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2010年11月

2010年11月12日 (金)

5回目の議員活動報告会を行います!

第3回定例会、平成21年度事業会計決算審査特別委員会が終了しました。

11/24から一般会計、特別会計の決算審査がはじまります。

また、12/14-17は第四回市議会定例会が予定されています。

そこで、第3回定例会や決算委員会での質疑内容の報告及び一般会計等決算委員会、第四回定例市議会に向けての意見交換等を目的に5回目の活動報告会を次のとおり行いたいと思います。

日時:平成22年11月21日(日) 午後1時から

会場:総合文化会館2F 第三講座室

今回は、日曜日の午後にしてみました。

新病院の実施設計作業も終盤に入っています。11月に入りやっと市民説明会も行われるようになりました。先日、商工会議所青年部、女性部の合同の夜間例会でも説明がされたようですが、配布された病院の収支試算は改定版改革プランに基づく内容で、繰出金も22年度の決算見込みが964百万円のままです。

どのような説明がされたのかまで聞いていませんが、少なくとも第3回市議会定例会で議論になった本年度の決算見込みや下期の動向を踏まえた現実的な収支見通しを説明すべきではないでしょうか?

理解に苦しみます...

財政課が説明に使った根室市財政収支試算では繰出金を1,194百万円としていますのでこちらの方は、現在示されている決算見込み額に近い金額です。

病院事務局と財政課で違う数値を示していますので、説明が行われたのかもしれませんが、当然事前調整が必要なことと思いますが...

この様なこともありますので、これまでの病院建設事業の推進状況や新病院建設に伴う年次別の償還見込みや、一般会計繰出金の中身について、少し詳しいお話をしたいと考えています。

また、患者アメニティの問題や敷地内へのバスの乗り入れなど利用者目線で皆さんと意見交換をしたいと思っております。

日曜日の午後ははじめての時間設定です。ゆっくりと休養を取りたい時間とは思いますが、一緒に病院問題や市民参加の行政や議会のあり方について考えてみませんか。

お待ちしております。

2010年11月11日 (木)

ロシア大統領の北方領土訪問に抗議する決議

11/10 第2回市議会臨時会が開催されました。

ロシア・メドベージェフ大統領の北方領土「国後島」訪問は、国際法と国際的道理を踏みにじる重大な暴挙であり、市民を代表する根室市議会としては到底許すことのできない行為であることから、日本政府に対して「政府の強力な外交交渉」を求め、また、ロシア大使館に対して「ロシア大統領の北方領土訪問」に抗議する決議(案)を議員提案。

審査の結果、全会一致で可決しました。

今日、明日の二日間北方領土対策特別委員会全員で日本政府、ロシア大使館に対し要請行動を行います。

出張予算について、今年度の常任委員会の研修を中止し、その研修予算を配当替えして措置することになりました。

以下、決議文


ロシア大統領「北方領土訪間」の抗議と日本政府の強力な外交交渉を求める決議

 11月1日のロシア・メドベージェフ大統領の北方領土の「国後島訪問」については、国際法と国際的道理を踏みにじる重大な暴挙であり、根室市民を代表する根室市議会としては到底許すことのできない行為として厳しく抗議するものである。

 北方領土問題は、1956年の日ソ共同宣言によつて、日ソ両国の国交回復がなされ、1991年4月ソ連の元首が初めて日本を訪問し、その共同声明において北方領土問題を解決し、平和条約が締結される事を、両国のそれぞれの文書によつて確認されているところである。

  ソ連政府からロシア政府に引き継がれた以降も、1993年の「東京宣言」、1997年「クラスノヤルスク合意」、2003年の「日露行動計画」など北方領土問題は、まさに日口両国の戦後の重要な政治課題として、双方が誠意をもつて交渉を継続している中でのロシア大統領の暴挙であり、今後ともロシア政府首脳が北方領土を訪問することのないよう強く求めるものである。

