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2014年3月 4日 (火)

平成26年3月定例月議会がはじまりました

昨日3月3日から定例月議会がはじまりました。

昨日は10時から本会議が開催。市政方針、教育行政方針が示された後、平成25年度補正予算が先議されました。

市政方針については、PDFファイルを参照ください。

この市政方針、教育行政方針に対する、代表質問、一般質問が来週11日火曜日、12日水曜日に行われます。

13日は各常任委員会が行われ、翌14日から19日まで平成26年度予算の審査、20日の本会議まで18日間の定例月議会です。

代表質問がある場合、一般質問に人数制限が設けられることになっており、今回は議員になってからはじめて一般質問は行いません。会派の質問者のサポートにまわります。

なお、昨日の平成25年度補正予算の主な内容は次のとおりです。

○一般会計補正予算第5号は補正額247,657千円

 国の経済対策に伴う臨時福祉給付金事業及び成央小学校校舎大規模改修事業、病院事業会計支出金の増額などが主な内容です。

・病院事業会計支出金(繰出金) 124,699千円は、病院事業会計の単年度収支均衡等に伴う繰出金で、繰出金の総額は1,629,255千円になります。

・成央小学校校舎改修事業114,798千円は、現在進めている成央小学校の耐震化工事の中で明らかになった学校の外・内壁の改修、雨漏り対策等を国の経済対策事業の採択を受け実施します。実際の工事は平成26年度に行われます。

一般会計補正予算第6号は補正額50,000千円

 除雪対策のための重機借上料

○国民健康保険特別会計次号勘定補正第2号は補正額115,652千円

 一般被保険者療養給付費支給経費 46,215千円、過誤納金還付金 55,657千円が主な内容です。

介護保険特別会計事業勘定補正第3号は補正額▲120,636千円

 地域密着型介護給付費▲31,820千円、居宅介護給付費▲63,648千円、施設介護給付費19,413千円が主な内容です。

病院事業会計補正第2号 

 入院・外来収益の減額、材料費、委託費、特別損失の減額、これらに伴う一般会計補助金の増額、更には、病院改築事業の確定に伴う決算見込みにたった所要額の補正が主な内容です。

・医業収益は、入院収益が一日平均患者数101.4人と0.6人予算を上回りましたが、一人当たり単価が当初予算より3,334円低い33,134円となり ▲115,545千円、外来収益が、一日平均患者数544.2人と▲11.6人予算を下回り、一日当り単価が当初予算より14円増の8,352円となりましたが、▲21,434千円となるなど、150,548千円の減額

・医業費用では、医業収益の減に伴う薬品費、診療材料費で▲68,335千円、各種設備、機器保守点検委託料の入札執行残で▲21,538千円、償却資産や旧病院の除却費等が当初見込みより▲102,729千円となるなど 164,535千円の減額

・これらを踏まえ、病院事業会計の収支不足を補填するための補助金が193,027千円増額されるなど、一般会計繰入金は 1,629,255千円になりました。 

病院事業会計補正予算については、質疑を行いました。

・入院一人当たり単価の落ち込みの原因

 →計画していた医師体制とはならず、消化器、循環器疾患等の高度医療の提供ができなかったことが主な要因。

・収支均衡を図るための補助金の総額の確認 → 総額793.900千円

・平成24年11月に示された病院事業会計収支(試算結果)で掲げた一般会計繰入圧縮策との乖離、悪化について指摘

・上記の質疑を踏まえたうえで、基準外の繰入金、特に収支均衡を図るための繰入金の圧縮目標を立てるなど、実効性がり、より具体的な改善策を示すなど、新たな収支試算の策定を要望。

以上










コメント

二つだけ質問させてください。

議会報告は読みました、それで、平成25年度病院事業会計の赤字額はいくらなのでしょう?経営の結果、業績がどのようなものであったのかについて興味や関心はありませんか?わたしはたいへん気になります。どんな企業だって赤字が出たら、それがいくらなのかについて関係者が無関心でいられるはずがないのですが・・・

もう一つ、なぜゴマカシの利かない民間会計基準での財務報告(損益計算書・貸借対照表・附属明細表)を求めないのですか?

