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2012年1月

2012年1月30日 (月)

根室市・ベトナム経済ミッションとインターネット・バナー広告

根室市アジア圏輸出促進協議会主催の根室市・ベトナム経済ミッション派遣(ベトナムをはじめとするアジア新興国の市場における根室産水産物に対する認知度や信頼性の向上を図る事が目的)が2/1から2/6の日程で実施されます。

詳しい内容は根室市のホームページを参照ください。(PDFファイル

正式な訪問団は10名ですが、私もオブザーバーで同行します。(1/19のブログのとおり)

訪問内容については別に報告したいと思います。

このミッションに合わせて、ホーチミン市内の日本食レストラン等6店舗、ハノイ市の高級スーパーマーケット1店舗において、根室サンマ祭りのキャッチで「根室産サンマ刺身」、「根室産サンマ握りずし」、「根室産サンマ塩焼き」の特別メニューの提供が行われます。

この事業の広告宣伝としては、新聞広告やオフィスビルへのチラシの配布に加え、現地ニュースサイト、一般紙サイト、Facebook上でのクリック広告や携帯SNSに160文字情報の1万人配信も行います。

実は、今日からベトナムのニュースサイト、一般紙ウェブサイト、フェイスブックでのバナー広告等実施されています。

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※上記はVN-EXPRESSというニュースサイト

※この他、一般紙サイト http://tuoitre.vn/

※ホーチミンのおしゃれな和食とお寿司のレストランTHE SUSHI BAR

等に、バナー広告(クリック広告)が行なわれています。

Facebookは確認できていません。

市が関わる事業でインターネットのクリック広告ははじめての取り組みだと思います。

インターネット、特に、ここ数年のTwitterやFacebook等SNSの拡大の勢いからすると、このベトナムでの取り組みを、今後、国内市場への根室水産物や観光等の情報発信にも生かして行くべきと考えます。(これまでは、あまり積極ではありませんでしたので…)

根室市アジア圏輸出促進事業自体の評価は、PDCAの手順で、今後、逐次報告があるものと思いますが、この事業を通じて様々なノウハウが市に蓄積されるものと考えます。そのノウハウを、是非、今後の行政運営に、速やかに生かしてほしいと思います。

それでは、2/1-7の日程でベトナムへ行ってきます。

2/7は北方領土の日です。日本に戻るのが7日の朝ですので、この日、東京で開催されます「平成24年北方領土返還要求全国大会」に参加し、根室には8日に戻ります。

2012年1月23日 (月)

食品冷凍セミナーに出席

1/20 根室市、商工会議所、市内の漁業協同組合等の共催による食品冷凍セミナーに出席しました。

講師は、国立大学法人東京海洋大学海洋科学部食品生産科学科食品冷凍学研究室教授 鈴木徹氏。
「高度冷凍技術による生食用凍結魚貝の広域流通の可能性」というテーマの講演でした。

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商品の高品質化や環境対策等の観点から近年食品冷凍技術が着目されているところであり、根室市にも昨年2月根室冷凍技術研究会が設立され、様々な事業に取り組んでいる様です。

セミナーでは、食品の低温保存の基本原理、食品冷凍技術のメリット、冷凍技術の最終目標である凍結前と同じ状態に復元するための凍結、保存・貯蔵、解凍ポイントなどについて説明がありました。

食品の冷凍技術を高めることが、根室の水産物、加工品のブランド力を高めるための切り口の一つと感じました。

今回のセミナーのサブテーマである地産他消(ぐるなびの発想とのこと)をめざして、実用化に向けた研究の継続を期待したいと思います。

2012年1月19日 (木)

根室市・ベトナム経済ミッションに同行参加

昨日、第4回根室市ベトナム圏輸出促進協議会にオブザーバー出席しました。

はじめに、平成23年のベトナム市場向けの輸出量の実績等について報告がありました。

昨年は、輸出品目は冷凍サンマ98.7t、冷凍秋サケ(頭、中骨)38t、冷凍マダラ(頭、ラウンド)4.8t、その他イクラ、明太子等の水産加工品11.5tなどで約150tが輸出されました。

輸出先は、ハノイ市、ハイフォン市、ホーチミン市の4社(直接貿易)。

※平成23年12月末、根室産の冷凍サンマや冷凍マダラに対し、ベトナム側企業より引き合いが寄せられているそうです。

この報告の後、この協議会が「ベトナム市場向けに行う海外販促推進活動」について内容の説明がありました。

目的は、ベトナム市場に向けて根室産さんまの輸出の促進を図るため、日本食を嗜好するベトナム富裕層に対して、「根室さんま祭り」のキャッチでアプローチし、市場開拓の可能性調査をすること。

