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2011年1月

2011年1月23日 (日)

新病院の鳥瞰図

先週金曜日に新病院の鳥瞰図が示されました。

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これは最新の病院外観イメージです。

病院のホームページの情報は昨年の4月30日現在のもの

完成予定図も載っていますが、最新のものに更新してほしいものです。今月末が実施設計の期限。後1週間ですから、ほぼ作業は終わっていると思います。

先日、消防の移転の件でもブログコメント欄に問い合わせがありましたが、行政情報の開示のタイミング・内容・方法等を一度整理する必要があると思います。

現状では、広報紙、マスコミ対応が主になっていると思いますが、議会答弁されている様にホームページへの情報掲載もルールを設け、より積極的な活用に努めるべきです。

4月からは根室市内全域で高速のインターネット回線の利用が可能になります。行政としても公共施設の高速ネットワーク化を進め、各施設に利用者端末の設置や無線LANアクセスポイントの整備など検討が必要です。

病院建設の問題は市民の一大関心事ですから、市のオフィシャルサイトのトップページから新病院建設に関する進捗状況等が判るページへリンクを設けるなどの対応も必要と考えます。

大事業の実施=市民の関心事項ですから、こういったタイミングでこれまで解決できなかった問題の改善に努めるなどイノベーション効果を期待し新しいアイデアを出し合い、そこから新たな価値を創造する作業を組み込むことも必要です。

病院内の接遇改善、市民参加の病院ボランティアの立ち上げ、病院スタッフと市民の交流促進、患者市外流出の実態把握と改善、コンビニ受診の改善等々病院内、市民参加で出来る様な活動もはじめて行きましょう。

今この時代を生きる者の役目として、責任をもって、また、後悔しない様、この問題に取り組んで行きます。

2011年1月17日 (月)

このまちの為に

先週12日、現職財政課長の突然の訃報に言葉を失ってしまいました。

彼は市役所時代情報システム構築を共に行った大切な仲間(戦友)でした。

根室市は平成元年2月1日に住民情報のオンライン化がスタートしました。
その後、住民情報、税務情報、給与情報のオンライン化を次々と行い、平成6年度から3カ年かけて財務会計システムのオンライン化を進めました。

彼とは、丁度、この財務会計システムの開発の時期に一緒に仕事をしました。

当時は、各自治体が独自にプログラム開発をしていた時代です。
市によってはプログラマーまで養成している所もありましたが、根室市はプログラミングは外注し、それ以外の部分を職員で対応していました。

システム開発は、プログラムを作成する前のパッケージソフトの検証、業務分析、システム化要件定義、プログラミング、完成後のプログラムのテストそして職員用マニュアル作成と研修、と多くの工程を経て本番稼働という流れになります。

ソフトの検証、業務分析、システム要件定義作業を行う為には、業務ノウハウが必要になりますので、財務会計のシステム化では予算、決算、会計部門別執行等々各業務の勉強も必要でした。

プログラミングを除く全ての過程を職員でやりましたので完成までの3年間はほぼ毎日残業でした。(その前の5年間も同じ様な状況でした。)

情報システム部門の仕事は言わば道具作りみたいなところがあり、システムは動いて当たり前、何時も期限に追われ、ミスは絶対に許されない仕事でしたのでプレッシャーも相当なものでした。

でも、市役所にはそれまでなかった新しいタイプの仕事ですから、残業をしていても当時の上司、人事担当部門には中々その中身を理解してもらえませんでした。

当時の情報管理係は、職員が行きたくないキツイ職場の一つと言われていましたので、そんな中で、一緒に働いた職員は私にとっては大切な戦友です。

あれから10数年が経過、一緒に構築した財務会計システムは今も当時のまま稼働しています。その間に、彼は、財政のスペシャリストとなり市の中枢を担う職員に成長しました。

昨年、第3回、第4回定例市議会予算審査特別委員会で、財政問題について議場でやり取りしましたが、戦友の成長を嬉しく誇らしく思いつつ、今後は、議員と職員という立場は違ってもこのまちに対する思いは一緒、財政問題で彼と対峙できるよう頑張ろうと心に誓った矢先でした。

あまりにも突然の訃報。悔しいです。

彼の志、思いを皆で繋いでほしいものです。このまちの為に。

私もその一人でありたいと思っています。

御冥福をお祈りいたします。

2011年1月11日 (火)

