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2013年2月

2013年2月15日 (金)

歯舞小学校新校舎・改修された歯舞保育所の視察

2/14 歯舞地区4小学校の統合先として現在建設作業を行われている歯舞小学校校舎を視察しました。

昨年7月末から工事がはじまっており3/12までには工事が完了する予定です。

鉄筋コンクリート造2階建1,989㎡の建物で総工費556百万円。同時に中学校の屋内運動場の大規模改修71百万円、グランド整備49百万円も行われています。

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新年度4月1日の生徒数は99名とのこと。

普通教室6室、パソコン教室、図画工作室、家庭科教室、理科室、図書室、教育相談室、特別支援学級等が設けられています。広い多目的ホール、身障者用トイレ、エレベーターも整備されます。

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普通教室は全て南側に面していて、明るくぬくもりを感じました。

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障害者用のエレベーター。

多目的ホールはまだ足場がくまれていましたが吹き抜けの広いオープンスペースです。

2階教室から見たグランドの様子(かなり広くなりました)。


歯舞小学校の視察に続き、今年度事業で改修を行った市立はぼまい保育所を視察。

歯舞地区には、はぼまい保育所の他に珸瑤瑁に民営の珸瑤瑁保育園がありますが、この2施設については、平成25年度からの総合計画が進められており、その一環で改修が行われたものです。

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明り取り用の吹き抜け天井に取り付けられたシーリングファン。

床が綺麗に磨き上げられたステージのある多目的ホール。

多目的ホールから保育室の様子が見れます。

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明るくなった保育室。お昼寝室。

トイレも水洗化になりました。

以上

2013年2月12日 (火)

2013「北方領土の日」根室管内住民大会

2/7 は北方領土の日。遅くなりましたが、7日に開催されました「北方領土の日」根室管内住民大会の様子をアップします。

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2月7日の北方領土の日は、北方領土に対する国民の関心と理解をさらに深め、全国的な北方領土返還要求運動の一層の推進を図るため、1981年(昭和56年)1月6日の閣議了解により決定されました。1855年のこの日、日魯通好条約(下田条約)が調印され、両国の国境を択捉島とウルップ島の間と定めた日です。毎年、北方領土の日を中心として全国各地で集会や講演会・研究会等、様々行事が開催されています。(大会パンフレットより)

12:00から第1部 住民大会式典が行われました。

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主催者、来賓の挨拶に続き、元島民、青年団体、高校生がそれぞれの立場から原点の声、返還運動に対す決意を述べ、千島連盟青年部連絡協議会のメンバーが「四島は日本の領土だ!」「四島を返せ!」と「北方領土返還の叫び」シュプレヒコールで式典は閉会。

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13:00 から 第2部 根室管内1市4町の中学生が四島交流事業の体験等を通じて感じた北方領土問題について考えを発表。

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弁論終了後、アトラクションの中で北方領土デジタル紙芝居が披露されました。

北方領土返還運動原点の地の住民として、国民の先頭に立ち粘り強く、北方領土問題の解決、平和条約締結に向けた、世論の喚起・高揚、後継者の育成に努めなければなりません。

「知る事」が 四島返還の 第一歩

※平成24年度「北方領土に関する標語」最優秀作品

2013年2月 5日 (火)

「領土問題のまち」パネルディスカッション

2/2 北海道新聞社の根室支局勤務経験者で、かつロシア国内にある道新支局の駐在経験のある3名が、北方領土返還要求運動原点の地「根室」で、領土問題の現状や将来展望について語るパネルディスカッション“道新の歴代根室支局員が語る「領土問題のいま」”に行ってきました。

北方領土に関する歴史や返還交渉の経過・現状、この後の見通しなどについて、様々な経験を踏まえた記者としての目線から意見を述べられていました。

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特にメモも取らずお話をお聞きしましたが、返還運動、四島交流事業を進める側の目線から聞いているせいもあるのですが、共催者として市長が挨拶されたこのパネルディスカッションは、市民に何をメッセージとして伝えたかったのか、私には理解しがたく、以降、今日も悩んでおります。

※今日(2/5)道新朝刊で記事として紹介されています。

パネラーの方々は次の様に述べています。

・交渉がはじまれば四島(全ての返還)はない。
・根室の思い(二島返還)は領土返還啓発が全国展開するなかで埋没
・(外交交渉の)新しいアプローチは二島プラスアルファしかない
・領土問題はお互いの腹の探り合いであり、妥協点を!

