平成25年第1回定例会一般質問(廃校跡地利用)
5.学校統廃合に伴う旧校舎の跡地利用のあり方について
歯舞地区の四小学校が歯舞小学校に統合される。跡地利用については、現状どのような取り組み状況にあるのか。また、今後、どのような体制でこの課題に取り組むのか教育長・市長の見解を伺う。
【市長答弁】
歯舞地区四小学校の跡利用について
・教育委員会には、「歯舞地区小学校統合準備委員会」を通じて、スポーツ少年団活動を想定した利用に対し、要望が寄せられていると承知している。
・市としては、部分的に、地域の避難所やドクターヘリ離発着場等としての機能を維持したい考えである。
・施設の耐震性や立地条件、さらには財源の問題など、検討すべき課題も多いことから、現在、「施設の跡利用に関する庁内会議」による協議を重ねている。
・当面は、避難所等の位置付けを維持するとともに、地域要望にも対応しながら、引き続き、地域住民はもとより全市的な意見や要望等を広く聴取し、利用計画の具体化に努めたい。
【教育長答弁】
学校統廃合に伴う旧校舎の跡地利用のあり方について
・歯舞地区の4小学校校舎の跡利用とグランドの跡地利用についは、「歯舞地区小学校統合準備委員会」を通じて、スポーツ少年団活動の使用についての要望がよせられている。
・市全体としての取り扱いについては、市長答弁のとおりであり、「施設の跡利用に関する庁内会議」において協議を重ねている。
・教職員住宅につきましては、平成25年度の入居状況を勘案し、使用が見込まれない教職員住宅について、跡利用の検討に入ることにしている。
・また、旧和田小学校については、校舎を「歴史と自然の資料館」の付属収蔵庫として、旧幌茂尻小学校については、校舎を教育委員会倉庫として、両教員住宅については海星小中学校の教職員住宅として活用し、両グランドについては地域の避難場所となっている。
・落石地区における昆布盛小学校の校舎・屋体・グランド・教職員住宅については、今後、設立予定の統合準備委員会を通じ、地域の意見を聴取し、「施設の跡利用に関する庁内会議」の議論を踏まえ、検討していきたい。
以上
平成25年第1回市議会定例会一般質問
1.自立可能な行財政基盤の確立と予算編成について
2.職員配置の適正化と人材育成への取り組みについて
3.北方領土返還運動原点のまちとしてのスタンスについて
4.市立根室病院の経営改革の見通しと目標について
5.学校統廃合に伴う旧校舎の跡地利用のあり方について
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