 さらに、最近ロシア政府高官は、「北方領土」の領有を「第二次世界大戦の結果である」等、対日強硬姿勢を続けている。こうした言動に対し日本政府は明確な根拠をもつて抗議すべきであったにもかかわらず、正しい外交姿勢の欠如から、今日の結果を招いたものである。

 また、領土不拡大を大原則とした「カイロ宣言」及びカイロ宣言の条項は履行されるべしとする「ポツダム宣言」にも違反する言動であり、日本政府としては、日本固有の領土である北方領土の正統性を訴え、毅然とした態度での外交交渉を強く望むものである。

 戦後65年が経過し、かつて北方領土に居住していた元島民も平均年齢が77歳と高齢化して、北方領土の早期返還を一日千秋の思いで待ち続けている。

 日本政府においては、この問題が一日も早い解決に向け、歴史的事実と国際的道理にたった、新たな戦略的で強力な領土交渉の再構築とカロ速的取り組みを強く求めるものである。

 以上、決議する。

  平成22年11月10日

北海道根室市議会  

   提 出 先

    衆議院議長
    参議院議長
    内閣総理大臣
    外務大臣
    沖縄及び北方対策担当大臣


ロシア大統領の北方領土訪間に抗議する決議

 11月1日のメドベージェフ大統領の北方領土の「国後島訪問」については、国際法と国際的道理を踏みにじる重大な暴挙であり、根室市民を代表する根室市議会としては到底許すことのできない行為として厳しく抗議するものである。

 北方領土問題は、 1956年の日ソ共同宣言によつて、日ソ両国の国交回復がなされ、1991年4月ソ連の元首が初めて日本を訪問し、その共同声明において北方領土問題を解決し、平和条約が締結される事を、両国のそれぞれの文書によつて確認されているところである。

 ソ連政府からロシア政府に引き継がれた以降も、1993年の「東京宣言」、1997年「クラスノヤルスク合意」、2003年の「日露行動計画」など北方領土問題は、まさに日口両国の戦後の重要な政治課題として、双方が誠意をもつて交渉を継続している中で許されないことであり、今後ともロシア政府首脳が北方領土を訪問することのないように強く求めるものである。

 さらに、最近ロシア政府高官は「北方領土」の領有を「第二次世界大戦の結果である」などの発言を繰り返している。こうした言動は、領土不拡大を大原則とした「カイロ宣言」及びカイロ宣言の条項は履行されるべきとする「ポツダム宣言」にも違反するものである。


 戦後65年が経過し、かつて北方領土に居住していた元島民も平均年齢が77歳と高齢化して、北方領土の早期返還を一日千秋の思いで待ち続けている。

 ロシア政府においては、歴史的事実と国際的道理にたった領土交渉を速やかに実行される事を強く求めるものである。

  以上、決議する。

    平成22年11月10日

北海道根室市議会    

     提 出 先

       在日ロシア連邦大使館

2010年11月 9日 (火)

事業会計決算審査特別委員会終了

平成21年度事業会計決算審査特別委員会が終わりました。

初日(11/8)は、港湾整備事業会計、水道事業会計、下水道事業会計の審査が行われました。

質問者は、久保田委員、神委員の2名

港湾整備事業会計

神委員

 ・施設運営業務量の「けい船使用数」の内臨時船の前年度対比99.9%減の理由

   外来船誘致促進の観点からけい船使用料を免除

         (前年度790隻から今年度1隻に)

 ・港湾整備事業会計が管理している上屋管理の課題について

   根室港2棟、花咲港7棟の上屋の老朽化対策

   1棟の改修に7、8千万円、HACCP対応等衛生管理への取り組みも必要

   新築も含めると10億円規模の事業となる。 

 ・平成16年策定の港湾整備事業会計再生プランについて進捗等の確認

 ・循環システムへの土地売却の問題について

久保田委員

 ・陸上使用料の免除と市の負担について

 ・水産漁価対策について

 ・上屋の管理の問題について

 ・循環システムの問題点と水産系廃棄物処理のあり方について

水道事業会計

久保田委員

 ・水道事業会計の収支見通しについて

 ・有水率について (H17は83.2%→H21は88.2%) 