この幾つかの言葉をどの様に受け止めるべきか?ここ何日か考えておりました。

まだ、整理はついておりませんが、少し書いてみたいと思います。

我が国の立場は「北方四島は日本の領土」であり、北方領土返還運動もこの立場で行われています。

根室市は北方領土返還要求運動原点の地。全国の先頭に立ち「北方四島は日本の領土」、「島を返せ」と訴え続けています。

パネラーは「根室市の元々の考えは、歯舞、色丹2島返還であったが、領土返還啓発が全国展開するなかで埋没した」と述べていましたが、埋没ではなく、一地域の利益より日本の領土である北方四島の返還のための国民運動の先頭に立つことをこの地域は選択してきたのではないでしょうか。

領土交渉が進展のない中、日露の相互理解の増進と北方領土問題解決に寄与することを目的にスタートした四島交流事業について、パネラーは「この20年間の交流によりお互いの不信感を払しょくしてきた」、「信頼関係がうまれてこそ、はじめて解決のための交渉ができる」と述べています。

交流船が行き来する根室市はこの事業の窓口であり、多くの元島民、返還運動関係者が交流事業にも参加していますし、この20年間の交流においても元島民の方々が中心的な役割を担ってきたのではないでしょうか。

四島の返還を信じ、望郷の念を抱き、返還要求運動、四島交流事業に積極的に係わってきた元島民、根室市民は沢山います。その中には、国後島、択捉島出身者も沢山いらっしゃいます。

しかしながら、領土問題は国家間の交渉事でありで、「交渉がはじまれば四島(全ての返還)はない」、「新しいアプローチは二島プラスアルファしかいない」、「領土問題はお互いの腹の探り合いであり、妥協点を見出すこと」、これが交渉にむかう日本のスタンスだとすれば、

日本の領土である四島の返還を願い北方領土返還運動を続ける意義は何なのか?

世論の喚起が国の交渉を後押しすると信じ、最前線に立ち運動を続けている元島民にとって、突きつけられる「四島の返還はない」という将来展望はあまりにも、残酷ではないか?

それでも「北方四島は日本の領土」、「島を返せ」と言い続けられるのか?

今後、返還運動原点の地として、どの様なスタンスで領土問題と向き合うべきなのか?

等々疑問が湧いてくるわけです。

今回のパネルディスカッションで印象に残った前述のキーワードは、「二島でよい」、「まずは二島」、「三島だ」へ誘導しかねないものであり、また、四島の返還を信じ、返還運動や四島交流事業の先頭に立ってこられた元島民の皆さんの思いや気力をも奪ってしまう様な言葉に、私には聞こえました。

67年もの間未解決の難しい問題であり、様々な考えはあって当然のこととは思います。今後の交渉の議論も必要なことですが、元島民や返還運動を続けている者の後押しになるような議論も必要だったのではないかと感じております。なぜなら、根室市が主催者だからです。

2013年2月 2日 (土)

歯舞地区4小学校合同閉校式典

2/2(土)9:00-10:30 歯舞地区の共和小学校、華岬小学校、温根元小学校、珸瑤瑁小学校4校の合同閉校式典が行なわれました。

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人口減少、少子化による児童数の減少に伴い学校教育の本来の目的達成が難しくなってきたこと等を理由に4月1日よりこの四校が歯舞小学校として統合されることになりました。現在、急ピッチで新校舎の建設作業が進められています。(2/14には文教・厚生常任委員会で視察を予定しています。)

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共和小学校116年、華岬小学校113年、温根元小学校66年、珸瑤瑁小学校113年、それぞれの伝統、歴史に幕を閉じます。

これまでの卒業生の延べ人数は7,214名。今日はそれぞれの学校の在校生の代表が学校の思い出を述べ、校歌斉唱の後、教育委員会に校旗を返納しました。

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新築される歯舞小学校において、これまでの4校の素晴らしい伝統を継承しつつ新しい伝統を築き上げる様、地域が一つになり取り組んでほしいと思います。

※新年度は、廃校となった4校の跡地利用を本格的に検討しなければなりません。

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