東日本大震災被害地等の支援に関する条例
4/12 議員協議会があり、4/14開催の第2回市議会臨時会の議案説明がありました。
昨日の各会派代表者会議及び今日の議員協議会も報道機関の取材があり、既に一部発表になっていますが、議員協議会で説明のあった事項について私からも報告します。
東日本大震災被害地等の支援に関する条例制定、被災地等に対する「人道支援対策」及び市有施設の災害復興経費に対する補正予算が審議されます。
この条例は、東日本大震災による地震及び津波により家屋を失った者、原発事故避難者及び企業再建就労のため一時的に根室市を生活拠点とする者等について支援分野を定めそれぞれに対する支援内容等を定めるものです。
1.経済救済支援として、被災地に対する義援金、被災外来漁船に対する見舞金を送付。
2.物資救援として、被災地の要請に基づく物資支援。
3.人材派遣として、被災地の復興応援等に当たる。
4.受入支援として、被災者に対する住宅の無償提供、仮設住宅建設地の提供、生活資金等の支給、生活物資の無償給付、被災者受入市民ボランティア登録、保育・就学支援、保健・福祉支援及び地元就労支援。
5.企業移転支援として、根室市内で再建及び起業する場合、固定資産税並びに法人市民税の減免措置を講じる。
以上の事項が支援策として講じられる予定です。
これらの「人道支援対策」に要する予算措置として 一般会計67,713千円、病院事業会計 2,396千円及び港湾整備事業会計58,861千円の補正予算が上程されます。
【一般会計】
災害地等に対する義援金等として
被災地への義援金(13市長分) 16,250千円
外来船へのお見舞金等 9,190千円(一隻10万円)
被災地へ回航海中に全損した地元漁船への見舞金
被災地に対する人材派遣 職員派遣旅費 4,740千円(12名分)
被災者の受入れ支援 15世帯、60名分を予算措置 19,153千円
市有施設の災害復旧経費として 9,880千円等
【病院事業会計】
災害支援費として、薬品費、旅費、消耗品費、燃料費、使用料及び賃借料として2,396千円
※4/22から28日まで気仙沼市立病院へ医師1名、看護師2名、事務職1名を派遣
【港湾整備事業会計】
港湾施設の災害復旧経費 58,861千円
14日10時第2回市議会臨時会で東日本大震災被害地等の支援策の審議が行われます。
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