消防新庁舎に関することなど

昨日、本ブログに消防新庁舎に関するコメントをいただきましたので、本日、消防本部に事情を伝え、午後、管理職の方々からお話しを聞く事ができました。

お聞きした内容については、ブログコメントにまとめましたので、そちらも是非お読みください。

http://nimuoro.lekumo.biz/honda/2011/01/post-0be1.html

今回の新庁舎は旧市役所第2庁舎を利用した管理棟の整備でしたので、制約がある中で行われた改修事業であったと言えます。

現在の庁舎は昭和37年に整備された施設で、老朽化も進んでおり、本来であればもう少し早い時期に移転新築が必要だった施設だと思います。

消防庁舎を見せていただきましたので、現在の状況を一部紹介しますね。

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ニ階事務室横のトイレの天井

※新庁舎のトイレ部分は教育委員会時代のまま(改修していません)だそうです。

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食堂及び小上がりスペース 今は一度に14人がテーブルに着けます。

※新庁舎では、16人分の椅子が準備されます。

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仮眠室まえのロッカー。現在は、このロッカー室前で消火作業や災害出動後の濡れた衣服着替えができているそうです。

※新庁舎ではこのスペースは無くなります。(個室仮眠室前の通路で着替えることになるとのこと)

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8ベット×3か所の仮眠室

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一人ひとりのスペースは畳1枚より若干広いくらいです。

朝6時に起床し写真の状態に清掃するそうです。

個人のプライバシーは殆どない状況です。

※新庁舎では個室仮眠室になり17室が整備されます。

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お風呂は現在殆ど使用されていないそうです。

※新庁舎は1坪程度のユニットバス+脱衣所+シャワー室0.8㎡程度が1箇所

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これは、新庁舎に整備される予定の排気ガス排出システムのイメージ図です。

現在は、地下埋設となっています。

日々点検作業が必要であり、車庫の中でエンジンをかけて行いますので、この様なシステムが必要になるそうです。

以上、今日、見せていただいた消防署施設の状況です。


 根室市は港湾整備、市立病院存続のために多額の一般財源を投入せざるを得ず、その結果、多くの施設整備にしわ寄せがきており、図書館も旧公民館の改築施設であったり、体育館(各種大会を誘致可能な規格を有する)もなく、野球場には照明設備もなく、総合運動公園構想も当初の計画とはかけ離れたものとなったり等々公共施設に関しては充実しているとは言い難い状況です。

消防本部も国の緊急経済対策がなければまだまだ建設は先送りになっていたのではないでしょうか?

コメントにも書きましたとおり戸籍や図書館の電算化なども経済対策のメニューにならなければ整備は困難な事業でした。経済対策事業は雇用創出が目的の一つですので大量のデータを登録する要員人件費が補助対象になったためできた事業です。

ここまで我慢してきたことで、ほぼ全額国庫支出金を財源に事業ができたわけですが、財政力があれば、いや、病院経営や港湾整備に一般財源の持ち出しがなければ、もっと早く取り組めたはずです。(これが根室市の現状です。)

しかし、一方では、多額の一般財源の持ち出しが必要な事業があったために、行政改革等を通じて行政全体の節減対策が行われ、職員定数の削減、人件費の独自削減への取り組み、ゴミ処理手数料の有料化への取り組み等々言葉は悪いのですが臆病なぐらい緊縮型の財政運営を続けてきたことで、各種財政指標が道内各市に比べて、今は、良好な水準にあるわけです。

http://nimuoro.lekumo.biz/honda/2010/11/post-1d61.html

問題はこれからです。

ここ数年の投資的事業の拡大は経済対策(100%国庫支出金)によるものであり、従来の状態にもどれば、同じ規模の事業は出来ませんし、実施するとすれば一般財源の持ち出しが必要になります。

病院建設問題の混乱の原因は、公立病院耐震化臨時交付金措置(経済対策)を受けるた、申請条件、指定条件(H22年度内着工)をクリアするための期限に縛られ、最も重要な病院の機能や経営見通し等の判断を先送りにし、建設ありきで進めてきたことです。(そう思っていない方々もいるようですが)

今後の病院事業会計の経営状況によっては、これまでの蓄えもあっという間に底をついてしまいます。

病院の建設は既に始まりました。(今日の様子です。既に、裏口が取り壊され、旧精神病棟も一部取り壊しがはじまっています。)

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経営状況、医師確保の状況によっては、行政運営上これまでにない厳しい選択も必要になるでしょうし、更なる市民の我慢も伴うものと考えます。

この数年、今まで実施できなかった事業に着手できたのは、国の経済対策によるところが大きかったわけですが、こういった新たな、そして、突発的な流れに乗る時に、まちづくりの方向性を見失わない様、行政が大きな枠組みのPDCAをしっかり行い、市民に情報を伝える作業を怠らないようにすることが必要と感じています。

今日も一日色々と悩んでしまいましたが、今年も、皆さんと一緒に悩み、考え、アイディアをまとめ、そして、提案型の活動を続けたいと思っています。

頑張りましょう!

