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2010年3月

2010年3月 9日 (火)

明日から議会が再開します。

3/10 10:00から代表質問がはじまります。各会派の代表者の質問骨子は下記の通りです。

是非、傍聴して下さい。

私は、11日の2番目(10時45分くらいから)に一般質問を行います。

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新風 佐藤議員

 ・産業、経済問題について

 ・改正北特法並びに北方領土問題について

 ・病院建設について

日本共産党 神議員

 ・市政方針について

 ・2010年度地方財政計画と根室市の予算について

 ・根室市の地域経済について

 ・地域の保健・医療問題と市立病院の役割

 ・領土問題をめぐる諸課題

 ・根室市の学校教育行政の課題について

創志クラブ 田塚議員

 ・根室市の産業振興政策の推進について

 ・協働のまちづくりについて

 ・市立根室病院建設の推進について

 ・北方領土問題の解決について

 ・介護保険制度の充実について

 ・女性特有のがん検診事業について

 ・ドクターヘリの運航について

 ・「生きる力」を育てる学校教育の推進について

市政クラブ 小沼議員

 ・平成22年度重点施策について

 ・再構築提言書について

 ・高齢者対策の充実について

2010年3月 4日 (木)

市立根室病院整備市民委員会の記事を読んで

「議会論議に不信感噴出」というタイトルで3月3日に開催された整備市民委員会の記事が根室新聞に載っていました。

事務局がどの様な仕切りで説明したのかは解りませんが、記事を読んでいて段々憂鬱な気分になってきました。

整備市民委員会の皆さんも、議会も、今この街にとって一番必要な病院建設に向かって意見を出し合い、真剣に取り組んできているわけですし、事務局の方々が議会で何故「基本計画の修正につながりかねない議論」にまでなったのか、整備市民委員会の皆さんに説明すべきだったのではと思っています。

ここからは、なんとなくぼやき、ひとり言です(^^;

市から

建設費を圧縮するとしていた話が3億円増となり

22年度以降の医業収益や医業費用もコンクリート(何の改善ビジョンも示さず)にして

単に、約50億を起債(借金)措置したらどの程度の償還額になるのか

そして、その償還額に交付税の補てんがどの程度あり、合わせた一般会計負担がどの程度になるのか

といった資料が途中経過の参考資料だといって出されたわけですが?

この資料を読んで病院の経営見通しを議論できる訳がありません。

もっと過激に言えば、この資料だけであれば昨年の7月の段階でも出せたと思います。

※借入額10億円と想定し、計算すれば、後は、実借入額を乗じる計算で積算可能です。

今回、病院事務局が示さなければならない資料は、

150床を稼働させるために必要な医師数、看護師やコメディカルの増員計画とその見通しです。(ここでは、詳しくは書きませんが、1回目の活動報告会である程度説明しています。)

科別の入院患者、外来患者の見込み→これで必要医師数が計算できます。

3病棟それぞれの看護師の配置人数→病棟別の入院患者数の目標値が決まれば必要看護師数も積算できます。 

3月2日の補正予算審議で私が確認したとおり、21年度末で病院会計に繰出すことが可能な基金の残額は16億円です。財政課は7億台の繰出しであれば一般会計は大丈夫と過去に答弁しています。10億を超える繰出が続けば、4,5年で一般会計も財源不足になります。

病院特例債を借りているため起債は北海道の許可が必要になります。

特例債の借入の際に作った改革プランが現時点で市立根室病院の経営指針です。

起債許可のポイントは、平成21年度下期の経営状況と22年度の経営見通しだと思います。

平成21年度は計画を大きく下回り22年度当初予算案でも既に改革プランより2億円近い繰入増になっています。

この状況で、起債許可は???ですから、病床数の縮小を含め建設経費の縮減や更なる経営改善が求められると思います。

平成21年度の医業収益に占める人件費の割合は70%を超えています。この値を55%程度にまで下げるのは大変なことです。平成21年度の医業収益は26億円ですから、15%の人件費は約4億円です。人件費そのものを抑えるか、同じ体制で医業収益を大幅に増やすか、一般会計からの繰入が対応策になります。

