メールアドレス

  • honda@officemics.jp

Twitter

« 議会運営委員会及び会派打ち合わせ | メイン | 平成26年3月定例月議会がはじまりました »

2014年2月24日 (月)

先進地視察を終えて

 2月3日から6日まで会派で先進地視察を行いました。

 視察先は、宮崎県延岡市、佐賀県武雄市の2箇所です。

 宮崎県延岡市は、地域医療を守るための条例の制定経過、医師に関する情報収集の方法や医療機関の新規開業促進に関する助成制度を視察。佐賀県武雄市は、図書館の指定管理者制度導入と市民病院の民間委譲に関する経過と現状について視察。

 延岡市の「地域医療を守るための条例」は全国初の取り組みで、私が議員なったH21年9月に制定された条例で、当時、最初の議会質問でも取り上げたテーマでしたので、詳しい経過やその後と取り組みのお話が聞け、大変参考になりました。

 また、佐賀県武雄市は、図書館の運営をTSUTAYAが行い、公設の図書館にスターバックスが入ったことなどテレビでも大きく取り上げられ、病院の民間委譲についても、民間委譲の是非を問い市長が辞職。出直し選挙があって、現在に至っているというお話も聞いておりましたので、その詳細についてお話を聞き、自分たちの取り組みの甘さを反省させられる視察でした。

 記録もとってきましたが、会派としての報告になりますので、別のかたちで皆さんにはご報告したいと思いますが、それぞれの視察先の私の感想について(会派報告として書いたものですが)のみ報告したいと思います。

20140205_3

※視察団体が多く三重県議会と一緒に図書館についての説明を聞きました。

宮崎県延岡市の地域医療を守る条例について

 平成16年にスタートした新医師臨床研修制度、その影響を受け地方の公立病院から医師の引き揚げがはじまり、常勤医師が減少。その少ない医師体制で夜間救急を担わざるを得ないなか、その状況を知らない市民のコンビ二受診の問題等で医師が疲弊し、医師の引き上げに拍車がかかり、地域医療は崩壊。

 延岡市も根室市もまったく同じ状況です。

 延岡市は各診療科の休診、6名の医師が退職という危機的な状況で2つの市民組織ができ、署名活動、その後、直ぐに6名の医師の補充ができましたが、地域を守るためには活動の継続が必要であり、市、市民、医師会等地域がバラバラではダメで、共通の理念をもって取り組むこと、また、医師招へいのためには医療崩壊地域のイメージ払しょくが必要であり、地域がまちをあげて、地域医療を守るための取りくみを行うことを、全国の医師へのメッセージとして条例化を進めました。 ※延岡市の病院は県立病院。

 この条例は、地域医療を守ることだけではなく健康長寿を目指すことも目標に掲げています。

 状況的には根室市の方がもっと厳しい環境にあると思いますが、延岡市に比べ、私たちには危機意識が足りなかったものと感じました。今回の視察で、お聞きした延岡市の取り組みの中に多くのヒントがあると思います。医師、医療従事者の招へいが大変厳しい状況にあり、市立病院の経営状況の改善のためにも、安定的な診療体制の整備、充実が必要であり、地域全体で、今一度、地域医療の在るべき姿を見直すべきであると、改めて、考えさせられた視察でありました。

 今後の会派活動、議員活動に活かしていきたいと思います。

佐賀県武雄市 図書館への指定管理者制度導入及び市立病院の民間譲渡について

 図書館に関しては、利用する市民の立場に立つと「もっと多くの方に利用していただくためには365日年中無休、開館時間は午前9時から午後9時まで」という発想になるわけですが、現行の行政のシステムではこれは実現が難しく、多額の運営経費が必要になります。 「行政ができなれば民間の力で」まさにこの考え方が、指定管理者制度導入には必要なのだと思いますが、根室市がすすめている指定管理者制度の発想とはかなりのレベルの違いを感じました。

  行政事務の効率化という行政側からの目線では、施設の管理をどうするか、そのコストをどう削減するかという、視点・レベルでいいのかもしれません。今回の武雄市の視点・レベルは違いました。「市民が望む施設のあり方、機能は何なのか」、「市民が望む機能を実現するためにどの様な手段をとるべきか。」といったレベルでの発想。

 その実現が、行政の力、ルールでできないのなら、民間の力を導入。それが指定管理者制度の導入。この発想は根室市には欠如していると感じたました。 我々、議会もこのような発想・考え方をもって今後の行政サービスの在るべき姿をチェックする姿勢、自ら提案する取り組みに心がけることが必要と考えます。

