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2013年10月17日 (木)

平成25年10月定例月議会一般質問(生涯学習)について 

2.生涯学習施策への取り組みと施設整備について


(1)生涯学習施策に対する基本姿勢について

【質問要旨】

・これまで生涯学習施策がどのような体系の下で進められてきたのか、基本的な姿勢について教育長の考えを伺いたい。

【答 弁】

・根室市の生涯学習推進については、「社会教育計画」「スポーツ振興計画」を策定し、時代の変化に応じた課題解決を図り、乳幼児から高齢者にいたるまで、生涯各期における発達課題や生活課題・学習要求に応えられる多様な学習プログラムを展開する文化、芸術、スポーツなどの事業を実施してきた。

・現在の社会教育計画は、前計画の生涯学習社会をめざした考えを踏襲するとともに、反省を踏まえ、
「子どもを育てる環境づくり」
「社会活動に参画できる意識づくり」
「創造性豊かなふるさとづくり」
を重点として、より具体的に的を絞り込んだ計画。

・スポーツの振興につきましては、昭和63年4月にスポーツ・都市宣言を行い、「スポーツ振興計画」を策定し、生涯スポーツの推進を図るため各種事業や大会を開催。

・この二つの計画も、平成26年で計画期間が満了となることから、次期計画の策定に向け、平成24年度までに実施した事業内容について評価を行い、新たな計画の策定に努めたい。


【再質問要旨】


・「社会教育計画」、「スポーツ振興計画」の次期計画策定に向け、昨年度まで実施した事業内容を精査し、新たな計画策定に努めるということであるが、どのような手法で検証作業を進めているのか、進捗状況と合わせて伺いたい。


【答 弁】

・社会教育計画及びスポーツ振興計画につきましては、平成17年度から平成26年度までの10年間の指針として策定。
・目標に向かって効果的な事業実施を行うため、根室市社会教育中期計画として5年ごとに区切った具体的な実施計画を策定。

・根室市社会教育中期計画については、各年度上期、下期に分けその評価を行い、社会教育委員の会議やスポーツ推進審議会へ報告。
・各委員から提言等をいただき、目標に向けての事業効果を確認し計画の達成に努めている。

・現在各課において事業評価を進めており、社会教育委員の会議及びスポーツ推進審議会の開催に向け準備を進めている。
・この中で、これまでの計画の検証を行い、次期計画の議論を進めていきたい。


【再質問要旨】

・次期計画策定手順の中で市民の声をどのように反映させていくのか考えを伺いたい。


【答 弁】

・社会教育計画及びスポーツ振興計画の策定にあたっては、各社会教育関係団体等の推薦者で構成される社会教育委員の会議やスポーツ推進審議会、公民館運営審議会、図書館協議会などからの提言や助言をいただきながら、利用者の声も聞き反映させていきたい。

・また、総合体育館建設などの新たな課題については、パブリックコメントや市民アンケートなども実施し、市民の声を反映していきたい。

 

 

 


(2)生涯学習関係施設の整備状況と諸課題について

【質問要旨】

・施設整備に対する諸課題について教育長の考えを伺いたい。

・特に、総合体育館建設、並びに半島地区の四小学校の跡地利用について、具体的に見解を伺いたい。


【答 弁】

・これまで青少年センターの改修をはじめ、総合文化会館や図書館などの社会教育施設の部分改修を計画的に行ってきた。
・今後も相当の維持補修が必要となって来ている。

・現在の青少年センターは、曜日毎に優先種目を定めて利用。
・練習に必要な十分な広さを確保できていないことや、公式の大会を開催するためのコート間のスペースを確保できないことが課題である。

・図書館の蔵書管理システムを発展させた、インターネットでの本の検索や予約等の対応、総合文化会館のパソコン教室や利用者の利便性などから、ネット環境の整備などが求められている。

・半島地区旧四小学校の跡利用については、統合の過程において、地域住民及びPTA等で構成される統合準備委員会の場において論議。
・地域の意向を受けて、現在、旧華岬小学校の体育館やグランドを少年団活動などに利用。
・その他の施設については、老朽化や維持管理の課題もあるところから、特に地域からの要望も無く災害時の避難場所以外には有効な活用を見い出せない状況である。
・今後の方向性につきましては「施設の跡利用に関する庁内会議」等を通じ市長部局と協議を重ねる。