収支報告では年間の病院事業赤字額がいくらになったのかわかる市民は一人もいませんよ。専門家のわたしが保証します。

I.T. (InformationTechnology) さん いつもコメントありがとうございます。

明日は、教育費の予算審査になります。只今、その勉強をしておりました。

>どんな企業だって赤字が出たら、それがいくらなのかについて関係者が無関心でいられるはずがないのですが・・・

そのとおりです。今日は病院事業会計の予算審査もありましたので会計基準のあり方等も含め質疑をしています。別途報告しますが...

公営企業会計にも損益計算書、貸借対照表はありますが、補助金や繰出金、地方債等の扱いが民間の会計基準とは違い、かなり乖離がありました。

しかし、全国的に公営企業会計の経営悪化等があり、その解決のためにも、出来るかぎり、民間に近い会計基準する必要があるとして、3年前に国から案が示され、このH26年度会計からその方式に変わりました。
結果、病院事業会計は、16億円を超える一般会計からの繰出をしても、新基準でいくと4億8千万円もの不良債務(流動資産-流動負債)が発生するという予算案です。同様に下水道、水道会計も不良債務が発生します。

現金支出が伴わないので問題はない…とこれまで市は答弁してますし、今回も同様の答弁でした。

今日は、その考えが通用しないことを強調し、新しい制度と真摯に向き合うよう求めました。

H25年度決算見込みベースの損益計算書は提示されていませんが、収益的収入と支出の間には7億6千万円の不足(赤字)が生じています。

現在、チェックポイントとしているのは、病院事業会計が不良債務を出さないようにするために一般会計が繰出す「収支均衡を図るための補助金」の額です。この額を赤字額の目安として解消に努めるよ求めています。

「収支均衡を図るための補助金」
H25年度決算見込みで 793,902千円
H26年度当初予算で 689,908千円
という非常に厳しい状況です。

広報誌に掲載される病院会計の決算報告には、一般会計からの繰出金も含め、黒字決算として紹介されますので、この報告方式を見直す必要があると考えております。

以上

また、説明不足だとは思いますが、議会終了後、順次整理しコメントしますのでご了承ください。

※本日の予算審査でもかなり厳しく質疑をしましたが、なんとも私だけが空回りしているよな気分です。

このブログをご覧になっている一般市民の方々が議論の中身を理解できるようにさらに対話を重ねます。

まず、平成25年度の病院事業決算見込みですが、

>H25年度決算見込みベースの損益計算書は提示されていませんが、収益的収入と支出の間には7億6千万円の不足(赤字)が生じています。

これでは誰も理解できません。「収入」と「支出」をどのように並べてみても「損益計算書」にはなりません。資金収支計算書ができるだけです。7.6億円は資金収支のマイナスで、損失の額ではありません。赤字=経常損失はいくらの見込みなのでしょう?おそらく20億円前後になるはずです。

青色申告をなさっていると思いますが、現金主義の収支計算書は決算書類として認められておりません。損益つまり所得が把握できないからです。
平成25年度の赤字額がいくらになるかも知らされないで、一般会計繰入金額だけをみて市議会は予算や決算について議論しているのですか?かなりびっくりしています。民間企業ではそのようなずさんなことはありえないことです。
これでは経営実態がまるっきり明らかになりません。経営状態を明らかにするために、企業会計基準で損益計算書と貸借対照表と附属明細表を作成して公表すべきです。

平成26年度予算案では、
一般会計繰入金が16億円と不良債務が4.8億円ですか?合計で21億円の赤字予算ということでしょうか?
だとしたら、「広報ねむろ」に事実をそのまま載せるべきです。
なぜ、そんなに赤字が拡大し続けるのかについて、市議会でも文教厚生常任委員会でも追及していただきたい。

ついでに書きますが、「不良債務」という概念はわたしが習った会計学にはありません。不良資産は会計学用語としてあります。「不良債務」は官庁用語でゴマカシです。一般会計から補填できない赤字が「不良債務」と名づけられているのではありませんか?だとしたら、それは流動負債ではなくて、資本の部に記載すべき項目で、「未処理欠損金」です。
官庁用語でいくらブログで説明なさっても、理解できる一般市民は存在しませんから、どうぞ、根室高校商業科や事務情報科の生徒達にもわかる普通の会計用語を使ってご説明ください。