実施期間は、平成24年2月1日(水)から5日(月)までの5日間。

ホーチミン市内の日本食レストラン等6店舗及びハノイ市内の高級スーパーマーケット1店舗で根室産サンマの特別メニューを提供。

また、根室市のサンマ生産者や加工業者等を中心に経済ミッションを派遣し、現地の水産企業や卸業者との意見交換、現地の水産加工企業の視察、卸売市場やスーパー等の視察、ベトナム商工会議所会員企業との意見交換等も予定されています。

協議会構成員9名、波多議長、事務局、通訳、オブザーバー等21名が訪問します。

オブザーバーとして報道機関や民間事業者、議員等の参加が認められましたので、私も参加することにしました。

昨年から始まった根室産サンマ輸出のプロジェクトで、5年間の目標等は示されていますが、正直よく見えません。経済活動にこれだけ行政がかかわるケースはこれまでほとんどなかったと思いますので、結果の検証と評価、公表をすることをお願いして予算措置などについては賛成しております。

しかし、多くの皆さんから内容を問われることもありますが、公開になっている資料だけでは説明しきれない点もありますので、「百聞は一見に如かず」ということで、日程調整をし、今回のミッションに参加することにしました。

この機会に「地域ブランド力とマーケティング」、「経済活動における行政の役割」といった視点で、市が中心となって進めるベトナム等アジア圏への根室水産物等の輸出について考えてみたいと思っております。

2012年1月18日 (水)

議会改革調査等特別委員会・傍聴

本日13:30 議会改革調査等特別委員会を傍聴しました。

最初に、今後のスケジュールと調査項目等について確認。その後、議会基本条例のフレームの確認作業に入りました。
詳しい調整は、次回(1/26)から条文案を示しながら作業を進めることになると思います。

今日は、なぜ、議会基本条例を制定しなければならないのか、その制定の目的(条例前文)を確認し

・二元代表制の一翼を担う議会としての責務
・もう一方の代表である市長が持つ責務に対して議会がどの様に対峙しなけらならないのか(競争と協調、牽制と抑制、チェック&バランスといった関係性をキーワードに)
・市民福祉の向上に資すること
・議会の最高規範として位置づけること
・市民と議会の関係

等を前文の中に盛り込むことで、文案を検討することになりました。

条例に盛り込むべき項目についても案が示されましたが、これらについては、条文案をまとめ、その案をたたき台に次週以降検討することになりました。

以下は私の考え等。

市職員時代、個人情報保護条例や情報公開条例の条例制定作業に携わりましたが、条例制定作業では、条文案づくりと同時にその解釈、考え方の整理も必要になりますし、項目によっては、規則、要綱まで整理しなければなりません。

更には、根室市議会議員定数条例、根室市議会委員会条例   根室市議会議員政治倫理条例 根室市議会事務局設置条例  根室市議会政務調査費の交付に関する条例等現行の条例規則等との整合性精査、場合によっては、条例改正等も必要になると思いますので作業量としては膨大です。

議員定数や報酬の問題についても検討議題になっていますが、かなり後の検討項目となっています。(昨年11月に開催された議員協議会では、この二点の協議を急ぐべきであることを指摘しましたが)この点が市民の一番の関心事ですのでしっかりとした議論が必要です。(改選時にそれぞれが意見、考えをもっていた事項です。)

また、今回、資料として、議会のインターネット中継に関する調査票(美唄市が昨年11月に実施)が配布になりました。

35市中14市が既にライブ、録画配信を実施。さらに6市が検討中という内容です。
根室市は実施予定なしという回答になっていましたが、検討が必要と考えます。

議会改革等調査特別委員会の方針も「出来る事から改革に取り組む」としていますので、顔の見える議会、活動状況が見える議会を目指す上では、優先順位を上げて検討してもいいと考えます。

タイトルは忘れましたが、テレビニュースで議会のICT化の事例としてiPadなどのタブレットPCを議員に配布しペーパーレス化を図ったり、採決も議員一人ひとりの賛否を明らかにするような議場内表示などを取り入れている先進的事例が紹介されていました。

