一般廃棄物前処理破砕施設を見学
昨日(4/18)、文教・厚生常任委員会で、一般廃棄物前処理破砕施設を見学しました。
本年3月にごみ埋立処分場敷地内に総事業費97,209千円で新設。
二軸方式と切断方式の二系統で同時処理可能な施設。
二軸方式の前処理破砕装置は、主に硬質塩ビ系及び魚箱等の固いプラスチック類を40cm以下に破砕します。
切断方式の前処理破砕装置は、主に軟質系のたたみ及び寝具類を40cm以下に破砕します。
40cm以下に破砕された粗大ごみは焼却場で焼却処理、、不燃ごみは埋立処分場で埋立処理されます。
前処理破砕用の装置は2台とも市内の業者が製作。現在のところ国産の装置がなく、輸入した場合2億円近い整備費用がかかるところでしたが、地元で製作したことにより10分の1の2千万円で済んだそうです。メンテナンスも地元対応が可能になります。
今後の事業展開も含め根室発の物づくりのノウハウに期待したいと思います。
平成21年度に一般廃棄物処理基本計画を大幅に見直し、循環型社会の形成を目指して、ごみの分別方法の見直し、更には、廃棄物処理施設の整備が進められてきました。今回の一般廃棄物前処理破砕施設の整備でハード面の整備は終了です。
市の担当者の説明では、これまでの取組により、最終処分地(埋立場)に運ばれてくるごみの量は年間1000トンに激減。最終処分地では、あと48,000トンの処分が可能であり40年以上の延命が図られたことになります。
※写真、資料は市のパンフレットを抜粋。
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