2011年1月 8日 (土)

出初式&文教厚生常任委員会視察へ

1/7 10:00 消防出初式に出席

今年一番の寒さ?、天気はよかったのですが、風が強く時折地吹雪の様に雪が舞う中、温水プール前駐車場、文化会館前で国旗掲揚、観閲、分列行進が行われました。

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その後、文化会館小ホールに会場を移し、消防庁長官、北海道知事、日本消防協会等からの表彰状伝達授与が行われました。

市長挨拶の後、消防長から年頭決意表明がありました。

平成23年の根室市消防本部・消防団の重点目標は次のとおりです。

(1)焼死者火災の絶滅と住宅防火対策の推進
(2)救急・救助業務の高度化
(3)消防施設の充実・強化
(4)自主防災組織の充実・強化

消防長からは、昨年の火災・救急搬送件数(火災発生13件、患者搬送993件、ドクターヘリ運航50件)、9月消防新庁舎へ移転等の説明もありました。

松浦道議の万歳三唱で出初式式典は終了しました。

午後は、文教・厚生常任委員会として市内施設視察を行いました。

今回は、教育施設について、予算措置をした各事業の実施状況を確認することになりました。

学校の耐震化事業、放課後教室、小中学校コンピュータ教室、地デジ対応の状況等を視察します。

今日1/7は、光洋中学校、華岬小学校の耐震化工事の実施状況について、教育委員会の担当から説明受けました。

耐震診断は、新耐震基準(昭和56年以前)施行以前の建物について、地震に対する安全性を構造力学上診断するもので、診断の結果、構造耐震指標(Is値)が0.6未満の場合、
「地震の振動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性があるとされています。

今回視察した光洋中学校は、一般教室が耐震診断結果Is値0.23、体育館0.09、華岬小学校 体育館0.18であり、改修工事によりIs値0.7以上に改善されました。

今後も、Is値が0.3(震度6強程度の大規模な地震で倒壊の危険性の高い建物)を下回っている学校の校舎、屋体から改修工事が順次行われる予定です。

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光洋中学校 外壁耐震壁(ピタコラム)24ヶ所

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光洋中学校 昇降口部分改修

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内壁のブレース(筋交い)を太いものに交換 (右側は既設のもの)

この他、内壁に新たなブレースが8ヶ所新設、天井部分のブレース交換も行われました。

※光洋中学校 総工費 227百万円

※華岬小学校 総工費  11百万円

 耐震化、経済対策による国庫補助が財源です。

2011年1月 2日 (日)

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

昨年は、病院問題を中心に1年間取り組んできました。4回開催した活動報告会では、病院問題を中心に議会での取組の状況をお話させていただきました。

病院問題に関しては、市民の声が伝わらず、また、関心も高まらない中、第一回定例会で実施設計予算に関する予算が承認され、その後は、そのまま淡々と計画が進められてきたという感は否めないところです。

全ての報告がギリギリで審議の時間が取れない状況がつづき、一般質問や予算審査でのやり取りの繰り返しとなってしまいました。結果、基本構想承認時に積み残し課題とした、療養病床の問題、新病院建設事業費を含む収支見通し及い一般会計繰出金について病院建設等に関する特別委員会では審議されませんでした。

特別委員会の役割、機能、権能等に疑問を感じながら一年が過ぎてしまったこと。その事に対して対応できなかった点を反省し、今年度は現行の議会ルールの中でできる活動、並びに、議会改革の中で改善に取り組んでいきたいと考えております。

今年は、いよいよ、病院建設がはじまりますが、現時点で事業費も確定していませんし、その事業費を組み込んだ経営見通及び一般会計繰出金に対する考え方もまだ示されていません。

12月22日に開催された病院建設等特別委員会では、9月に説明があった改定版改革プランと乖離する決算見込み等経営状況や医師招へいの今後の見通しが起債申請に影響がないのか確認しましたが、事務局からは「影響がない」と報告はありました。

この「影響がない」という答弁は病院会計の収支不足を全て一般会計が補てんし続けることと受け止めています。

今後、病院の経営状況、医師招へい対策の動向が非常に重要になってきますし、病院事業会計の赤字補てんを続けるためには、一般会計の体力を維持して行くことも課題です。

その為には、市全体の行政改革の推進と病院の自助努力による経営改革を精力的に行わなければなりませんので、議会、議員活動を通じチェック機能を果たして行きたいと考えています。

昨年の反省を踏まえ、今年は、病院問題、領土問題、経済問題そして議会改革と議員活動の幅を広げていきたいと思っております。

基本姿勢としては、提案型の質問をすること、市民の目線であること、そして、誠実であることを自分自身の目標とし、併せて、市の情報開示のあり方についても透明性を高めるためのチェック機能を果たす努力を続けることを目標として取組みます。

今年も皆様と共に大好きな根室のために取り組んで参りますのでよろしくお願いいたします。

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