   漏水調査と補修を実施し一定の成果を上げた。

 ・未収金対策について (収納率 87.4%)

   現年度分は92%で27市を調査した結果、根室市は13番目(中間)

神委員

 ・収益的収入の減少理由について

 ・今後の水道事業の見通し

 ・給水収益を上げて行くことが重要、どの様な対策を行うのか。

 ・給水原価について  274円は他都市と比べ高い 

 

下水道事業会計

久保田委員

 ・下水道事業会計の不良債務の原因について

 ・一般会計繰入金繰延計画について

 ・有収率の向上対策について

 ・終末処理場の改修計画について

 ・水洗化資金の貸付状況について (160件、12,340千円)

神委員

 ・利率5%以上起債の借換について H19年度-H21年度ですべて借換済み

 ・下水道事業会計の長期財政収支計画について

  不良債務は何時解消できるのか?

   H22年度末で211百万円 プラス一般会計長期借入金1,000百万円

   H23年度末には全ての解消を予定している。

   ※H16年に国へ提出した計画では25年度末には不良債務解消

 ・下水道管の老朽化、終末処理場の整備の問題

2日目(11/9)は病院事業会計の審査

質問者は瀬谷委員、久保田委員、神委員

瀬谷委員

 ・委託料について

  入退院、外来受付事務の委託内容について

  給食の委託状況と食材の地産地消率について 

      (目標70%に対し50%の実績)

 ・患者搬送の状況について(体制、件数、ドクターヘリの利用状況等)

   ※ドクターヘリ 21年10月運航開始から21年度末までで27件の利用

   ※出動件数132件中27件が根室市

 ・短期出張医師、宿日直応援体制、医師招へい対策旅費について

 ・医療安全管理対策について

   H21 ニアミス 47件 医療事故 4件 

 ・H21年度決算と改革プランの乖離について 

 

久保田委員

 ・標準医師数の考え方について

 ・パックスの前倒し導入の理由について

 ・常勤医師数によって大きく変動する病院の経営の基本的な考え方について

  ※改革プランとの整合性について

  ※地域の医療ニーズとの整合性について

  ※その様な医療体制を整備するのか(どの様な常勤医師が必要なのか?)

 ・クリティカルパスの導入目的と効果について

  ※ベットが空いているのに退院させられるケースがある。(苦情処理対策?)

 ・経営分析について(国から示される類似団体との比較分析が必要)

神委員

 ・H21年度の医師招へい対策の内容について

 ・医師数が前年度より増えたにも関わらず、応援旅費が増えた理由。

 ・内科の患者減の理由について

 ・経営分析をしっかり行うことは事務長の役割ではないか?

 ・H21年度の取り組みについての総括と反省点について

 ・H22年度予算措置をしたコンサルの関わりについて

 ・H22年度医師数が確保できていないのはH21年度の取り組みに問題があったのでは?

 ・医師不足をどの様にカバーできるのか。補い収益を上げる方法はないのか

不認定の態度表明 

神委員(共産党) 4会計の決算を不認定

 ・港湾整備事業会計

       収支構造に問題がある。

 ・水道、下水道事業会計 

         市民にとって負担の大きい会計であること(料金の問題)

 ・病院事業会計 

    22年、23年に向け建設着工される中で医師確保等の問題について改善すべき問題があるため

認定の態度表明

久保田委員(新風) 4会計の決算は認定

港湾整備事業会計については、循環システムの経過について12月までには何かしらの回答をいただくということで、今後の推移を見ながら対応したい。

以上の項目について2日間審査が行われました。

2010年11月 8日 (月)

今日から平成21年度各事業会計決算審査特別委員会

おはようございます。

今日から平成21年度各事業会計決算審査特別委員会がはじまります。

港湾整備事業会計、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計の順に審査が行われます。初日に港湾、水道、下水道の3会計、二日目が病院会計の審査になると思います。

21年度の決算内容の審査ですが、改善案等の提案はできますので、第3回定例会で審議が行われた、経営問題、医師招へい対策への取り組みや21年度に執行された基本設計などの新病院建設事業についても審議がされるものと思っています。