病床の稼働率が上がらなければ、収入は増えませんし、入院患者を増やすためには、医師の増員が必要になります。 150床の80%の稼働率では、今回、仮にと示された収支計画とほぼ同じ結果になります。 95%を超える病床稼働率にならないと一般会計繰入金7億円台は難しいと思います。

こんなことを色々考えているととても憂鬱です。

議会論議に不信感を持たれたことも、私は、ショックです。

一度、整備市民委員会の皆さんともお話をしてみたいと思っています。

長々と愚痴になってしまいました。すみません。今日はこの辺で...

2010年3月 3日 (水)

第1回市議会定例会一般質問通告書を提出

3/10に議会が再開されますが、3/11の一般質問は下記の内容で通告書を提出しました。

1. 高齢化を見据えた医療・保健・福祉・介護の連携と地域包括ケアシステムへの取り組みについて   
 (1)根室市の急性期、回復期、慢性(維持)期の医療・療養・介護機能について   
 (2)療養型病床についての「庁内連絡会議」の検討経過と今後の取り組みについて   
 (3)地域包括ケアシステム推進体制について   
 
   
2. 新病院建設に係わる諸問題について   
 (1)総務省や北海道との事前協議における指導事項に対する新病院建設財源確保対策プロジェクトの検討状況について    
 (2)北方四島医療拠点病院としての病院機能・役割と必要な体制整備について    
 (3)安定的医師派遣システムについての具体的な方針について   
 (4)建設期間中の経営見通しについて   

現在、質問の読み原稿を作成中です。

明日から、市の担当部署と答弁調整という作業に入ります。

2010年3月 2日 (火)

平成22年第1回市議議会定例会本会議

3/2 10:00 第1回市議会定例会がはじまりました。会期は3/19までの18日間です。

初日の本会議では、議会運営委員長から今議会の日程等について報告があり、続けて長谷川市長より3件の行政報告、市政方針・教育行政方針の演説、平成21年度3月補正予算の先議が行われました。

【行政報告事項】

・国道44号線の防雪対策、花咲港の港外取水事業に関する中央陳情について

・根室測候所の存続要請について

・市立根室病院の診療に関する訴訟(損害賠償請求額 約83百万円)について

 19年11月の経皮的冠動脈インターベンションに関する診療契約不履行

【市政方針】
・基本姿勢
 今年度を「根室再生・再興・前進の年」として位置付け、行政執行に全力を尽くす。

・重点施策
 産業振興と「ふるさと再興」性悪の推進
 協働のまちづくりと地域主権への対応
 市立根室病院の医療体制の充実と建設の推進
 北方領土問題解決に向けた戦略的な環境づくり

【教育行政方針】
・基本姿勢
 「心豊かな人と文化をはぐくむまちづくり」の実現と市民一人ひとりが、いつでも、どこでも、だれでも心豊かに学ぶことができる活力ある生涯学習社会の構築

・重点施策
 「生きる力」を育てる学校教育の推進
 生涯学習を支援する社会教育の推進
 郷土に根ざした芸術・文化の振興
 生涯スポーツ活動の普及・振興

【平成21年度補正予算についての先議】 

 一般会計補正予算

 国民健康保険、農業用水事業、介護保険、後期高齢者医療の4特別会計補正予算

 港湾整備、水道事業、下水道事業、病院事業の4企業会計補正予算

 ※一般会計は、地域活性化委・きめ細かな臨時交付金による各種事業の実施、病院会計支出金の増額等824百万円の増額補正

 ※病院会計支出金415百万円(総額1,223百万円)の増額補正に充てた財源である、財政調整基金、備考資金組合超過納付金等の21年度末残額について確認しました。

  21年度末で約16億円の残高になる見込みとのこと

 ※病院事業会計の補正予算は、患者見込み減等による収入減等を一般会計繰入金415百万円で補い単年度収支不足を解消する措置

  病院事業会計の入院・外来患者数が予算を大きく下回った要因は、消化器内科医の退職(5月)により内科の入院患者数が1日平均12名減が主なものと。

  支出が増えた要因は、小児科の短期出張医師の応援日程周期が短くなったことによる人件費の増が主なもの。

  収入減、支出増により4億円を超える一般会計からの補てん増となったもの。

※先議は、1人3回までしか質問ができませんので、詳細についてのやり取りができないものと判断し質問は断念。(予算審査て対応予定)