根室市議会でも議会だよりの発行なども予定されています。開かれた議会、顔の見える議会の実現を急がなければと考えておりますので、ICTの活用についても取り組む必要があると考えます。

議会改革調査等特別委員会再開

本日、議会改革調査等特別委員会が再開されます。

途中、第一回定例会もありますが、6月まで10数回の委員会が予定されています。

議会基本条例の制定をめざして、次の事項について、これまで検討を重ねてきた項目の精査、報告書作成作業等が行われる予定です。

・議会と市民の関わり(情報公開を含む)

・議会と行政の関わりについて

・議会の意思決定と自由討論の場のあり方

・議員研修・調査のあり方

・通年議会の取り組みについて

・議員定数及び報酬等について

・事務局体制とその機能のあり方について

この特別委員会に属さない議員(私を含め)の発言の場は、議員協議会(これまで開催は1回)しかありませんでしたが、今後は、各検討事項に対する意見等の文書提出ができるようになるようです。

これからは、自分の考えも交え審議経過等を報告したいと思っています。

2012年1月15日 (日)

玄葉外務大臣が北方領土視察

昨日、玄葉光一郎外務大臣が北方領土視察のため来根しました。

巡視船で羅臼漁港から納沙布岬経由で根室花咲港に入り、次に、納沙布岬から陸上視察を行い、その後、ニホロにおいて元島民代表者等と意見交換を行いました。

議会にも、ニホロでの出迎え歓迎について参加要請がありましたので行ってきました。

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寒い中一緒に参加いただいたみなさんお疲れ様でした。

以下は、元島民や領土返還運動団体との意見交換会の私のメモです。

高橋知事の挨拶から

・戦後66年父祖伝来の地がロシアに占拠されているという状況が続き、元島民も既に半分以下になった。
・ロシアの領土環境は確実に変化、3月には大統領選挙も予定されている。
・しっかりとした戦略の下、より強力な外交交渉を進めていただきたい。
・道も国や関係団体と連携し粘り強い取り組みを進める。
・国は、日本の法的立場を害さない方法で北方四島における共同経済活動について検討中とのこと。
・根室管内1市4町では共同経済活動を含む戦略的な北方四島交流事業について地元案をまとめているところであり、外務省と相談させていただきながら積極的に取り組んでいきたい。

長谷川市長(北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会会長の立場)

・今月中にもラブロフ外相の訪日が予定されていると聞いている。
・現地の状況を踏まえ積極的、建設的な外交交渉への取り組みを要望。
・ロシアの状況を踏まえ、粘り強い外交戦術の再構築を進め、一日も早い問題解決への道筋をつけるようお願いする。
・ビザなし交流は昨年で20年。これまでに18,000人を超える相互訪問が行われ日露の友好親善は着実に進んできた。
・しかしながら、北方領土問題の解決のための環境づくりという事業の目的達成には寄与していない。
・これまでの北方領土交流事業を抜本的に見直し、北方領土返還に向け戦略的な環境づくり、新たな交流事業の早期実現が必要であり、その実現に向け特段のご配意をお願いしたい。
・1市4町の社会生活基盤は依然として脆弱であり元島民や返還運動関係者を勇気づけるためにも北方領土返還実現を見据えた関連予算の充実、インフラ整備の加速的な整備について関係省庁との調整をお願いしたい。
・野田総理の北方領土視察を要望する。

玄葉外務大臣

最初のあいさつ
・北方領土は我が国固有の領土である。
・四島の帰属を確定し平和条約を締結するという我が国の基本的な立場に変わりはない。
・ラブロフ外相に対して領土問題についてこれまでの両国間の諸合意、法と正義の原則に基づき実質的な議論を行いたいと伝えた。
・今日は、是非、皆さんのお話を聞かせていただきたい。

おわりに
・元島民の方々の高齢化が進んでおり、一刻も早くと思う。
・交渉には原則があると思う。
  先ず、首脳間の信頼関係が第一

  そして、静かな環境の中での交渉が進められること。
  我々として言っていること、我々の立場と矛盾しない行動をすること

  国内世論を
・そういった原則の中で環境を作り上げてゆくことが必要。
・安定した強い政権のもとでの取り組みも必要。
・四島の帰属の問題は両国間で法と正義の原則のもとでやろうということになっている。
・ロシアもアジア太平洋を重視している。
・日本としても日露双方の戦略的な関心というものに応えられるようにすることが重要
・外交の問題は結果重視でやっていきたい。
・国際世論はまげない、矛盾しない行動をとる。