私は、24日から26日まで開かれる一般会計、特別会計の審査委員の予定ですので、今回は、傍聴です。

会場は、大会議室です。一般傍聴もできますので時間がありましたら傍聴してみませんか。


各事業会計決算審査特別委員会後10日に臨時議会が開催されます。

昨日、沖縄・北方問題を担当する内閣府の末松副大臣が北方領土視察と元島民や返還運動関係者との意見交換のため根室を訪れました。13:30 ニホロにおいて元島民等との意見交換が行われて、私も出席しました。

約2時間の意見交換会でした。たっぷりと時間を取っていただきましたので、元島民や関係者からもメドベージェフ大統領国後島訪問に対する怒りの声、外務省の姿勢に対する意見、内閣府の事業に対する意見、提案等々多岐に渡り意見交換が行われました。

市議会からも議長、副議長、北方領土問題対策特別委員長をはじめ半数程が出席。

10日には、臨時市議会を開催して、北方領土返還要求原点の街の議会として、メドベージェフ大統領の国後島訪問などロシアの強硬姿勢にたいして独自のアピール行動として、決議案の採択を予定しています。

その後、13日から横浜で開催されるAPEC前に政府やロシア大使館に決議文を持参する予定になっています。

5日に北方領土問題対策特別委員会が開催され、委員全員で東京へ行くことになったようです。方針決定は委員会の判断になりますので、10日の臨時議会で決議文並び旅費などの予算措置等について説明があるものと思っています。

※これから決算審査特別委員会を傍聴します。

2010年11月 7日 (日)

元気を頂きましたので...

今朝のTV番組「新報道2001」(フジテレビ系列)で、今年6月三重県松阪市の2人目の副市長として全国公募で選ばれた東京在住の大学客員教授で経済アナリスト小林益久氏(47)の市役所での取り組みの様子が紹介されました。

10分程に編集された番組でしたが、民間と公務員の違いを感じながらも、短期間の間に自分のスタイルをアレンジしながら挑戦する姿に魅せられました。

先週二日間の議員研修会でも思ったことなのですが、改めて、まだまだ学ばなければ、大海(北の勝ではありません^^;)を知らなければと感じております。

そこで、小林益久氏のことをネットで調べたのですが、小林氏が就任のあいさつで引用された

「計画を持て! 長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。」、

「摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。」
この二つの言葉(電通の10カ条)に、またまた、元気をもらいました。(単純で済みません)

折角なので、電通の10カ条なるものを調べてみました。

電通鬼十則

1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2.仕事とは、先手先手と働きか掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3.大きな仕事と取組め! 小さな仕事は己を小さくする。
4.難しい仕事を狙え! そして成し遂げるところに進歩がある。
5.取組んだら放すな! 殺されても放すな! 目的を完遂するまでは...
6.周囲を引きずり回せ! 引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7.計画を持て! 長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8.自信を持て! 自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
9.頭は常に全回転、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ! サービスとはそのようなものだ。
10.摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。

Wikipediaで調べたところ 5.の「殺されても放すな!」はNever give up

頑張らないといけないですね!私達も... 

Never give up です。

2010年11月 3日 (水)

今日から札幌です!

今朝、9時30分に根室を出発。カーナビに従い旭川経由で札幌へ、16時30分に長男のアパートに到着。

明日、明後日と二日間札幌市で開催される市町村議会議員研修会に出席します。

中々研修の機会がありませんでしたので、今回、思い切って参加することにしました。自主的な研修ですので報告等の義務はないのですが、ブログでは報告したいと思います。

来週8日(月)、9日(火)は平成21年度企業会計の決算委員会があります。私は、委員になっておりませんが、病院事業会計の決算審査もありますので傍聴を予定しています。

H21年度決算をベースに病院事業会計の収支状況のチェックを行うことになります。

大会議室で行われますが、一般傍聴もできますので、是非、一緒に傍聴しませんか!

