5/17 9:30 根室港琴平岸壁から今年の四島交流訪問事業の第1陣が国後島に向けて出港。
主催は、公益社団法人北方領土復帰期成同盟北方四島交流北海道推進委員会。
北方四島交流北海道推進委員会長尾明宏氏を団長に、北海道内の元島民や返還運動関係者等62名が3泊4日の日程で国後島において視察、ホームビジット、意見交換会等を行う予定になっています。
今回は、北方領土問題対策協会(道外の受入窓口)の荒川理事長も同行しており、山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)の指示による3か年をかけて行なう、四島交流事業の見直しや事業実施団体の一本化等を見据えた動きなのでしょうか?
交流参加者の窓口を広げたいとの意向も示されていますが、四島交流の原点の地、これまで多くの元島民、返還運動関係者が自分たちが参加できない時も港で見送り出迎えを続けながら、この事業を盛り上げ、機会があれば故郷の島々へ行くことができていました。
今後の四島交流事業がどの様な姿になっていくか、現時点では見えませんが、全国的な参加者の拡大と同時に隣人である根室管内1市4町住民と四島在住ロシア人の隣人としての交流拡大についても取り組んでいただきたいと思っております。
四島交流事業は、北方領土問題の解決を後押しすための事業。北方領土問題は国家間の交渉であり、先の両国首相の会談を機に交渉事が動き出しそうな気配も感じられるところですが、その為にも四島交流事業の趣旨を踏まえた交流を今年もしっかりと続けてほしいと思っております。
今年も、皆さん一緒に頑張りましょう。
私もできる限り根室港で見送り、出迎えの活動を続けます。
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