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« 活動報告会を開催します! | メイン | 平成24年第1回市議会定例会がはじまりました。 »

2012年2月28日 (火)

活動報告会を行ないました。

今週、金曜日(3/2)から市議会定例会がはじまります。

初日の2日には平成24年度の市政方針、教育行政方針が示されます。それらの内容を精査し3/13日から各会派の代表質問、一般質問が行われてます。その後、23日まで、提出された条例案等の審査や平成24年度各会計予算案の審査が行われます。(私もその内容を精査中です。)

先週、予算案が発表になりましたので、その中から病院関係予算に関わる諸課題や一般会計の目玉事業の概要をまとめ、また、新病院のモデルルームも視察させていただきましたので、その概要と新病院建設の進捗状況について、併せて、議会改革の進捗状況や根室・ベトナム経済ミッション参加報告という内容で、活動報告会を行ないました。(2/24 午後7:00-9:00 文化会館第2講座室にて)

予算に関わる各種データはこれから審議される事項ですが、それらに対する現時点での私の見解などをお話させていただきました。

説明資料1(PDFファイル 3.73MB)

説明資料2(PDFファイル 1.83MB) ※新病院のモデルルームの写真も載せてあります。

コメント

議員が示されたdataを見ると、平成19年度から22年度に掛けては全てが何とか上向きですが、その後現院長に代わってから下降の一途ですね。その事について議会や市長はどう捕らえているのでしょうか。

一市民さん コメント有難うございます。

市立病院の診療体制は、平成16年からはじまった新医師臨床研修制度の影響(医師派遣大学であった旭川医科大学からの常勤医師の派遣が困難になったこと)により、平成19年度、常勤医師が激減しました。(平成15年19名→19年4月は6名)

平成19年度中に9名、平成20年度14名、平成21年度17名と診療体制が回復しましたが、平成22年度からまた減少がはじまり2月末現在は11名となってしまいました。

診療体制が一時的に復活した要因としては、市単独の医師招へい対策もありましたが、北海道からの医師派遣、札幌医科大学からの地域支援センター枠による医師派遣によるところが大きいと思います。

特に、札幌医科大学の地域支援センター枠による派遣は、一医療機関1名のところ、特例として4名もの派遣をいただいており、その派遣期限が24年3月3名、25年3月1名となっていました。

このことは早くからわかっており、派遣期間である4年間の間に市が独自に医師招へい行なわなければならなかったのですが、それが出来ず今日に至っています。

常勤医師の減少とともに病院の経営状況は悪化しています。

平成19年度末には10億円を超える不良債務を抱えてしまいましたので、平成20年度にその解消のための「公立病院改革プラン」をまとめ、平成21年度から経営改善に取り組んではいますが、この改革プランの目標と定めた常勤医師数15名以上が平成22年度途中から崩れ現行11名となってしまい、それとともに入院、外来患者数も減少し経営状況も悪化しています。

また、「公立病院改革プラン」の実効性を保つことが新病院建設着工の条件となっており、病院事業の収支不足(赤字)については一般会計が全て補てんしなければなりません。

その結果、医師の減少に伴い悪化した収支不足額も一般会計が補てんしなければならず、一般会計繰出金が今年度は13億8千万円(最初の改革プランでは6億6千万円、21年どの改定版では11億4千万円)にもなってしまいました。

平成24年度(新年度)も医師招へいの見通しは厳しく(まだ具体的に示されていませんが)予算は12名の常勤医師体制で見積もっていることから、一般会計からの補てんは13億6千万円になる予定です。

これらの状況については、これまで常に危険性を述べ、改善策について質問してきましたので、市長も当然実態はわかっておりますし、昨年2月に議会主催の研修会で東浦院長が病院の実態を自らのべ、病院改革が必要であるとして、ご自身が先頭に立って改革に取り組むと話されておりますので、各議員も状況は解っています。

この大変厳しい状況の中で診療、病院経営、医師招へい活動、新病院への移転等々全てが院長の負担にならない様、病院スタッフの協力や市長自身が院長と共に先頭に立たれること、そして適時的確な情報開示による市民参加の病院改革、新病院建設の推進の必要性についもて何度となく述べてきました。

少し、コメントの趣旨とは違うかもしれませんが、今議会でも病院問題について取り上げますので、一緒に考えていただければ幸いです。

なお、病院の経営状況については議会の都度取り上げ質問してきましたので、時間がありましたら、私の過去のブログを一読下さい。

>平成19年度中に9名、平成20年度14名、平成21年度17名と診>療体制が回復しましたが、平成22年度からまた減少がはじま>り2月末現在は11名となってしまいました。

では何故、道と札医大のバックアップを受けて一度回復しかけた医師数が再び減少に向かっているのか・・・の分析については市長はどうお考えなのでしょう。

コメント有難うございます。

>再び減少に向かっているのか・・・の分析については市長は

なぜ、減少傾向にあるかについて具体的なお話はありません。

これまでの私の質問に対する答弁では
・四年間とう期限付きの地域支援センター枠の派遣が終わること。
・この間、医師招へい対策に務めているが、状況は厳しく成果がでていない。
・個人招へいした医師も家庭の事情等で退職。
等々を理由にしています。

以下は平成24年度市政方針の抜粋です。

 常勤医師や看護師などの医療スタッフの安定的な体制構築が最優先課題であり、内科、整形外科など、患者ニーズが高い診療科の充実はもとより、分娩再開に向けて、引き続き、北海道や道内外の医育大学、関係機関に連携・協力を要請するなど、安定的な医師派遣体制に向け、積極的な取り組みを進めるとともに、看護学校及び医療技術者養成機関への訪問や潜在看護師の発掘など、引き続き、粘り強く取り組んでまいります。

