立処分地を延命することができる。

 結果、市民の協力により17億円もの経費節減ができたことになります。

17日の労働費、農林水産業費、商工費等については別途報告します。

  

2011年3月16日 (水)

予算審査特別委員会がはじまっています。

東日本大震災のため審査期間を1日短縮した平成23年度予算の審査が昨日からはじまっています。

私は、今回、一般会計予算(土木費、教育費を除く)を審査する第一委員会に入りました。

昨日15日は、消防費、議会費、総務費の審査を行いました。

今日は、民生費、衛生費

明日は、労働費、農林水産業費、商工費、公債費、歳入予算全般

昨日の総務費は、防災諸費が審議の中心になりましたが、私は、行政情報システム、地域情報化推進、人事管理費(公費によるマイレージ活用の問題と計画的な人員配置)、北方四島交流、根室再興政策プロジェクトに関する予算及び事業内容について質問を行いました。

東日本大震災の被害状況(3/15 9時現在)に関する資料が事前配布されましたが、まだ、調査中、詳細未確定のものもあるため、この件に関する質問は行いませんでした。

市長から行政報告があると思いますし、また、防災担当部署を中心に当市の防災対策の点検、見直しが行われるものと考えますので、その報告を待ちたいと思っています。

今日も10時から大会議室、議場で予算審査が行われます。一般傍聴も出来ます。

2011年3月10日 (木)

一般質問終了

3/10 第1回市議会定例会一般質問が終わりました。

今回は、北方四島交流事業、病院経営について質問しましたが、新病院の建設がはじまり、また、昨年11月のメドベージェフ大統領の国後島訪問の問題もあり、質問項目が前日の代表質問とかなり重複してしまいました。

私なりの切り口で質問をしましたが、領土問題については、まだまだ勉強がたりないと反省しております。

病院経営については、改革プランの実行性、医師招へい対策、病院経営改革について考えを述べました。

改革プランと予算にはまだまだ乖離がありますが、議員になってから1年半の間、6回の一般質問、そして予算、決算審査の中で、現実的な収支見通し、正しい経営実態を市民に示すべきであると、様々な角度から言い続けてきましたが、かなり現実的な数値になってきたと思います。

医師招へい対策の如何によって大きく医業収益が動く可能性はありますが、22年度の様に改革プラン(改訂前)と決算見込みで一般会計繰出金に577百万円もの乖離が起こる様な予算見積からは明らかに起動修正されています。

新年度予算においては、11億円台の一般会計繰出金を当初予算段階で組み入れています。(一般質問の中で、医師体制については、予算では15名体制、現状で14名体制と1名分の影響があることについても答弁がありました。)

昨日の代表質問の中で、市長から、直近の財政収支試算では、平成27年度末には財政調整基金等のいわゆる市の貯金は10億円程残すことができるという答弁がありましたが、この財政収支試算は、病院事業会計への一般会計繰出金を改革プランの目標額程度に抑えることが条件になります。

改革プランに掲げた各種数値目標が達成できなければ、この10億円の貯金部分が目減りしてゆくわけです。

改革プランの目標値を達成するためには、医師招へい対策と病院の経営改革がキーになりますので、今後も、この点を中心にチェック機能を果たしていきたいと考えています。

今回の一般質問はこちらをご覧ください → PDFファイル

明日は、10時から文教・厚生常任委員会です。

2011年3月 8日 (火)

明日から議会再会です

3/1に始まった第1回市議会定例会ですが、初日の審議の後、議案調査等のため休会していました。

明日から再会され、今週は、9日代表質問4名、10日一般質問5名、11日各常任委員会が予定されています。来週は月曜日から4日間平成23年度当初予算案の審議が行われます。

私は10日一般質問を行います。

今回、通告した質問事項は次のとおりです。

1. 北方四島交流事業について   
 (1)今後の四島交流事業実施の見通しについて   
 (2)四島交流事業実施による経済効果について   
 (3)新たな視点でのポスト四島交流事業について   
   
2. 病院経営について   
 (1)改訂版「根室市病院事業改革プラン」の実行性について   
 (2)医師招へい対策のあり方について   
 (3)日本医療機能評価機構の認定と病院経営改革について   
 (4)安定した病院運営のための市民の協力について

ほぼ、質問、再質問の準備は終わりました。

いつもお願いしておりますが、議会の傍聴はいつでもできますので、お時間がありましたら、是非、傍聴して下さい。よろしくお願いします!

※代表質問、一般質問の通告内容は次のとおりです。

3/9 代表質問

新風代表 佐藤議員

1.根室再興政策プロジェクト策定の背景と推進母体となる「第8期根室市総合計画」との整合性並びに財源確保の考え方について
 (1)再興プロジェクト策定の背景についての認識について
 (2)総合計画の理念・概念と再興プランの整合性について
 (3)総合計画の今後の進め方について
 (4)政策プロジェクトの中の3つのプランの効果目標について
 (5)活性化プラン実施における課題についての認識について
 (6)産業活性化プランにおける事業と既存産業の取り組み方について
 (7)産業活性化プラン事業及び既存事業の財源対策の考え方について
 (8)市民総意の産業振興の取り組みの必要性について

2.市立根室病院の建設と経営改革に向けた取り組みについて
 (1)病院建設にかかる収支試算の提示と市民説明の考え方について
 (2)病院に対し市民が求める医療とはどの様なものと認識しているのかについて
 (3)市立根室病院が提供して行こうとする医療のあり方の認識について
 (4)平成22年度の様な病院経営が続いた場合、根室市への影響と認識について
 (5)病院経営を改革することの必要性と、改革項目の認識について
 (6)改革プランを果たす役割についての認識について

