平成25年第1回定例会一般質問(北方領土問題)
3.北方領土返還運動原点のまちとしてのスタンスについて
【質問要旨】
最近、「北方領土問題」が動きだしそうな気配を感じており、同時に、「2島」や「3島」といった報道や「引き分け」発言なども聞かれる。これまで「四島を返せ」と叫び続けてきた元島民の心情を考えたとき、返還運動原点の地のリーダーとしてどのようなスタンスをとるべきなのか。今一度、返還要求運動に対する市長の基本姿勢について伺う。
【市長答弁】
・先月21日に、森元総理が安倍総理の特使として訪ロし、プーチン大統領と会談を行った。
・この会談が日ロ首脳会談の早期実現につながり、その後の積極的な対話によって、北方領土問題の具体的な進展が図られることを強く期待している。
・最近は、四島の返還方法や態様等について様々な主旨の報道等がなされている。
・日本政府は従来から「我が国の固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」との立場であり、「北方四島の帰属の問題が解決されれば、実際の返還の時期や態様については、柔軟に対応する」という基本方針が示されている。
・私といたしましては、政府の立場や基本方針を支持することに一貫して変わりはない。
・今後とも返還要求運動原点の地の市長として、元島民、後継者や返還要求運動団体等と連携し、「北方領土問題の早期解決のための強力な外交交渉」を支える国民世論の喚起高揚のため、全国の先頭に立って、返還要求運動に邁進する。
以上
平成25年第1回市議会定例会一般質問
1.自立可能な行財政基盤の確立と予算編成について
2.職員配置の適正化と人材育成への取り組みについて
3.北方領土返還運動原点のまちとしてのスタンスについて
4.市立根室病院の経営改革の見通しと目標について
5.学校統廃合に伴う旧校舎の跡地利用のあり方について
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