東日本大震災による被害状況等について
本日、議員協議会が開催され、東日本大震災による根室市の被害状況等について説明がありました。
※第3回根室市漁業議会対策会議の協議内容としての報告です。
根室市全体の被害額は、4,261百万円(134件)
漁船破損、水産設備、漁具等の水産被害 4,155百万円(101件)
工場床上浸水による商工被害 98百万円(11件)
住宅床上浸水、土木被害など 8百万円(22件)
経済的影響額は、16,952百万円 (推計)
※平成22年度実績に基づく被害・出漁不明船の影響見込み額
ロシア200海里内サケ・マス流網漁業 1,690百万円
サンマ棒受網漁業 3,260百万円
水揚減に伴う水産加工業、その他関連産業等に伴う影響額 12,002百万円
経済的被害は、三陸地方からの外来漁船の大幅な減少による市中経済への影響額を推計したものですが、この額は、根室市にとってもこれまでに経験のない経済的損失額。
さらには、原発事故に伴う水産物に対する風評被害も懸念される。
この様な状況を踏まえ、国に対して被害を受けた漁船漁業者及び水産関係団体に対する新たな支援制度の創設を含めた、従来の枠組みを超えた思い切った支援策の早期実施について要望書を提出する予定。
以上
コメント