20140205_5

 病院の民間委譲については、医療圏域のサイズ、隣接する医療圏域との関係等比較が難しく、単純に判断することはできませんが、一番感じたところは、累積欠損金が15億近くなったことに危機感を持たれ、「累積金をなんとかしなければ市がつぶれる。」という思いと改革に取り組んだ姿勢。

 根室市はこれまで現金支出が伴わないとして累積欠損金に目を向けず、不良債務を発生させない取り組みで良しとしてきました。 大きな違いです。

 新武雄病院(民間)になってからの収支に関する資料提供はありませんでしたが、質疑のなかで説明があり、医業収益は35億から40億とのこと。直営時代は最大で15億8千万円であり同じ病床数(135床)でありながら、大きく改善されています。

 ※市立根室病院は131床+感染症病床4床

 直営時代の倍以上の収益を上げる新武雄病院。リハビリ部門が強化(50人近い専門スタッフ(PT・OT・ST)の配置)され、関連病院との連携と診療内容の分担等、超高齢化を迎える地域に必要な医療を見据えた経営方針等々参考とすべき点も多々ありました。

 当市も病院経営について、危機感をもって取り組む姿勢、地域に必要な医療と第3次医療圏、近隣公立病院、市内開業医との連携、更には、保健、福祉、介護部門との連携・役割分担を精査するなど、今一度、地域ビジョン作りに取り組む必要性を感じました。

 会派においても、今回の視察研修を踏まえ、病院経営のあり方、或いは、指定管理者制度について考えていきたいと思っております。

20140205_6

ゆったりとした待合スペース 総工費約53億円。

20140205_4

外来待合もゆったりしたスペース。

20140205_7

病院屋上に整備されたヘリポート。

以上






コメント

こんにちは、本田議員。

コメントさせて頂きます。

現状の病院経営が赤16億程度あると別ブログで初めて知りました。
この点は根室市民はどこまで理解できているのでしょう?
広報誌などには記載されず、新聞にも取り上げられいない?
この辺りをもっと大きく広報してほしいですね。

正直な話、今年は市長選ですが、今回も対立候補もなく選挙もない状態となるのでしょう。
今のままだと、近い将来、市立病院は、地方独立行政法人化され、それでも経営困難になり、民間へ委託されることと推測できます。(30年以内にこのような流れになると予想)

根室市民はそれでもいいと考えているのでしょうか?
他の人の意見を聞いてみたいですね。

私は無投票選挙について常に反対と考えています。
無投票選挙の場合、信任投票で候補者を審査する体制が必要と思います。(信任投票で最低数を獲得しない駄目みたいなルールが必要)

現状の病院施設もどこを視察したのだろうと思う設計です。
全てが無理やりに押し込まれた施設としか思えない。
もう少し「ゆとり」がほしいところです。
5階にして、現行の1階部分を1,2階で配置し、広い待合が望ましかった。

現行の病院施設に関しては、不思議な点ばかりです。挙げるとキリがないです。

ただ言えることは、設計した人は「どこを視察した」のと言いたい。正直、利便性が悪い。

医業収益を35億円から40億円と聞いてなにも考えなかったのですか?
延岡市の人口も調べないで2月に厳寒の根室から温暖の地の九州宮崎へ視察に行ったのですか?

わたしのいた会社では内部監査業務に携わる社員が全国の6営業部の200近くの営業所を回り、内部監査をしますが、夏は九州へ、冬は北海道へ行ってました。どういうことかおわかりでしょう。

根室で医業収益が40億円も上げられると考えたのなら、経営のセンスゼロと言われても仕方ありませんね。
あなたは市立根室病院管理職だったことがおありなのですから、そんなことぐらいご存知でしょう。

延岡市の人口は13万人ですから、その市立病院の医業収益を引き合いに出して民間移譲を正当化し、採算云々することは市民をたばかうことに等しい。
文教厚生常任委員長になったからこれからは市政のちょうちん持ちをするのですか?

今回の視察報告はそういう風に受け取れます。誤解であるとうれしいのですが、きちんとしたごまかしのない反論を期待しております。まっすぐな心こそが大事です。
仕事は正直に誠実にやるべきだと、ふるさとを愛しているあなたもそう思っていると信じたい。

文教厚生常任委員会のもう一つの柱である教育に関して、最近6年間の学力低下が学力テストの平均点で明らかにされています。病院問題も教育問題も足元の事実を確認することから始めるべきではないのですか?

