第1回市議会定例会がはじまりました。
3/1 平成23年第1回根室市議会定例会がはじまりました。
今議会の会期は3/1から3/18までの18日間です。
初日は、「市政方針」、「教育行政方針」が示されたのち3月補正予算、地域情報通信基盤整備工事請負に関する変更契約の締結についての先議。
一般会計補正予算は、国の緊急総合経済対策に伴う「地域活性化交付金」による事業の追加、生活保護費や病院事業会計繰出金の増額、事務・事業の確定に伴う決算見込みに立った係数整理が主な補正内容です。
病院事業会計への繰出金は384,825千円の増額で、繰出総額は1,261,417千円になりました。
その補正財源として、普通交付税39,970千円、備荒資金組合超過納付繰入金211,595千円、そして新たな措置として過疎地域自立促進特別事業費市債134,200千円が充てられました。
備荒資金繰入金は、17億1千6百万円のいわゆる市の貯金の一部であり、これが取り崩されました。(※減債基金や財政調整基金への積立がありましたので、H22年度末総額ベースでは貯金総額は微増です。)
医師確保対策が過疎債のソフト事業となったことから134,200千円の財源補てんができましたが、一般会計の予算規模からみても今年度以上の繰出になれば、貯金の取り崩しが必要になるものと考えます。
病院事業会計については、入院外来患者の見込み減に伴う医業収益560,358千円の減額、患者減にともなう材料費の210,729千円の減額、収支不足額の一般会計繰入金の補正が主な内容です。
病院事業会計の予算については、実績との大きな乖離を指摘してきましたが、今年度については昨年12月にほぼ現実的な額が示されておりましたので、質疑はしませんでした。(医師招へい対策や経営改善が今後の課題と考えます。)
その他、国民健康保険、農業用水事業、港湾整備事業、水道事業、下水道事業の補正提案があり全て原案の通り可決されました。
議会は今日2日から8日まで代表・一般質問についての議案調整等のため休会。
来週9日再会され、代表質問、一般質問、各常任委員会、当初予算審査の順位18日の最終日まで議案審査を行います。
分からないことがあるので久しぶりにコメントを書きます。
2月25日の北海道新聞では病院事業への一般会計繰出金が2億4600万円増えたとなっています。本田さんは3億8482万円と書いていますが、1.4億円の差異があります。25日以降修正があったのでしょうか?
12.6億円なら、1億円程度足りなくなるでしょうが、私も辻褄合わせのインチキ予算ではないと判断します。
明らかに昨年までと違います。よくこんな予算が組めたなと感心しています。
投稿: ebisu | 2011年3月 3日 (木) 12:16
ebisu さん コメント有難うございます。
北海道新聞の数字ですが、繰出金の当初予算比較額の様です。
H22当初予算 876,592千円
H23当初予算 1,123,306千円
の差額 246,714千円の増額です。
私の数字は、H22年3月補正額です。
H22当初 876,592千円
H22/3月補正額 384,825千円で
合計 1,261,417千円が今年の繰出額になります。
13億円台の繰出金を想定していましたが、患者減に伴う診療材料費の減額が大きかったため、12億円台で済みそうです。
H23年度の繰出金をはじめとする予算額は、改訂版の改革プランとほぼ同額で見積もられています。
この内容については、今議会で審査します。
投稿: 本田 | 2011年3月 3日 (木) 20:15
早速の回答ありがとうございます。
いまやっているのは今年の補正予算でしたか、新聞には来年の予算の話しが出ていたので早とちりをしました。
今年度の繰出金は13億円を少し切るのですか、よかったですね。
来年度の病院事業赤字は少し縮小してほしいものです。
建て替え後が費用が増えてたいへんですから。
投稿: ebisu | 2011年3月 4日 (金) 00:52