えとぴりかの試乗会に参加
本日、今年からビザなし交流、自由訪問の専用船として根室港と北方四島を行き来する旅客船「えとぴりか」の試乗会に参加しました。
総トン数1,124トン、全長66.51m、幅12.8m、最大搭載人員旅客84名、乗組員12名計96名、航海速力15ノットの新造船です。
船内は高齢化が進む元島民に配慮しバリアフリー化され、乗船、下船、船内のフロアー間の移動用にエレベーターも配備されています。廊下も広く、客席室は4人部屋をメインに6人部屋、8人部屋、バリアフリー旅客室(2)等何れもゆったりとしたつくりになっています。
食堂兼集会室は全乗員が座れる96席。浴室やトイレも広く、全てがゆったり広く、使いやすそうです。
国後島古釜布まで2時間50分(これまでは4時間30分)、国後島から択捉島まで6時間50分(これまでは12時間)と移動時間も大幅に短縮されます。
来週から本格的に今年の四島交流事業がはじまりますが、交流船の新造を機に交流の中身も変わってほしいですし、何より、一日も早く四島が返還され、この船が四島との定期便として自由に往来できる日が来ることを期待し、今年も粘り強く返還運動に取り組んでいきたいと思います。
また、根室港での見送り出迎えがはじまります。頑張りましょう!
※船内の各種表示が日本語と英語の併記でしたがロシア語を加え3か国語標記すべきです。
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