 


(3)今後の施設整備に対する考え方について

【質問要旨】

 諸課題を踏まえ、今後、生涯学習施策をどのように推進するのか、施設整備に対する考え方に沿って、教育長の考えを伺いたい。


【答 弁】

・生涯学習の推進につきましては、乳幼児期から高齢期まで、系統立てた学習の支援が重要であると考えている。

・市民それぞれが持っている特技や専門性などを「地域での子育て」をキーワードに、発揮して頂くことが重要。
・子どもを中心に大人が集うことにより、そこから生まれる大きな力が、この街のたくさんの課題を解決し、今後の発展に寄与するものと考える。

・市民の学習の場として、青少年センター、総合文化会館、図書館などの生涯学習関係施設を中心に各種事業を推進するとともに、小中学校の機能を効果的に活用し市民の学習を支援していきたい。

・総合体育館については、道内各地の設置状況や建築予定等についての情報収集をしている。
・今後この資料を基に検討をして、次期「社会教育計画」、「スポーツ振興計画」への諮問をとおして施設整備の協議を進めたい。

 

(3)今後の施設整備に対する考え方について(市長への質問)

【質問要旨】 

・明治公園整備構想が持ち上がる中、これまで財政状況を理由に休止された総合運動公園整備事業など、あらためて総合的な視点から生涯学習施設の整備のあり方を検討すべきと考える。
・また、半島4小学校の跡利用を含めて、計画的な施設整備に対する市長の見解を伺う。


【答 弁】

・公共施設等の整備にあたっては、限られた財源の中で、緊急性や優先度、市民ニーズなどを総合的に判断しながら、市民・団体からの要望にできる限りきめ細かに対応してきた。

・市民が豊かな生活を送るためには、生涯を通じ積極的に学び、その成果を生かせる環境づくりが求められている。
・公民館や図書館、運動公園、都市公園などを中心とした生涯学習の資源を十分に生かしていくことが何よりも大切である。
・施設整備については、教育委員会を通じて、その意向と市民ニーズの把握に努めたい。

・半島部四小学校の跡利用につきましては、施設の耐久性や耐震性、立地条件、更には財源の問題など検討すべき課題も多いことから、庁内会議等による協議を重ね、これら利用計画の具体化を研究して参りたいと考えております。

 

 


【再質問要旨】

・社会教育施設の維持補修費の見込みと施設の改修計画について考えを伺いたい。


・総合体育館は10年前に策定した社会教育計画で調査・研究を進めると位置づけていた施設です。
・現時点で、必要性等を含めた絵が描けていないことが問題です。
・財源的な問題も当然あるが、総合的な判断の中で必要と位置づけている施設については、事業の中止・休止ありきで、グランドデザインの策定作業を行っておく必要性がるのではないか?
・総合体育館建設に対する教育委員会の想いと、市民の声やニーズ把握を行う作業についてどのように進めるのか考えを伺いたい。


【答 弁】

・図書館や夢原館等の建物や屋外にある社会体育施設も含め老朽化してきている。
・社会教育施設全体のそれぞれの改修予定について取りまとめるとともに、各施設を長く有効に活用できるよう限られた財源の中で維持管理していきたい。

・総合体育館については、根室市総合計画に盛り込むためにも、次期、社会教育計画及び根室市スポーツ振興計画の中で検討。
・体育協会をはじめ市民各層の方々の議論をいただき、総合体育館建設の方向性について検討していきたい。

 

【終わりに】

・半島地区旧四小学校の跡地利用については、前回の質問から進展はありませんが、あれだけの施設をそのままにしておくことには疑問を感じる。
・庁内連絡会議だけではなく、市民からもアイディアを募集されてはどうか?
・市民参加のまちづくり進める中、様々な切り口から、市民が共に考え、夢のある利用計画を策定するのも一つの手段であり検討していただきたい。

 

 

 

 

 


 

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