予算審査最終日!
予算審査最終日
【労働費】
若年者等正規雇用奨励補助金 3,000千円 について
H22年度の利用実績を確認 → 利用実績がない。
何故利用されないのか。雇用のミスマッチの問題、若者の就業ニーズなども調査した上で雇用創出に取り組まなければ補助金は活用されないのではないか。
補助制度のPRも必要であり、また、就業ニーズの分析調査なども行うべき。
【農林水産業費】
ねむろ水産物ブランド推進事業 16,255千円について
・広告料 4,725千円 はANA(航空機)ラッピング宣伝経費
一昨年、昨年と実施した札幌、東京でのバスのラッピングについての効果分析や新たな事業に対する効果予測をすべきである。
・根室おさかな普及委員会負担金(2,000千円)が大きく減額になった理由及び事業の効果並びに5年間の事業実施の効果などについて
・根室市水産流通活性化推進協議会負担金(9,050千円)の事業内容について
首都圏でのさんま祭り開催事業であり 総事業費 18,000千円とのこと
協議会の設定経過及び実施予定の具体的な事業内容について確認するも、準備プロセスが不透明であり、予算要求段階で少なくとも事業に関する概要を示すべきであることを指摘
また、東日本大震災の被災者、被災地の事を配慮した慎重な対応判断を要望。
【商工費】
・空き店舗出店支援事業補助金 600千円 について
平成22年度の実績 1件、平成23年度の予算は1件
家賃月額5万円を1年間助成
空き店舗の把握(図面などの整理)、空き店舗所有者との調整を行うなど情報を把握と事業のPRが必要であることを指摘。
・ものづくり事業補助金 2,400千円 (新規事業)について
事業の概要を確認
地元の中小企業者が新製品等の開発や既存製品の改良事業に対して補助対象事業費の1/2(上限50万円)を補助
地元の中小企業者が新製品等の販路開拓自ちょうに対して補助対象事業費の1/2(上限30万円)を補助
中小企業への周知徹底を要望。
・野鳥観察小屋(ハイド)整備事業 6,311千円 (新規事業)について
市内2か所に野鳥観察用の小屋を設置する。
日本屈指の野鳥の宝庫、基調な自然・野鳥を地域資源に野鳥観察環境の充実を図り、国内外の野鳥愛好家等滞在型観光客の増加を目指す事業。
今年度は、ハイドを市民に知ってもらい、野鳥観察に親しんでもらうよう、明治公園や市民の森に設置予定。
今年度の状況を踏まえ次年度以降の事業拡大を検討。
トコロジストの概念と市民ガイド育成事業補助金 930千円について内容を確認
味覚観光都市根室として食にこだわった観光振興も行うべき。(意見)
【歳入全般】
・収納率向上対策としてクレジットカードやコンビニ決済の利用を提案
・原動機付自転車のナンバープレートを北方領土啓発用に地域独自のデザインに変更することを提案。
・公債費について
平成22年度の2,107,417千円の市債発行に伴う公債費比率、実質公債費比率について
公債費比率 H22年度見込み 8.2% がH23年度当初12.5%へ
実質公債比率は H22年度見込み 12.5% が H23年度当初 14.3%
※18%以上で起債発行に総務省の許可が必要に
※25%で早期健全化団体へ
平成22年度も今年度も建設事業等計画的に行う事業については8億円がベースであったことを確認。
平成22年度は国の経済対策等に伴う起債発行及び臨時財政対策債(地方交付税の不足額分を起債で対応しているもので元利償還金は全額交付税措置されます)の発行があり21億の発行額となったもの。
H23年度は16億円の起債発行を見込んでいますが、総合計画に基づく建設事業費等については8億円の起債と言う方針に変更なし。
計画的な財源処置、地方交付税の状況を見極め、また、この度の東日本大震災の影響なども注視しながら、迅速、的確な財源対策を行い、議会への説明も都度行うことを要請。
以上
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