2010年3月 1日 (月)

病院建設等に関する特別委員会がありました。

3/1 13:30 先週金曜日に引き続病院建設等に関する特別委員会が開催されました。

今日は、病院事務局より基本設計に伴う中間報告として

1.建設費関連全体事業費一覧表(当初計画対比)

2.建設事業費・年度別財源内訳試算表

3.建設費に係る財源試算

4.長期財政収支試算集計表

が示されました。

まだまだ大きく変わる要素があり、入院・外来患者数を変更すると支出面の精査も必要になるため、それらを考慮せず、建設費用に係る財源内訳と年度別の償還見込み額(償還に伴う一般会計繰出見込みを含め)のみ示されたものです。

現時点の問題点・今後の議論のポイント

・事業費を出来る限り抑えるとの考えであったが → 3億円増の建築施工費が示された。

・まちづくり交付金(5,6億円)を検討中とのことであったが → 一事業一補助金等の関係から交付金の利用は困難であり試算対象外とした。

・建設費に係る公債費の償還ピーク時に単年度で約402百万円、医療機器の償還が終了し建物のみの償還になっても単年度で約145百万円の償還見込み。

・一般会計からの繰入はピーク時で 1,228百万円の見込み。

※この数字は、平成22年度当初で見込む入院患者数111.6人、外来患者598.3人(一日平均)として試算した場合とのこと。

※新病院になった場合、入院患者、外来患者も増える見込みとのこと。

以上を踏まえて協議へと至った流れですが、私は、この内容では協議は困難と判断しました。 

活動報告会でも説明しましたが、

・病院建設費用の圧縮

・病院規模の再検討や交付税措置の活用

・改革プランの着実な実行と更なる経営改善

・安定した医師招へい対策の明確化、看護師等医療技術者の確保対策

等を行わなければ、10億円を超える一般会計の財源負担が続きます。

このままの内容で、建設が進むことは問題です。私達市民が背負う後年次負担の問題です。

※議会としては昨年7月にこの委員会で基本計画を承認しており、病床数についても150床と決めており、耐震化交付金の条件である22年度中の着工のためには、後戻り(病床数の見直しの論議等)はしないという流れになっているとのこと。

私自身は、収支見通しが出てきた時点で、その内容を踏まえ、検討の余地があるものと考えていましたし、そうしなければ、上記の様な問題を抱えたままの病院建設になります。

病院建設は多くの市民が望んでいますし、私も、今が、千載一遇のチャンス(耐震化交付金の活用)であり、このタイミングを逃してはならないとは思っていますが、今の流れのままの取り組みでは将来に責任が持てません。

※複雑な気持ちですが、もう少し冷静に考えてみたいと思います...

明日から第1回定例会がはじまります。

明日から市議会定例会がはじまります。

初日2日は、平成22年度の市政方針、教育行政方針が示され、その後3月補正予算の審議が行われます。

3日午後3時までに代表質問、一般質問の通告が必要です。

先週、金曜日に書きましたが、2月中に予定されていた新病院建設に関する中間報告が遅れており、今日の午後の病院建設等に関する特別委員会で、建設費、償還額を含めた収支計画、療養病床に対する考え方が示されることになっています。

その内容を受けて、一般質問の要旨をまとめ、明日には、通告書を提出したいと思います。

過去2回の議場でのやりとりは、市の議事録検索システムで見ることができます。今回の質問準備のために何度か読み直してみましたが、自席からの質問があまりにもへたくそで反省しています。

時間も短いのですが、質問の要旨を的確に伝えるよう訓練していきたいと思います。

代表質問、一般質問は、3/10,11の2日間です。時間のある方、是非、傍聴して下さい。

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