予算審査が終了しました。
3/17予算審査が終了しました。
16日の民生費、衛生費では次の項目について質問をしました。
【民生費】
・常設保育所予算154,055千円(前年度に比べ27,611千円増)の主な増要因について
※職員の採用状況及び職員配置計画を確認
・ひとり暮らし老人等緊急通報受信センター業務委託料について
※利用者数(22年2月末176台設置)、利用実績(前年度は10件の通報)、システムの概要等を確認
※双方向性のシステム、テレビ電話機能等についての検討を要望
・扶助費(生活保護費)について
※前年度当初予算にくらべ120,509千円の増額 この増要因について確認
※保護世帯 329世帯(前年に比べ36世帯増)
保護人員 425人(前年にくらべ53人増)
※ケースワーカーの体制について(増員の必要性について)
国の基準では1名のケースワーカーが担当できるケース数は80世帯
限界状態であり、個別の相談内容も複雑化していることから計画的な人員増、教育が必要であることを述べ、体制整備を求める。
【衛生費】
・看護師、技師就学資金貸付金予算 27,120千円の内容及びこの貸付事業PRの為に予算措置された利用促進事業の内容について
※看護師を目指す方は月額10万円、准看護師、作業療法士、理学療法士は月額6万円の就学資金を利用することができます。
※就学資金を利用した期間、根室市内の医療機関に従事することが条件です。
※看護師不足が深刻な問題になっていますので、この制度の利用拡大を図るためPR事業に予算措置がされました。
・病院事業会計支出金 1,123,306千円について
※国が定める繰入基準に基づく基準内繰入と根室市の独自ルールによる基準外繰入の内容について確認
平成23年度当初予算 基準内繰入 813,538千円(72.4%)
基準外繰入 309,768千円(27.6%)
※基準内繰入 813,538千円に対する国等の財源補てんについて
小児救急医療支援事業 2,206千円
過疎地域自立促進特別事業費(過疎債ソフトメニュー分) 141,700千円
医師確保対策等に要する経費が過疎債の対象(H22年度より)
交付税算入分 病床数等に対する基準財政需要額及び不採算地区病院に対する特別交付税措置 167,655千円
計 311,561千円(基準内繰入額の38.3%)
61.7%は基準内繰入といっても一般財源措置であり、国等へ財源措置の拡大を強く求めることを要請すべきであることを指摘。
※基準外繰入の内病院事業会計の収支均衡を図るための繰出金について
平成23年度当初予算 284,657千円
平成22年度決算見込み 355,426千円
この収支均衡を図るための繰出金の考え方について確認する。
医師招へい対策の如何によっては更なる収支不足が発生することからその場合においても一般会計が全て補てんすることを確認。
代表質問の答弁で市長は23年度予算ベースの財政収支試算ではH27年度末の財政調整基金等のいわゆる市の貯金は10億円程度になるとの見通しを示しましたが、この見込みが病院会計の経営状況によっては、更なる持ち出しも増えることから、基準内繰入額を目標に収支均衡を図るための補助金の圧縮を目標にすべきであることを指摘。
・循環型社会形成推進事業について
昨年10月からはじまったゴミの分別化がはじまりその結果、循環型社会形成推進事業にどの様な効果があったのかを確認。
全体事業(H22-H28)は、ゴミ埋め立て処分地の造成も含め19億6,5百万円の事業が23年度に予定している前処理破砕施設整備工事110,500千円で終了(トータル2億円程度)。
現状の分別収集を続けることで、平成40年まで現在の埋立処分地を延命することができる。
結果、市民の協力により17億円もの経費節減ができたことになります。
17日の労働費、農林水産業費、商工費等については別途報告します。
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