2010年11月 1日 (月)

新病院建設事業予算案審議における私の判断

10/29  第三回定例会の反省を踏まえ、予算案に賛成した理由などを書きました。

ブログにコメントが寄せられましたので、お返事を書きましたが、非常に重要な内容なのでブログ本文にも同じ内容を載せたいと思います。

コメントはお二人からですが、重く受け止め、今後の議員活動に活かしていきたいと思います。

※図表や青色部分は新たにこの本文で追加しました。

以下、コメントの内容です。

この様に受け止められる方々が沢山いると思っていましたし、私自身、何日も考えた上での判断です。

当然、私一人が反対しても結論は変わりませんが反対を貫くべきだったのかもしれません。

たしかに、これまで言い続けてきましたとおり、長谷川市長の強引な手法(ご本人は強引ではないと言っておりますが)、建設費圧縮の問題や病院事業会計の収支見通し、繰出金、そして、医師招へい対策の問題等々何も詳細な説明もなく、解決されていないわけですから反対の立場をとるという選択もありました。

しかし、私は、病院建設はいまこのチャンスを逃すことなく実現しなければならないと考えました。

条件付きとは言え22億円の交付金が付いた事業。交付金を要望した病院は市立病院だけではないでしょうし、耐震化交付金の裏補助である、まちづくり交付金は北海道のご配慮があり確定したものです。

このことで、希望がかなわず様々な事業実施に影響を受けている市町村が沢山あると思います。

ここで、事業に反対し事業計画を止めてしまう事は、北海道や国との信頼関係をも否定することになります。

旭川医科大学を中心とする体制に切り替える大事業や平成19年のあの危機的な医師不足解消の際も、北海道のご支援があって切り抜けてこれたわけです。私は国や北海道との信頼関係も重要なポイントと考えます。

長谷川市長の新病院建設事業を進めるこれまでのやり方に関しては、今も、正しい手法とは思っていません。今議会の一般質問、予算審査特別委員会でもこの点については私を応援して下さった市民の皆様の代表として、その旨を発言しましたし、これからも、その気持ちに変わりはありません。

しかし、起債の申請手続き等を含め、国や北海道が市立病院の改築申請のチェックを行っておりますし、申請が受理されたことも事実ですので、それらを踏まえた判断をすべきと考えました。

議会での発言は大変重たいものと考えております。(市長のみならず、予算審査特別委員会で答弁された管理職の方々、そして私自身も)

収支見通しが示されなかったことについては、今も納得している訳ではありませんが、改革プランが55億3千万円の建設資金やその償還を含めた計画であること、併せて、一般計画の体力等についても予算審査特別委員会で確認しました。

起債償還額についても、7億4千万円を加えた借入見込み総額38億6千万円の年次別償還額を私が自分で計算し、その額を述べ答弁で確認するというあり得ない手法も採りました。

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※38億6千万円を24年度に借入したという想定で計算

※建物本体は、30年償還(5年据え置きの元利均等償還 年利2.1%)

※医療機器等は、公営企業債5年償還(1年据え置き 年利3.0%)

           過疎債12年償還(3年据え置き 年利3.0%)

※交付税算入 公営企業債 22.5% 過疎債 70%

今年度の患者動向の見込み改革プランの乖離についても同様です。その影響額が一般会計でカバーできるのかについても、想定される数値を私の方から述べ(約15億円前後)、確認をするという手法をとりました。

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※収支均衡分、医師確保対策分及びH22年度の不安要素部分が問題。

※医師招へい対策次第ですが、目標の15名以上の体制となったH21,H22(上半期)も目標の患者数、収益も達成できていませんので、経営改善が急務の解決すべき課題です。

※医師確保対策経費が根室市の特殊事情と言えますが、この事は、根室市のみならず地域医療が抱える問題であり、医療制度改正、医師派遣対策、財源対策等国に対して地方の現状を訴え、各種改革のための要請等も必要な部分です。

※公営企業会計ですので、できる限り一般会計からの繰り入れを抑えるための自助努力、経営改善に取り組む必要があります。不安要素分、収支均衡分の解消が目標になると考えます。

医師招へい対策によっては、現行の計画が更に悪化することも確認しました。医師招へい計画の年次別目標も示すよう要請しました。

色々な噂が飛び交っていますが、医師招へいは非常にデリケートな問題ですので、議員として無責任な発言はできませんし、些細な発言や医師との応対一つで交渉事が崩れてしまいますので、医師招へい対策については、長谷川市長、東浦院長にお任せするしかないものと考えています。(結果については、正しく伝えていただかなければなりませんが...)