「#2606 根室の中学生の過去6年間の学力低下を検証する  Feb. 28, 2014 」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-02-27-1

剣崎一真 さん コメントありがとうございます。

>現状の病院経営が赤16億程度あると別ブログで初めて知りました。


市立病院は、公立病院改革プラン期間中のH27年度までは、病院事業会計予算の収支均衡を図るため収支不足額については全額一般会計が補填する約束になっています。

12月補正予算段階での一般会計繰入金は15億5百万円でした。

この時点で医業収益(減額)の補正が行われませんでしたので、繰出金はさらに増えるものと想定しておりました。

過去の私の活動報告会でもH25年度以降の繰出金の見通しについては報告しており、

http://nimuoro.lekumo.biz/pdf-file/powerpoint201301_1.pdf

P18をご覧ください。

24年11月に病院から示された経営見通しでは、H26,27年度は16億円台の繰出しも想定されていました。

その時点で、繰出金圧縮のための経営改革に努める旨の答弁をいただいておりました。(今議会の論点になると思います。)

平成25年度補正予算、及び、平成26年度当初予算については来週月曜日からはじまる3月定例月議会の議題となりますので、議会に上程された後、その審査を踏まえ報告する予定でした。

一般会計予算の1割にもなる病院事業会計繰出金の圧縮が最優先課題だと私は考えておりますので、今議会でもこの点を審議していいきたいと思っております。

また、議会議論が活発になること、正しい情報発信をしていくことが議会の役割だと思っております。


後段のコメントも、今後の活動の参考とさせていただきます。

ありがとうございました。

I.T. (InformationTechnology) さんコメントありがとうございます。

>医業収益を35億円から40億円と聞いてなにも考えなかったのですか?

私の報告が言葉不足だったのかもしれませんが、

この数字は、佐賀県武雄市の病床数135床の新武雄病院(民間譲渡された後の)の収益です。
病院の経営方針も地域事業も違いますので同じには行きませんが、同規模の病院で10億以上も収益に差があること、その額がそのまま根室市の場合は一般会計の負担となってるわけですから、目標とすべき医師体制や診療方針等々参考にすべき点はあるものと考えます。

延岡市は、全国初の「地域医療を守る条例」の制定経過と現状の運用状況を知りたく視察しました。
こちらは県立病院です。延岡市には市立病院はありませんし、繰出金もありません。それでもまちを上げて、地域医療危機解消のため様々な取り組みを行っています。
人口規模、医療環境は違いますが、地域をあげて危機感をもって取り組まれている姿は見習わなければなりませんし、根室スタイルの取り組みも考え、提案していきたいと思っております。


>文教厚生常任委員長になったからこれからは市政のちょうちん持ちをするのですか?

そんな考えはありません。私自身の考え方は選挙の際に述べた方針からブレはありません。

会派に所属し組織として動かなければならない点もあり、これまでの4年間とは違った忙しさもありますので、調整しながら、自分らしく取り組んでいきますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

>病院問題も教育問題も足元の事実を確認することから始めるべきではないのですか?

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

延岡市ではなく武雄市のほうですか。
こちらは人口50992人です。根室市は28500人ですから、およそ55%のサイズです。

40億円×055%=22億円

武雄市の地域中核病院の売上に人口比の55%をかけると、市立根室病院の医業収入とほぼイコ-ルです。
つまり、市立根室病院は武雄市の民間移譲された病院並みの売上を既にあげているということです。
だから民間委譲しても40億円なんて売上を上げられるはずがありません。

本田さんの報告は40億円の売上が確保可能なのだから民間移譲すべきだという風に読めます。
これはまったくのミスリードです。
こういうありえない数字で、地方公営企業法全部適用がうまくいかずに市側が近い将来提案するであろう、民間移譲案に提灯をつけるような発言は、あなたが文教厚生常任委員長であるからこそ実にまずいことではありませんか?

もう一度書きます。延岡市は根室の人口の4倍強あり、武雄市も根室の人口の1.8倍、したがってそこの地域中核病院と市立根室病院を同列に論ずることはできません。

本田議員、議会準備で忙しい中、回答ありがとうございます。

資料(http://nimuoro.lekumo.biz/pdf-file/powerpoint201301_1.pdf)を拝見させて頂きました。
P17よりP16の方が一般会計繰出金の動きがわかります。
(頁番号あるのですから、PDFの頁ではなく資料の頁でお願いします。)

これを見るとH23年とH24年で、急激に増加しているのが確認できます。
これはH24年時に議会で追求し改善することができていれば、今のように酷い状態になっていないはず!?

