平成28年6月定例月議会一般質問 国際(姉妹都市)交流事業
3.国際交流事業への取り組みについて
【質問要旨】
本年4月、市民6人で姉妹都市であるシトカ市を訪問した。近年、シトカ市との姉妹都市交流は停滞している状況であるが、今回の訪問を通じ、現在も細々ではあるが、確かなつながりを感じたところである。今後は、インターネット等を活用し、人的交流(子ども達をメインに)、教育・文化等の交流をキーワードとして、シトカ市との姉妹都市交流を中心とした国際交流事業に積極的に取り組むべきと考えるが、市長の見解を伺う。
【市長答弁】
シトカ市との姉妹都市交流を中心とした国際交流事業への取り組みについて
・シトカ市との交流については、昭和50年12月の姉妹都市提携以降、親善使節団による交流をはじめ、交換留学生の相互派遣などを行ってきた。
・互いを取り巻く環境が大きく変化したことから交流は停滞し、近年では新春メッセージの交換に留まっている。
・しかし、国際姉妹都市交流は、第九期総合計画にも掲げております「幅広い視野と豊かな人間性を育み交流するまち」を形成するうえで、必要な取り組みの一つであると考えている。
・根室市としては、この度の市民有志によるシトカ市への訪問をきっかけとして、国際交流の意義や目的などについて、今一度、検討する必要があると考えている。
・特に、次代を担う青少年による交流が重要でありますことから、シトカ市の学校と姉妹校を提携している根室高校や花咲小学校、また教育委員会をはじめとする関係機関とも今後の取り組みなどについて十分に協議・研究を進めてまいりたい。
【再度要望】
私自身、2回目の姉妹都市訪問でしたが、改めて、シトカ市の自然の豊かさ、人々のやさしさ・あたたかささを肌で感じ、また、閑散期ではありましたが、観光地としてシーズに備えている様子なども見ることができました。 シトカは、治安もよく安全なまち、学ぶべきところがあるまちだと思います。
ご答弁いただきましたとおり、教育委員会等とも連携していただき、次世代の子どもたちを中心とた「新しい交流プログラム」の早期実現にむけて、積極的に取り組んでいただくことを、強く要望します。
※4月に訪問した米国アラスカ州シトカ市での交流の様子
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