※市民と先生方とのコミュニケーションの場を小さなグループ、個人でもかまいません、どんどん作りましょう!

※医師招へい対策もH18,H19年度の様にまちぐるみで取り組む必要があると考えます。

また、起債申請は年度毎の申請ですし、22億円の交付金も年度毎の事業費にあわせて交付されますので、全て、申請時の約束事を守ることが原則です。医師招へい対策も条件の一つですので着実に実績を上げていかなければならないことです。
その事が守られなければ、起債許可や交付金の交付決定がストップする可能性もあります。

態度表明の際に言いました通り、今一番の問題は病院の経営状況と考えています。収支の改善がなければ、一般会計の繰出しが増えます。この事があっても体力的に一般会計が持つという説明を受けていますが、一般会計総予算の1割近い繰出しを病院事業会計に続けることは、市全体の投資的な事業、ソフト事業へも当然影響がでてきます。

議員としてチェック機能は引き続き発揮しなければなりませんし、その事を皆さんにお伝えする責任があると考えています。

圧縮に努めると議会答弁を続けたが圧縮できていない建設費そのものも大きな問題ですが、橋本議員の質問に対して、公立病院の建設単価としては、決して高くはないとう説明を議場でしていますし、起債申請等でも当然建設費はチェック対象です。患者家族のアメニティーに関する部分が取りやめになったのも、北海道の指導であるという説明が予算審査や市長答弁でもありました。

1平方メートル単価30万円、1床当たり単価29,700千円という説明でした。(私のメモ)
国立病院機構の単価 1平方メートル25万円から30万円、1床当たり単価20,000千円とのこと。市立病院の場合、外来比率が一般的な公立病院の3倍くらいですから、外来の占める面積率がおおくなりますので、病床数での割り返しでは単価が上がるものと想定しました。(私の判断)

こういった点も、近年新築された医療機関との対比等口頭の説明だけではなく、具体的な資料の提示が私は必要だと思っていますが...

様々、説明不足であり、行政運営にとって一番大切な、市民への情報開示不足は否めないところであり、「市民と協働のまちづくり」を目指すとう長谷川市長の言葉と行動の違いも我々市民が声を出して指摘しなければならないことと感じております。

この度の議会中の私の気持ちを率直に述べさせていただきました。

今後ともよろしくお願いいたします。

北方領土返還原点の声緊急集会

11/1 午前ロシアのメドヴェージェフ大統領が、旧ソ連時代を含め国家元首としてはじめて北方領土を訪問(国後島)。

この訪問により北方領土がロシアの管轄下にあるという誤った情報を国内外に伝えるとともに、今後の日ロ関係に重大な支障を与えることから、北方領土返還要求運動原点の地の根室として、この訪問に対し、強く抗議するため、納沙布岬において、午後3時から「北方領土返還原点の声緊急集会」を開催し、メッセージを発信しました。

主催は、根室市、根室市北方領土返還要求推進協議会、根室市議会、千島歯舞諸島居住者連盟根室支部。

低気圧の接近に伴う強い風雨は根室市民の強い怒りそのもであると千島歯舞諸島居住者連盟河田弘登志根室支部長が元島民の思いを訴えました。

北方領土返還要求運動原点の地の叫びを全国に届けるべくシュプレヒコールを上げました。

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声明を読み上げる長谷川市長 望郷の岬公園四島のかけ橋前にて

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強い風と雨で立っているのがやっとでした。

元島民そして根室市民の怒りの声が全国に届きますように。 「四島を返せ!」

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