3.北方領土返還運動と諸問題について
 (1)最近の領土問題に対するロシアの姿勢と領土返還運動のあり方について
 (2)政府の北方領土返還交渉における現地の考え方について
 (3)北方領土隣接地域の振興のあり方について

日本共産党代表 神議員

1.「根室再興政策プロジェクト」について
 (1)地域がもっている「資源」とそれをいかした施策展開のあり方について
 (2)「プロジェクト」の目標とその検証について

2.領土返還をめぐる諸問題について
 (1)領土返還を求める立場と「四島での経済交流」について
 (2)「北特法第10条」をめぐる具体的な施策の展開について

3.2011年度国の「地方財政計画」と根室市の予算について
 (1)国の「地方財政計画」の諸問題について
 (2)根室市2011年度予算と今後の財政展望について

4.産業振興策の方向性について
 (1)「地域力」を真にいかす産業振興について
 (2)地球変動と漁業振興対策

5.地域の医療・介護と市立病院の役割について
 (1)市立病院のめざすべき役割と方向について
 (2)「医業収益改善計画」策定の必要性について

6.教育行政について
 (1)新教育長の視点から見た根室市の学校教育の現状と課題について
 (2)根室市の生涯学習のあり方について

市政クラブ代表 千葉議員

1.人口減少に伴う街づくりについて

2.北方領土問題について
 (1)再構築提言書の具現化について
 (2)今後の北方領土返還要求運動のあり方について

3.公契約に対する考え方について

4.教育行政について
 (1)根室市の教育現場における課題について
 (2)「根室市確かな学力向上に関する取組方針」について

創志クラブ 田塚議員

1.根室再興政策プロジェクトの推進について

2.北方領土問題について

3.市立根室病院経営改革と地域医療の推進について

4.23年度予算と今後の財政収支について

5.根室市の教育行政の課題について

3/10 一般質問

滑川議員

1.人ロ減少社会と地域再生の考え方について

2.新市立根室病院について
 (1)寄付者の銘板化について
 (2)病院ボランティアの設立について
 (3)事務・管理部門の白衣化について
 (4)市民病院としての考え方について

3.「子ども課」の設置について

4.移住ライフ政策の取り組みについて

橋本議員

1.市立根室病院について
 (1)「生活安心・安らぎプラン」における市立根室病院の位置づけ
 (2)一般病床における「長期入院」の受入れ状況と今後の方向性
 (3)訪問看護ステーションの設置について
 (4)リハビリテーション機能の拡充について

2.福祉に関する諸施策について
 (1)高齢化社会に対応した民生委員の活動のあり方について
 (2)「福祉灯油」の導入に対する市の基本的な考え方について
 (3)生活保護自立支援プログラム推進事業について

3.「非核平和都市宣言」を活かすための具体的な取り組みについて

本田議員

 省略

小沼議員

1.市民との協働のまちづくりの推進について

2.生活安心・安らぎプランの実施事業について
 (1)子ども医療費給付事業の拡充について
 (2)生活保護自立支援プログラム推進事業について

3.健康で安心してくらせる心のふれあうまちづくりについて
 (1)児童虐待対応マニュアルの策定について
 (2)高齢者実態把握調査の実施について

澤崎議員

1.専門学校誘致調査研究事業について(根室再興政策プロジェクトの中から)

2.小中学校児童・生徒の学力低下について

3.小中学校の統廃合とまちづくりについて
 (1)統廃合の進め方について
 (2)統廃合とまちづくりについて

2011年3月 2日 (水)

第1回市議会定例会がはじまりました。

3/1 平成23年第1回根室市議会定例会がはじまりました。

今議会の会期は3/1から3/18までの18日間です。

初日は、「市政方針」、「教育行政方針」が示されたのち3月補正予算、地域情報通信基盤整備工事請負に関する変更契約の締結についての先議。

一般会計補正予算は、国の緊急総合経済対策に伴う「地域活性化交付金」による事業の追加、生活保護費や病院事業会計繰出金の増額、事務・事業の確定に伴う決算見込みに立った係数整理が主な補正内容です。

病院事業会計への繰出金は384,825千円の増額で、繰出総額は1,261,417千円になりました。

その補正財源として、普通交付税39,970千円、備荒資金組合超過納付繰入金211,595千円、そして新たな措置として過疎地域自立促進特別事業費市債134,200千円が充てられました。

備荒資金繰入金は、17億1千6百万円のいわゆる市の貯金の一部であり、これが取り崩されました。(※減債基金や財政調整基金への積立がありましたので、H22年度末総額ベースでは貯金総額は微増です。)

医師確保対策が過疎債のソフト事業となったことから134,200千円の財源補てんができましたが、一般会計の予算規模からみても今年度以上の繰出になれば、貯金の取り崩しが必要になるものと考えます。

病院事業会計については、入院外来患者の見込み減に伴う医業収益560,358千円の減額、患者減にともなう材料費の210,729千円の減額、収支不足額の一般会計繰入金の補正が主な内容です。

病院事業会計の予算については、実績との大きな乖離を指摘してきましたが、今年度については昨年12月にほぼ現実的な額が示されておりましたので、質疑はしませんでした。(医師招へい対策や経営改善が今後の課題と考えます。)

その他、国民健康保険、農業用水事業、港湾整備事業、水道事業、下水道事業の補正提案があり全て原案の通り可決されました。

議会は今日2日から8日まで代表・一般質問についての議案調整等のため休会。

来週9日再会され、代表質問、一般質問、各常任委員会、当初予算審査の順位18日の最終日まで議案審査を行います。

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