平成24年第1回市議会定例会がはじまりました。
初日2日は、市政方針、教育行政方針が示され、その後、平成23年度補正予算の審査(先議)を行いました。
議会は、市政方針を含め提出議案の調査等の為12日まで休会になります。
3/13の代表質問から再開となります。
市長の市政方針をPDFファイルにしましたので、ご覧ください。
(このPDFファイルは、配布資料をスキャニングしテキストデータに変換後、Wordデータに置き換えたものをPDFファイルに変換しましたので、一部、変換誤りがあるかもしれません。ご了承下さい。)
この市政方針や予算案について一般質問、予算審査を行います。
先議として行なわれた、平成23年度補正予算案についてはの審査では、一般会計補正予算及び病院事業会計補正予算について、次のとおり、質問しました。
一般会計補正予算案については、財政調整基金繰入金 266,838千円の増額補正、病院会計支出金 256,798千円の増額補正の2点の内容確認を行いました。
・財政調整基金繰入金は病院会計の経営悪化補てんのための財源か?
・平成22年度末に約21億円の市の貯金(財政調整基金、減債基金、備荒資金組合超過納付金)に当たる基金積立がありましたが、この額が今回の補正予算を含め年度末で幾らになるのか?
→ 財政調整基金 675百万円、減債基金 876百万円、備荒資金超過納付金 284百万円等 合計1,836百万円
・病院事業会計への繰出が1,380,104千円になる。基準内繰入額、基準外繰入額及びこの支出金のための財源の内容は?
→ 基準内繰入額 830百万円、基準外繰入額 549百万円 財源内訳 過疎債ソフト事業 141.7百万円、普通交付税230.8百万円、特別交付税144.3百万円
・平成20年以降 10億円を超える繰出が続いている。これまでの私の質問に対して繰出額は7億円台が限度であると答弁を頂いていた。平成21年度から繰出基準が大きく変わり、それまで約2億円台であったものが8億円台になっている。国も公立病院の経営悪化を一般会計が支える必要があると繰出基準を見直したものと考えるが、これらの事を踏まえ、これまで述べてこられた7億円台の繰出金という考え方について改めて考えを伺いたい?
→ ※具体的な答弁はなく、再度、問う。病院経営を含め安定、継続的な市政運営のため基金を積み立ててきたこと、病院会計への繰出については基準内に近づける努力の必要であること等の答弁がありました。
・基準外繰入の中で病院会計の収支均衡を図るための補助を行なっているがこの額はいくらか?
→ 524百万円(今回240百万円増額補正をし)
・この様な多額の補正を年度末の先議で行うことには疑問を感じる。12月補正予算段階である程度の見込みを立て補正を行うべきではないか?先議では議会議論が不十分と考える?適正な対応に務めていただきたい。
※これらの資料・図で質問の内容がわかると思います。ご参考まで
次に、病院事業会計の補正予算については、
一般会計からの多額の繰出金の背景を確認すべく、予算・改革プラン・決算見込みのかい離の原因について詳細を確認。
※これも私が準備した資料ですが計画とのかい離等がわかると思います。
当初予算の積算のありかた、改革プランとのかい離の問題、また、12月段階で示されていた決算見込みと今回の補正額とのかい離、見込みの甘さについて指摘。
経営悪化の詳細な原因分析とその内容の情報開示の必要性を指摘。
一般会計に依存せざるを得ない状況でわあるが、収支均衡を図るための補助金(H23年度は524百万円)の圧縮努力が必要であることを指摘。
※3月補正予算は議会初日に先議として議場で行われ、質問の時間制限はありませんが、質問回数が3回までとされているため、深い議論は難しい状況です。
病院問題については、一般質問でも取り上げていきたいと考えております。
以上
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