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2012年12月21日 (金)

新病院見学会に出席

12/21 13:00 長谷川市長からの案内で議会向けの「新市立病院見学会」が行なわれました。

今日は17:30から市内医師団の見学会も行なわれますし、今後、市民向け見学会も開催されるものと思います。

まだ、床や壁はシート等で養生されていましたが、殆どの部屋をみることができました。

立派です。備品関係も充実…

配布になりました平面図と本日撮影した写真をPDFファイルにしましたので、ご覧ください。

平面図PDFファイル

121221_1

新病院内の様子です。(PDFファイル)

コメント

どんなに施設が立派でも、管理や使用する側の意識が変革しないと宝の持ち腐れになる。
病院側はその点を理解するべきでは?coldsweats01

剣崎一真様 コメント有難うございます。

>どんなに施設が立派でも、管理や使用する側の意識が変革しないと宝の持ち腐れに

その通りだと思います。1/29が仮開院(市は、旧病院の取り壊し、駐車場整備等全ての完了をもって開院としています...)ですが、ソフト面、サービス面の準備が間に合うのか非常に心配です。

50年、60年に一度の大事業です。そういったタイミングを上手に利用し、管理面の改革、職員の意識改革等を行うことが必要です。

この3年間、イノベーション効果を期待した組織改革、サービス改革への取り組みの必要性を強くもとめてきました。現場の方々の話や議会での質疑を踏まえての判断ですが、順調にいっているとは思えません。

しかし、仮開院まで約1ヵ月。今、現場職員の方々の業務量はかなりオーバーフロー状態の様にみえます。この先も相当な激務になると思いますので、まずは、仮開院が遅れることがないよう、残り1ヵ月頑張ってほしいと思います。

その後、開院までの間、更なる改革に取り組んで頂きたいと思います。

多くの市民が待ち望んできた新しい病院です。我々市民の病院ですので、この機会に、市民一人ひとりが病院に関心をもち、更には、関わりをもって、病院スタッフと共に、改革、改善に取り組んでいければと思っております。

市立病院のHPに載っている「市立根室病院事業会計収支(試算結果)について」を見てみました。

>基本となる平成25年度以降の医師体制を、現況に医師2人を>加えた15人体制

これによると現況は医師13人です。内科5、外科2、整形外科2、小児科1、産婦人科1、透析1、眼科1と言う内訳です。しかしこの数字は若干事実と異なります。それは小児科には常時北大小児科が応援に来ているので実際は常勤医14と同じです。それを敢て13としたのは、「医師数が少ないから赤字が増える」と言う主張に誘導するための方便でしょうか。しかし実際には14人です。もっとも14人目にはかなりの出張医としての経費が掛かっています。医師数が一人増えてもそれが小児科では収益はその一人分の経費も出ないでしょう。

この実際には14と言う数字が現在ぐらついています。正真正銘の13人に減る可能性があります。と言うのは、北大からの応援が来なくなることが既に決まっているようです。13人の中には北大小児科のOBである現副院長が居ます。彼は今年66歳ですのでこの3月一杯でいわゆる定年となります。しかし定年後は嘱託医として市立病院に残留は可能です。実際当初は当人もそのつもりだったと聞いています。しかし病院側の愚行が北大小児科を怒らせたようで、もはや”14”は期待出来ません。

更に問題なのは計算の土台に成る医師数”15人”は一体どこから得られた数字なのか。病院側は医師一人について収益を1億円として計算するようです。しかしこの数字は医師全てがそこそこ有能でしかも全員(全科)が協力し有機的に動いた結果論に過ぎません。例えば小児科医1人・産婦人科医1人では安全な24時間体制のお産は扱えません。また小児科の夜間や休日診療は無理でしょう。つまり1+1はあくまでmaxで2にしかなりません。しかし小児科2人・産婦人科2人ともなれば各々4人がそれぞれ1人前の診療をすれば最低が4に成ります。更に今度は小児科の夜間・休日診療や産婦人科でのお産も再開出来ます。つまり2+2が4+αに成るわけです。
その意味で病院側は”医師数15人”と言う当てのない仮想の数字をわざと使って市民に期待感を持たせようとしているのかも知れません。

問題は市側がこのような情報を全く市民には知らせないことです。当ブログの主も「医師招聘の問題は非常にデリケートだから、情報が外に漏れることによって進行中の話に大きな影響が出る可能性が有るので議会などでも公表出来ない」と口癖のように書いています。要するに「知らしむべからず、依らしむべし!」でしょうか・・・。