以上

2012年1月10日 (火)

消防出初式・成人式に出席

1/7 消防出初式に出席

10時から温水プール駐車場前で観閲、分列行進等の野外行事が行われ、その後、文化会館小ホールに会場を移し、消防長年頭決意表明や永年勤続功労章等の表彰等室内行事が行われました。

平成24年の根室市消防本部・消防団の重点目標は
1.焼死者火災の絶滅
2.消防活動体制の充実強化
3.住宅防火対策の推進   (昨年度の住宅火災は14件)
4.自主防災組織の育成強化

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1/8 根室市成人式に出席

今年の新成人は249名

ねむろ太鼓保存会のアトラクションの後、成人式がはじまり、実行委員長である松下教育委員長の祝辞、長谷川市長等来賓あいさつ、そして、新成人代表者による「成人の誓い」等1時間ほどで閉式しました。
多目的ホールには茶席や語らいの部屋等が設けられていました。

今年の新成人が生まれた年の根室の出来事(式次第より)

1991年
 根室市ウニ種苗生産センターが温根元に落成
 四極交流盟約書締結(根室市、長崎県小佐々町、鹿児島県佐多町、稚内市) 
 第1回根室市ねんりんピック’91開幕
1992年
 根室市ゲートボール場オープン
 北方四島在住島民ビザ無し交流団花咲港に歴史的第1歩
 ラックスマン根室来航200年記念式典開催

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2012年1月 6日 (金)

本年もよろしくお願いいたします。

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元旦 納沙布岬へ行ってきました。

今年は、6月までには議員定数の問題も含め議会基本条例の取りまとめ作業を終える予定になっています。

取り組みの在り方については様々な考えがあると思いますが、10名の委員で構成されている議会改革等特別委員会が窓口になっておりますので、委員会審議を傍聴し各委員の考え方をお聞きして、議員協議会等が発言できる場面ではしっかりと考えを述べていきたいと思っております。

病院経営に関しては、医師招聘の見通しがまたまだ不透明ですあり、12月議会の一般質問で述べたとおり、厳しい状況の想定も必要と考えております。正確な情報として把握しているわけではありませんが、入院患者数が70人台にまで落ち込んでいるようです。

年末年始の影響もるものとは思いますが、整形外科の影響もあり、一般会計繰出金も直近の決算見込み額12億7千万円を上回り、13億円台になる可能性もあると考えます。

4月からの医師体制が何時の時点で明らかになるのか、病院改革がどの様な体制で進められるのか、新病院建設の工期延長にともなう経営面の影響はどうなのか、病院機能評価を前提とした病院運営の見直し作業がどの様に進められるのか、方針が明らかになっていない医療情報システムの見通し等々様々課題が山積しておりすので、公約のとおり市民目線に立って調べ、考えを述べていきたいと思います。

120106_31月4日の新年交礼会で長谷川市長が述べておられた通り、今年は、 根室再興政策プロジェクト事業である「産業活性化」、「生活安心・安らぎ」、「みらいの活力創出」の3つのプランを中心に政策展開のスピードを速め社会変動にも即応する姿勢で予算編成作業が進められるものと思いますが、病院事業会計の経営見通しによっては、24年度予算編成における6億3千万円の財源不足がさらに大きくなることも考えられます。

新年度予算編成の概要については2月中旬に議会にも報告がありますので、12月議会で取り上げましたとおり、公的資金借換債の元金償還3年据え置きや下水道事業会計の繰延処置の継続による財源捻出、21億円を超える財政調整基金等いわゆる貯金取り崩し等と事業の取捨選択、中長期的な財政運営の問題等も含めまして、しっかりとした目線でチョックするよう調査・分析作業を行っていきたいと考えています。

北方領土問題に関しては、3月末までには(当初昨年の12月末)「戦略的な北方領土交流事業の実現」に向けた北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会としての考えもまとまる予定ですが、これまでの20年間の北方四島交流事業の反省、検証なども必要であり、また、北方領土問題解決のための近道としての「人的・物的・経済的」な相互交流事業として何がふさわしいのか、時間は有りませんがしっかり議論して行かなければならないものと考えております。

この他にも中小企業振興基本条例や第5期の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画等々様々課題がありますので、出来る限り、皆さんのご意見をお聞きし、今年も議員活動を行なっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

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