手に余るなら、財政課に言えば簡単に組み換えてくれるでしょう。おそらく数時間の仕事です。
ぜひ、貴ブログで公開して、市民に市立根室病院の経営実態を知らしめてください。

本田議員、こんにちは。

本日より新年度で、市長選があります。
8年前以上に根室市財政や市立根室病院の経営が切迫しているのに、向こう見ずな市長や議会にはあきれております。

本田議員1名でも構わないので、真実を市民に伝え続けてください。

ITさん、剣崎一真さん コメントありがとうございます。

3月議会終了、ほとんど時間がとれずブログの更新が出来ていません。まもなく通常の状態に戻りますので、遅れている議会報告等整理しながら情報発信に努めていきたいと思っております。

皆さんと確り議論ができるようオープンになっている情報につきましては、逐次報告したいと思っております。

本田議員、こんにちは。

お忙しい中のご回答ありがとうございます。
こちらもお仕事が忙しいので、対応ができない気持ちは理解でします。

数点確認したい点があります。
・根室市のふるさと納税について
 ここ最近TVなどでふるさと納税の特典について、取上げている
 番組を視聴しますが、ふるさと納税すると根室市はどのような特
 典があるのでしょうか?(調べても掲載されていないので)

・明治公園の再開発について
 明治公園の再開発がされるようですが、これについての発端は何
 なんでしょうか?
 過去にフィールドアスレチックなどの施設がありましたが、再開
 発しても同じように廃止となることが見えているのにそこまで市
 政が再開発にこだわる点はどこにあるのでしょうか?

・病院の情報公開等について
 4月より医師が新しく来られましたが、その内容がHP公開され
 たのは、4/1の夕方頃だったかと思います。医師の変更などの
 情報は1週間前から公開することはできないのでしょうか?

・病院への業務視察などについて
 根室議員として、病院への業務視察などはできないのでしょうか?
 議会として、病院への業務視察をした上で、現状の病院問題を議
 論するのが1つの手段かと思います。
 本田議員はボランティア参加しているようですので、病院への業
 務の問題点などが見えているのではないでしょうか?
 もし掲載できるのであればブログ閲覧者のために公表してほしい
 ところですね。

剣崎一真さん コメントありがとうございます。

・根室市のふるさと納税について

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/38e8ec3e328283bd4925743d003952b2?OpenDocument

に詳しく情報が公開されています。

根室市が「ふるさと納税」メニューとしている事業は次のとおりです。

1.市立根室病院の新築・改修に関する事業
2.風蓮湖・春国岱の保護・保全に関する事業
3.北方領土返還運動に関する事業
4.根室市人づくり・まちづくり補助事業

※平成26年度から「防災に関する事業」もメニューに加わります。


・明治公園の再開発について

長谷川市長のおもいから進められている事業と認識しています。
当初は中標津町の「ゆめの森公園」をイメージしていたと思います。

根室再興プロジェクトに位置づけ作業が進められていますが、市政に対する様々な市民要望を聞く機会があり、子育て世代のみなさんか「室内遊戯施設」に関する要望が多数あったことから、調査検討事業として位置づけた聞いています。

市民委員会も組織され提言書も提出されています。

http://www.city.nemuro.hokkaido.jp/dcitynd.nsf/doc/464D3B67764ACD0B49257B51001E9B1A

この事業については、今年度作業が行われる第9期総合計画策定事業の中で、議論されることになっています。

病院事業会計への多額の繰出があるなかで、あれも、これもという状況にありませんので、総合体育館等々施設整備については、市民要望をしっかり把握したうえで優先順位付けの作業も必要だと思います。


・病院の情報公開等について

出来るだけ早く開示するようお願いしています。

院内掲示についても、以前は1,2ヶ月前から表示する様にしていましたが遅くなってしまいました。

早めの対応を、再度、お願いしてみます。


・病院への業務視察などについて

病院への業務視察は可能だとおもいます。

文教厚生常任委員会としても院長と定期的に懇談の場をもつこととしています。

事務部門とも今後経営問題について意見交換の場を持ちたいと思っております。

会派としても、病院の経営問題は最重要課題と位置づけておりますので、経営分析作業などを予定しております。

病院ボランティアで感じた点については、その都度、改善要望を報告しています。特に、接遇面では気になる点も多々ありまうので、事務や看護部門にお話するようにしています。

以上、取り急ぎ報告といたします。

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