私も市立病院のHPに載っている「市立根室病院事業会計収支(試算結果)について」を見てみました。

根室市は人口減となっているのに、入院患者・外来患者が増加する試算には正直理解できません。
もし試算するならば人口減率を考慮した患者数等で試算するのが正しいのではないでしょうか?
逆に患者数増加の根拠はどこかを追求してほしいところです。
新病院で一時的患者は増えるでしょう。
ただそれも3ヶ月程度です。

一市民の意見ですが、医師は数年で代わるのではなく、継続して勤務していただける医師が在籍してくれることが望ましい。despair

憂国人 様 コメントありがとうございます。

>しかしこの数字は若干事実と異なります。それは小児科には常時北大小児科が応援に来ているので実際は常勤医14と同じです。

北大小児科のご支援をいただき2名の常勤体制を維持していただいていることは、私だけではなく市民も理解しているものと思います。

市の常勤医に対する考えは、同一医師に連続して(3ケ月以上だったと思いますが)勤務していただくことを条件としていると思います。

小児科の実際の医師体制は、入院患者、外来患者数に応じた必要医師数の積算では、2名を超える配置になっているはずです。

>この実際には14と言う数字が現在ぐらついています。正真正銘の13人に減る可能性があります。と言うのは、北大からの応援が来なくなることが既に決まっているようです。

そうなんですか?としか言えないのが今の実態で、市、或いは、病院の正式な発表を待たざるを得ません。

この内容の通りになるとすれば、小児科の診療体制は大きく変りますので、大変心配です。出来る限り早期に、正しい情報の市民周知が必要です。


>更に問題なのは計算の土台に成る医師数”15人”は一体どこから得られた数字なのか。

元々、新病院建設着工の条件を常勤医師15名以上の体制の維持継続としてきましたので、収支見通し見直しのベースを最低ラインである15名の常勤医師体制として積算しているものと考えます。

また、医師招へい対策の手ごたえ等も考慮されているものと考えますが… 

目標の体制にならなければ、今回示された収支見通しをクリアすることは難しいものと考えます。


>問題は市側がこのような情報を全く市民には知らせないことです。

「医師招聘の問題は非常にデリケートだから、情報が外に漏れることによって進行中の話に大きな影響が出る可能性が有る」ため公表できないと口癖のように書いていると言うご指摘ですが、不本意ではありますが、この流れを変えることはできていません。

収支見通しについては、過去の患者動向や診療行為別の医業収入の情報提供はいただいておりますので、ある程度、体制が充実していた時期との比較等をしながら、病院から提出された単価や患者数を分析できます。

病院の過大な見積については幾度となく指摘し改善を求めてきました。

経営見通しに関して、私が一貫して言ってきていることは、期待値を極力含めず、実態に近いありのままの正しい数値を示し、かつ、厳しい実態は実態として明らかにしたうえで、目標とするこのまちの医療、市立病院の機能に少しでも近づけるよう全員で(市民も覚悟をもって)取り組むことです。

1/29新病院が仮オープンします。旧施設の解体、駐車場の整備が整った後、正式オープンと市、病院は位置づけていますが、1/29から新病院で診療がスタートするわけですから、ここから、病院がどの様になってゆくのか、変わるのか、まさに、正念場だと思っています。

コメントは私の回答を求める内容ではありませんが、少したでけ、書かせていただきました。 今後とも、よろしくお願いいたします。

剣崎一真 様 コメント有難うございます。

この病院事業会計収支試算は、昨年12月の補正予算において、1億円を超える新病院に係る施設・医療機器の維持管理費の増額補正が必要になったため、その説明資料の一つとして急きょ示された感は否めない所です。

正直、想定はしていましたが16億円台の一般会計繰出金になるという説明をうけ、さすがに、ショックでした。

ご意見のとおり、患者数や一人当たり診療単価の積算根拠の精査は必要だと思っています。

一般会計繰出金の圧縮に向けた取り組みとして示された項目は、診療体制(常勤体制)の更なる充実ですので、16名から17名という常勤体制の強化と診療内容の高度化が条件です。

この目標自体非常に厳しい条件だと思いますし、それよりも、15名体制が確保できなかった場合の想定も必要と感じております。

この収支計画は、収入確保を前提とし、費用に関しては、現時点で想定できるもの(改革プラン等では想定できなかったもの)を全て盛り込んだものとして、光熱水費や一部業務委託料が大幅に増えています。当然、建設費用を圧縮できなかった影響も含まれています。※12月議会ではこちらを問題視し質問をしています。