 また、本年度、研修制度を創設し、医師や医療スタッフの定着化はもとより、より高度な知識,技術を習得できる環境整備など、患者サービスの向上につながる取り組みを進めてまいります。

参考にしてください。

折角の御返事ですが、ちょっと市長の説明には違和感を覚えます。

「四年間とう期限付きの地域支援センター枠の派遣が終わること。」

期限が切れるのはこの4月以降ですから、未だその枠の人数は保たれているわけですよね。ですからこの数年間の医師減少の理由には成り得ません。

「この間、医師招へい対策に務めているが、状況は厳しく成果がでていない。」

これも強引に或る特定(大学・個人)の医師招聘を優先するあまり一般からの間口を極めて狭めて(殆どブロック)しまった結果、今更困った病院が改めてコンタクトを取ろうとしても最早先方から相手にされない(日本中に悪い噂が広まってしまっている)と言う話が聞こえてきます。

「個人招へいした医師も家庭の事情等で退職。」

この数年間市立病院を辞めて行った医師の殆どが実際には市側や病院側(院長・事務長)との間の軋轢が原因で、家庭の事情などではない事。因みに一番の稼ぎ頭の医師2名が辞めた原因も、当人達は残留の可能性を示唆したにも拘らず病院側が慰留に努めなかったと聞いております。

もし市側(市長・市議会議員)が本当に前述の理由で医師が減っているなどと思っているのなら、もはや市立病院の再生は不可能に思えます。

一市民さん  コメント有難うございます。

私は、4年前から個人的にではありますが、市内の有志の方々と市立病院の先生方と交流の場を持つようにしています。先生方もお忙しいので退職時というケースが多いのですが...
先生方との交流を通じて、先生方個々のご事情や思いもいろいろお伺いしております。

また、様々な情報も耳にしておりますし、直接、連絡をいただくこともあります。

様々個々具体的な情報が入ってきますが、医師招へいには非常にデリケートな部分があると考えておりますので、ブログでの発言は控えることとしております。

したがいました、大変申し訳ありませんが、ごのブログでこれ以上の発言は控えたいと思います。


なお、議会では、医師招へいについての方針や経過等の情報開示の必要性について述べ続けておりますし、また、平成19年当時の様にまちを挙げて(当然議会も一緒になり)医師招へいに取り組むべきであり、私も協力したいとも言い続けております。

これまでもこのブログで述べておりますが、私は、先生方を応援する姿勢が市民個々に必要であり、私達市民がそれぞれできることをやり続けること、そして、その輪を広げることが必要だと思っております。

>はや市立病院の再生は不可能に思えます。

大好きなこのまちがそうなっては困りますので、私にでき様々な取り組みを続けたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。

Ebisuさんのブログではこの問題で湧いていますね。かなり具体的な話が載っていますが、やはり匿名のネットだからでしょう。それらの内容については議員も目を通されている事と思います。しかし恐らく議員は相変わらず「デリケートな問題だから」とスルーされるのでしょうね。それが根室市議会の限界なら、議会など有っても無くても同じでしょう。市民はどう思っているのでしょうか・・・。

通行人 さん コメント有難うございます。

医師招へいに関して「デリケートな問題」でありブログ上での発言を控えると述べましたが病院問題に関してスルーしている訳ではありません。

まず、ブログについての考え方ですが

ブログの利用方法は様々で、名前や立場を伏せ様々自由にお考えを述べることも可能です。

私は、議員としての活動報告の場としてブログを利用しております。議場や議員の立場として取り組んだ事項についての事実関係、それらについて自分の考えを述べる場にしています。

公の立場のブログですので、かなり考えて発言しておりますし、守秘義務もありますのでそのルールの範疇での発言に止めております。

病院運営や医師招へいに関する議論については、自分で調査資料も作りますし、それらを基に、一般質問や予算審査等発言可能な場で考えは述べております。

議事録を読んでいただければ判ると思いますが、市長以下から納得のいく答弁は殆どありませんので、これでいいとは全く思っておりませんが、議会のシステム上限界がありますので、繰り返し質問し、意見を述べ続けるしかありません。

私の活動報告会で集まっていただいた皆さんには病院の問題を中心に詳しくお話もさせていただいておりますし、皆さんからもご意見もいただき、その後の活動に生かすようにしております。

また、個別にご連絡いただき病院のお話を聞かせていただくことも多々あります。 

時間がありましたら、是非、活動報告会にも参加いただいたり、個別にご連絡をいただければと思っております。

病院が建っても今の経営状態では…と多くの方々が心配されています。

病院問題は、建物が新しくなって終わるわけでありません。むしろ、経営悪化が続く今の状況の改善・改革が重要な課題です。

思いが伝えきれず、また、行政を動かすことができず、悩むこともあります。その方が多いのかもしれません。

私の議会での発言に対する、市役所内、他議員の評価なども様々なルートから情報が入ってきますので、自分の置かれている立場、状況も理解しておりますが、立候補した際の気持ちのまま、皆様とお約束したとおりの思いで取り組んでおります。

平成11年4月の東京医大から旭川医科大学への切り替え準備の年から9年間、市立病院に赴任していただいた先生方の窓口をさせていただきました。

その間、医師招へいの仕事も担当した期間もあります。特に、平成19年3月常勤医師が3名しか目途がたたなかった時のことは今でも忘れません。同じことを繰り返すわけには行きませんので様々警鐘を鳴らすよう発言に務めてきました。

医師招へいは、非常にデリケートな問題と発言しましたが、その時の経験もあり、公人としての自分の発言には責任がありますので、現状、私自身が立ち入ることのできない交渉中の案件や医局内の話題などについてはブログ上では発言はしません。

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