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2016年6月29日 (水)

平成28年6月定例月議会 予算審査特別委員会

6月17日に開催された予算審査特別委委員会について

6月定例月議会・予算審査特別委員会には一般会計補正第1号、病院事業会計補正第1号が上程されました。

一般会計の補正予算は、

社会資本整備総合交付金の追加交付決定に伴い「市営住宅維持管理事業」41,200千円の増額、一般コミュニティ助成事業補助金の交付を受けてた「消防本部運営経費」1,186千円、及び教育振興基金繰入金を財源として行う「スポーツ講演会・少年野球教室開催事業」1,585千円など計44,008千円の増額補正。

この中で、市営住宅維持管理事業について質疑を行いました。

・当初予算措置ができなかった理由(社会資本整備総合交付金の追加交付)

・今回の補正の内容の確認(駒場団地1号12戸、2号8戸数)及び公営住宅の改修計画のベースとなっている「根室市公営住宅長寿命化計画」内容、進捗状況の確認

・当初予算でも議論した、光洋団地整備の後期計画との関係

・公営住宅整備に係る総体的な事業規模

・事業費の圧縮(※新築で1戸当たり20,000千円)を考慮した民間住宅(木造)へのシフトの可能性(※上士幌町の取り組み事例を参考に)

・コンパクトシティ化への取り組み(都市計画マスタープランとの整合性も踏まえ)とう視点から公営住宅整備事業の全体計画の見直しの必要性

以上の様な視点から質疑をさせていだきました。

病院事業会計の補正予算は、

市立根室病院医療従事者スキルアップ支援事業(新規)3,299千円、市立根室病院事業医療従事者修学資金貸付金(追加)2,160千円の増額補正。

いずれも、医師、医療従事者の確保対策が厳しい状況下における「人材確保対策」及び「人材流出防止対策」のために本年度からはじめた事業です。

市立根室病院医療従事者スキルアップ支援事業は、平成19年度市立病院の医師が6名まで減少した際に、病院を助けたいと医師招へいや外来診療等にご尽力いたき、以来、呼吸器内科外来診療を10年間続けていただいる平賀先生のご提案です。

事業の目的は、病院に勤務する医療従事者の自己啓発への意欲を喚起し、職員の能力向上を図るため、職員の自発的な資格取得の奨励をはじめ、職務として職員に資格取得をさせ地域医療に寄与することで、その為の資格取得や更新に対する支援を行うものです。

事業の内容等を確認し、財源措置策を明確にして、平賀先生のおもいを大切にしていただき、しっかり事業を継続するよう要請。

市立根室病院事業医療従事者修学資金貸付金は、新規事業ですが、既に、当初予算で予算計上されていた事業。

しかしながら、当初予算審査の際に審議した経緯がありませんでしたので、内容確認等を行いました。

新たな制度をスタートする場合、基本的には理事者側から事業の趣旨を含め、詳しい説明を頂いた上で、議会審議となることが通例ですが、この事業に関しては、そのプロセスが抜けてましたので、その点については、指摘しました。

この事業は、市立根室病院の医療従事者及び将来従事しようとするものに対し修学資金を貸し付け、市立根室病院の医療を担う人材の確保並びに勤務の長期化を図ることを目的に実施するものです。

根室市には「根室市医師及び医療従事者修学資金貸付条例」がありますので、その整合性について確認。

→他の修学資金を利用していた方や市の修学資金貸付条例の規定で減額になる者などを対象、3年を限度として遡及貸付を行う制度。(貸付の限度額等は市の修学資金貸付条例に準拠)

財源措置について(意見)

病院事業会計には、一般会計が繰出基準に基づく繰出に加え、収支不足を補うため多額の繰出金を行っている状況。病院事業会計独自て今回の補正予算に係る財源手立ては困難であり、最終的には一般会計が補てんすることから、事業の趣旨等も勘案し、一般会計として繰出し基準にこの二つの事業を組み入れる等、事業実施に要する財源措置を明確すべき。

以上

※質疑終了後、採決の結果、各補正予算案は全会一致で可決しべきものと決定。

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