コメントを頂いた内容に関して少し書かせていいただきます。


>根室市は人口減となっているのに、入院患者・外来患者が増加する試算には正直理解できません。

いろいろな考え方はあると思いますが、平成21年策定された新病院新築基本構想(この構想の中身の多くは、平成16-18に新病院建設のための構想づくりがおこなわれており、その内容がベースになっています。当時、民間コンサルティングを活用して、市立根室病院の患者数等の将来推計作業も行なわれ、その推計などもベースになっていると思います。)の中で、根室市の将来推計人口などが示されており、総人口は減少しますが、高齢化率が上がり65歳以上人口のピークを平成32年とし、病院受診者に占めるこの世代の割合は高いので、人口は減少しても、病院を利用する患者の減少傾向は先になると推計しています。

この点を根拠に、人口減は考慮せず、医師の増員、診療内容の充実などを想定して、24年度決算見込み患者数より入院で7.4名、外来で61.6名の増を試算したものと捉えています。

公開された内容は試算結果だけです。できれは、これまでの計画との対比で示してほしいところですが…(この点は、本ブログでの12月議会の報告をご覧ください。)


>新病院で一時的患者は増えるでしょう。ただそれも3ヶ月程度です。

隣の別海町も新病院になりましたが、私が聞いた話では、新築効果はほとんどなかったそうです。

市立病院がどの様な動向となるかはわかりませんが、患者増、釧路等からの回帰(適切なことばかどうか?)には診療体制の充実は当然必要なことですが、新病院の仮オープンに合せて、接遇の問題等を含め病院スタッフの患者さんに対するサービスがどの様になるのか、また、私達市民も病院の変化に関心を持ちどの様な形で参加協力出来るのか等々診療以外の様々な取り組みが大きく影響するものと考えます。

市民ボランティアの立ち上げも、まだまだ動きはありませんが、仮オープン後の早い時期に立ち上げを検討したいものです。

本田議員、回答ありがとうございます。

気になる点のみ記載させていただきます

>平成21年策定された新病院新築基本構想
平成16-18に新病院建設のための構想づくりがベースとのことですが、建築開始時点で5年前の構想を利用するのは如何なものでしょう。
新病院新築基本構想も根幹部分と詳細部分で分け、毎年構想を見直す作業が必要かと考えます。
・根幹部分・・・5年単位
・詳細部分・・・1年単位

>根室市は人口減と
確かに根室市の高齢者率が年々多くなることは予想できます。
しかしその高齢者率がそのまま患者数増加という考え方は少し的が外れている気がします。
高齢者率(世代別)と人口減少率を含めた患者数増加を考えた方が現実的ではないでしょうか?
そのため、患者数は世代別患者数を明確化するとより現実的かと考えます。

剣崎一真 コメント有難うございます。

>新病院新築基本構想も根幹部分と詳細部分で分け、毎年構想を見直す作業が必要かと考えます。

新病院を建てるためのプランですので中々見直しという発想がないのかもしれませんが、私も、ご意見の様な取り組みが必要と考えます。

この構想には、市立病院の目指すべき医療の方向が示されているわけですから、現状、実態を踏まえ目指すべきベクトルの軸を精査する作業は継続的に行なう必要があると思います。

新病院の建設中、新しい病院での診療がはじまろうとしている時に中々言い出しづらい所ですが、これまでも一般質問等において「医師招へい対策の難しさ、ここ数年の患者動向、高齢化の進展、更には、院長先生が述べられている「地域センター病院+慢性期疾患やターミナル患者への対応」が市立病院の担うべき役割とすれば、新病院移転と並行して病院機能の見直し作業にも取り組まなければならない」旨の意見を述べております。

今後も同様のスタンスで、情報収集、分析をしながらチェック機能を果たしていきたいと考えております。

今は、来週29日の仮オープンが心配なところですが、オープン後は、病院のあるべき機能についてしっかり考えて行かなければならないと思っております。

市からの繰入金が16億にも膨れ上がりそうな、病院事業会計の経営(収支)改善対策が根室市の喫緊の課題です。


>患者数は世代別患者数を明確化するとより現実的かと考えます。

ご意見の通り、実態把握、分析に基づく目標設定が必要だと思います。

診療データから世代別の患者動向、診療科別、世代別の患者動向が直ぐに分析できますので、統計学的な人口推計に実態を加味すること、更には、診療に当たられる先生方ともご相談され、無理のない、現実的な診療目標の設定作業が必要です。

今回示された病院会計の収支試算数値が、今年度の決算見込みや新年度の予算編成のベースになりますので、今後、病院から示される資料などの分析も行い、チェック機能を果すよう取り組んでい行きたいと思っておりますので、引き続き、ご意見等ございましたご連絡下さい。

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