P17でH25年以降の推移が確認できますが、正直、支出と収入のバラ数がかなり崩れているように見えます。

人口減する根室において、今後の収入増加を期待できません。
健全化するには支出を抑える必要があります。

支出において、何が増加したのかを詳細まで議会で確認しなければ、今後も増加していくことでしょう。

・医師,看護師,職員のコスト削減意識は?
・不必要なものを購入、契約していないか?

このままでは、本当に民間移譲することになりかねません。

民間移譲すると、メリットばかり挙げているが、根室の場合、デメリットの方が多くなる可能性が高いと思いますよ。

民間移譲の成功は、人口集中度と経営能力の2翼で成功します。
根室の場合、経営能力がある人が経営しても、人口集中度が伴わない為、今よりは病院経営は健全化するが、黒字化することが難しいと思われます。
特に根室は地域的不利が高く、人口流出が多い地域です。

<民間移譲時のデメリットの可能性>
・診療科の減少
 ・・・民間移譲すると、診療科の適正が検討される。
   それに伴い、診療科が減少する。
・医師の派遣数
 ・・・診療科の減少すれば、医師の数も減る。
   また医師契約金も減少する可能性もあるから
   今以上に医師確保の難しさと医科大との繋が
   りと癒着が大きくなる。
   医科大にそっぽを向けられたら完全に瓦解す
   る。(今もそうかも知れません)
・看護師の減少
 ・・・今より少ない賃金契約で、働く人がいるのか?
・患者の流出
 ・・・上記の点が満たされると、当然、患者も減る。
   また医療不安になり、根室市民も別の市に移
   転する。(現時点もかなり問題です。)

I.T. (InformationTechnology) コメントありがとうごじます。

>本田さんの報告は40億円の売上が確保可能なのだから民間移譲すべきだという風に読めます。

経営の見直しの参考とすべきであると述べましたが、「民間移譲」すべきと言っておりません。(誤解を招く様な書き方かもしれません。すみません。)

市立病院の経営形態の見直しは、病院改革プランの中で平成25年度中に結論を出す予定になっていました。

地域事情もありますので、国が求めているような、指定管理者の導入や地方独立行政法人化は難しいとの判断の下、現在、公営企業法の全部適用に向けて準備を進めています。

現状の診療体制、更には、現在、病院から示されている改革案では、新武雄病院の様な35億円を超える医業収益までの改善は無理です。医療ニーズも違いますし、隣接する医療圏の状況も異なりますので...

しかし、一般会計からの繰出金が16億円を超える今の状況を続けるわけにはいきませんので、目標をもった経営改革が必要であり、リハビリ部門の強化(今年度の診療報酬改定でも示された事項)や高齢者への対応、急性医療をどこまで担い、どの様に3次医療圏と連携を図るのかなど具体的な方向性を持って経営方針検討するうえで、新武雄病院の取り組みも参考にすべきだと、私は思っております。

延岡市に関しては、市や市民、医療機関が危機感をもって「地域医療を守る取り組み」をされている、まちの姿勢や志を参考にしたいと思い視察しております。

剣崎一真 さん コメントありがとうございます。


>P17でH25年以降の推移が確認できますが、正直、支出と収入のバラ数がかなり崩れているように見えます。

平成24年11月に病院事業会計の新たな収支試算が示されました。

病院のHPでも公開になっておりますが、

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/image/fde217d7ec2c7fe94925749f0016c254/$FILE/%EF%BC%A8%EF%BC%B0keisai.pdf


その中で医業費用が45億円を越える見通しが明らかにりました、

新病院になってからの光熱水費等の増や施設・医療機器の維持管理コスト等委託業務の増が要因です。

H25年度の試算では医業費用47億円、医業収益26億円、一般会計繰出金15億3千万円
H26年度の試算では医業費用43億円、医業収益26億円、一般会計繰出金16億5千万円

詳しくは12月定例月議会でこの問題を取り上げておりますの
http://nimuoro.lekumo.biz/honda/2012/12/244-d876.html
参照下さい。

