千島歯舞諸島居住者連盟根室支部総会に出席
四月から千島歯舞諸島居住者連盟根室支部の会員になりました。
これまでは、妻(二世)、子供達(三世)が会員でしたが、二世の配偶者も会員になれるということがわかりましたので手続きをしました。
根室支部は、公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟と連携する組織。北方領土返還要求運動、北方領土に関連する諸問題の解決促進、北方地域元居住者等の援護対策の推進に関する事業を行います。
新年度の事業実施計画は、北方領土返還要求運動の推進、元島民の権利補償・保全と援護対策の推進、後継者育成の推進、北方領土墓参及び自由訪問、北方四島ビザなし交流及び組織の拡大強化と財源確保の6事業が柱。
下記議決文を採択し総会は終了。
決議文
日本固有の領土である北方四島がソビエト連邦に不法に占拠され、強制的に島々から追われて、半世紀を超える六十七年の長き年月だけが経過していることは、極めて遺憾なことである。
我々元島民は、先人の四島返還に対する熱き思いを脈々と受け継ぎながら、返還運動原点の地、根室の誇りと名誉を背負い、人生の大半を返還運動に身を投じ、全国の先頭に立って返還運動に取り組んできたにもかかわらず、未だ返還の兆しも無く、悔しさと怒り、更には虚しさと失望感を隠しきれず、気力が萎えそうになって来ているのも事実である。
だが、我々は返還が実現するまで粘り強く訴えていく。
この原点の地、根室に外務大臣、北方対策担当大臣をはじめ、多数の政府要人が訪れているが、日ロ交渉を始め、我々島民に対する諸問題の解決の進展もない。
今、日本そしてロシアの首脳も代わり、日ロ首脳会談のこの機会を捉え、「我が国固有の領土」を主張し一刻も早く交渉に臨む事を切望する。
元島民の高齢化は進み「一日も早く故郷の島に帰りたい。」、その当然の願いも虚しく、運動を支えて来た我々の同志も他界し、後継者にその志を引き継がなければならない。
我々元島民も今や平均年齢七十八歳を超え、これ以上解決に歳月を要することは、断じて許されない。
政府においては、粘り強く強固で新たな戦略を駆使し、「四島返還」に向け、「今度こそは解決へ」の不退転の決意をもって強力な外交交渉に臨まれることを強く要求する。
また、元島民が奪われた諸権利の最低限、国内措置で可能な「財産権の不行使に対する損失補償」、「元島民に対する援護対策」、「後継者の活動と生活基盤の確保」「元島民への融資制度の拡大」の実現を強く訴える。
国・道には国民一人一人が過去の正しい歴史を認識し、返還運動の更なる構築と後継者の育成対策を総合的に推進する施策の充実を強く求めるものである。
平成25年4月21日
千島歯舞諸島居住者連盟根室支部通常総会
日頃の議員活動、ご苦労様です。
ところでそろそろ平成24年度も終わりを向かえ25年度に入ります。新年度ともなればこの時期病院の医師の交代時期であり、市民としては折角の新病院の常勤医師数、非常勤医師数や診療内容などが非常に気掛かりです。
病気で休みがちな医師や、24年度一杯で根室から去る医師(複数)の噂も飛び交っています。
議員には何か新しい情報などは入って来ていないのでしょうか。
投稿: 某市民 | 2013年4月24日 (水) 00:52
某市民さん コメントありがとうございます。
4/1(新年度)の市立病院の体制は次のとおりです。
内科 6名 (消化器内科の医師が変わりました)
小児科 2名(4/1から1名増員)
外科 2名(1名は半年交替のため変わりました)
整形外科 2名(1名は1年交替のためい変わりました)
眼科 1名(1年ないしは2年交替のため新しい先生にかわりました)
人工透析 1名
産婦人科 1名(4/8から復帰されました)
現在は、常勤医師15名体制です。
麻酔科は週4日の非常勤医師
消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、産婦人科への短期出張医師の応援体制
泌尿器科、耳鼻咽喉科、皮膚科、脳神経外科は短期出張医師により外来診療が行われています。
>病気で休みがちな医師や、24年度一杯で根室から去る医師(複数)の噂も飛び交っています。
残念ながら、今のところ、議会に対して新たな医師の異動に関する説明はありません。
正式な情報が入りましたらお知らせいたします。
投稿: 本田 | 2013年4月25日 (木) 16:43