試算の中で改善策も示されていますが、25年度は更に悪い結果となっています。

この点については、本日の補正予算の先議でも質問しましたので、後ほど、報告いたします。


経営形態の見直しについては、市長から公営企業法の全部適用という判断が示されています。


職員一人ひとりがコスト削減意識を持つち患者サービスの向上に努める姿勢が必要です。

剣崎さんご指摘のこの地域の事情を踏まえ、

経費、特に固定費の分析と改善目標の設定、収益に関してもより具体的な目標設定必要だと思います。

実効性があり、より具体的な改善策、収支目標をもって一般会計繰出金、特に収支不足解消、均衡を図るための繰出金の圧縮策を明確にしなければならないと思います。

本田さん、こんばんわ。
教育問題への質問にはまだお答えいただいていませんね。
わたしは地域医療問題と教育問題についてのあなたの市議としての立ち位置や考え方をお聞きしたい。
だから、これは対話のつもりです。
ゲームのつもりでけっこうですから、お付き合いください。

病院の件ついては、話しがおわかりいただけていないようですから、角度を変えてもう一度説明しましょう。

武雄市の病院ですが、根室の先を歩いているのではなく、根室の後ろを歩いていて、ようやく追いついたというのが実態ではないですか?
何か考え違いしていませんか?

40億円に医業収益を改善したといいますが、市立根室の医業収益を22億円として、人口比は根室市は武雄市の55%ですから、次の算式が成立ちます。

22億円÷55%=40億円


市立根室は前市長時代から、人口比を考慮したら、新武雄病院並みの医業収益を上げていることがお分かりいただけるでしょう。
つまり、武雄市の事例は先進事例ではなく、「後進」事例ですよ。収益のことだけを問題とするなら、武雄市は根室市の後を追っているのです。
九州まで後進事例を視察に行ってどうするのです?

病院ホームページの資料を見ましたが、25年度に医業費用が10億円も増えることになっていますが、本田さんはナカミを承知しているのですか?
承知しているならナカミを書いてください。
突然、10億円も費用が増えて、その後も40億円台の費用が続くというなら、その内容を市民へ説明すべきです。
2.5億円くらいは旧建物の除却損でしょうが、それ以外にもお金の支出を伴わない大きな費用があるのではないですか?

文教厚生常任委員会が職務上承知していなければならない事項だと思います。承知していなければ、お調べください。
「大好きな根室のために誠実に・・・」
是非そうしてください。

全国に先駆けて「基礎学力保障条例」を制定した釧路市議会の学力問題に関する議論です。
副議長の月田さんの教育長への質問をご自分のブログで紹介しています。

「代表質問 二日目 学力問題」
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51754102.html

真剣で激しい議論を教育長と戦わせているでしょう?
論点が一つ一つ具体的です。

根室市内の市街化地域の3中学校(光洋・柏陵・啓雲)は、釧路市内の最低レベルの中学校と学力テスト総合ABCの点数が同じです。小中学生の基礎学力の劣化は釧路市内よりも根室市内のほうが深刻なのです。

ご返事がありませんが、わが町の市議会文教厚生常任委員会委員長殿は学力問題に関心はないのですか?

I.T. (InformationTechnology)さん コメントありがとうございます。

>ご返事がありませんが、わが町の市議会文教厚生常任委員会委員長殿は学力問題に関心はないのですか?

コメントに対するレスポンスが遅れ申し訳ありません。様々やることがあり手がまわっておりません。

大変重要な問題と認識しております。市教育委員会とも情報交換しながら進めたいと思っておりますし、現場の先生方や地元で進学塾を経営されている先生方等多くのみなさんのお考えもお聞きしたいと思っております。

情報ご提供ありがとうございます。

開会中の議会対応等調整しながら進めていきたいと思います。

申し訳ありませんがブログのコメント遅れますことご了承ください。

>コメントに対するレスポンスが遅れ申し訳ありません。様々やることがあり手がまわっておりません。

諒解です。市議会会期中ですからね。
じっくりいきましょう。
具体的な問題一つ一つにあなたの意見がおありでしょうからじっくりと聞きたいものです。

コメントを投稿

サイト内検索

  • powered by Google

1.根室市ホームページ お知らせ

2.北海道議会議員 松浦宗信オフィシャルサイト

3.根室市観光協会ブログ

4.ビザなしサポーターズたんぽぽ


| HOME意見・質問サイトポリシー | 個人情報対策


自宅・事務所所在:北海道根室市光洋町町1丁目39番地7
E-mail : honda@officemics.jp
Facebook : https://www.facebook.com/toshiharu.honda
Twitter : @toshiharu_honda

Copyrightc2009 Toshiharu Honda All Rights Reserved.