最終日は、予算審査特別委員会・本会議でした。
今日は第4回市議会定例会最終日でした。
10時から一般会計、病院事業会計等の予算審査を行いました。
一般会計予算審査では、個人住民税システム改修業務委託料、北方四島交流センター管理運営費、生活保護費(扶助費)、公民館管理運営経費(補助金)の増額補正の内容について質問。
北方四島交流センター管理運営経費については、10年ほど更新されていない展示物の更新等を検討するよう要望。
生活保護費については、保護世帯が増えており、担当するケースワーカーや自立支援業務を担う人材配置を検討すべき旨、指摘。
病院事業会計については、補正内容全般について確認。
・給与費 24,013千円減額 (麻酔科1名、外科2名 医師給の減額)
・賃金 6,797千円増額
ナースバンクからの看護師派遣 2,683千円
この看護師は、病棟へ配置、ナースバンクからの派遣は今後も可能
准看護師増員1,950千円
看護師不足解消のためにも臨時看護師の配置は必要
賃金も市内各医療機関と格差がないようチェックすべき、
働きやすい環境を検討すべき
→ 昨年調査を実施し改善済み。
新病院建設のための臨時職員 415千円
外来クラーク 1,750千円 (内科に2名配置、今後、拡大を検討)
・報酬 29,009千円増額
常勤医師の退職に伴う非常勤対応等が主な要因
・旅費交通費 14,185千円の増額
短期出張医師の増 8,850千円
医師招へい対策旅費の増 5,300千円
医師招へい対策旅費の総額を確認 → 9,300千円
出張の具体的な内容、件数を問う
→ 3医育大学へ麻酔科、外科、泌尿器科の常勤医師招へい活動
皮膚科が札幌医大、旭川医大が交代で派遣することになった
ための対応等
産婦人科、外科、麻酔科等の個別招へい活動等
※具体的な招へい回数の説明なし(別途調査する予定)
【指摘】
・院長と事務長が一緒に招へい活動へ行くことは、病院の危機管理対策、
経営等の観点からも好ましいことではない。
・担当課長と院長、院長と医師等の活動とすべき。
→ 院長、事務長一緒の招へい活動以外にも担当課長、医師による
出張も行っている。
・院長が診療も行いながら医師招へい活動を続けているが負担が
多き過ぎる。
診療への影響も気になるが、分担し、院長の負担軽減を考えるべき。
→ 平日の診療には影響はない。週末の出張が中心である。
・使用料及び賃借料 2,007千円増額 医師送迎用の自動車借上料の増額
※今回は支出に関する補正のため医業収益、収支不足解消の繰入金等についての議論はできませんでした。
※来週21日に病院建設等に関する特別委員会があり、今回の補正を含めたH22年度の決算見込みに関する説明等を受ける予定です。
市立病院の当直や短期応援などの非常勤医に掛かる総経費(報酬額、交通費など)は年間どれくらいなのでしょうか。
投稿: 通りすがり | 2010年12月20日 (月) 08:33
通りすがり さん コメント有難うございます。
平成21年度の決算ベースですが
短期出張医経費内訳は
報酬 227,248千円
旅費 40,598千円
合計 267,846千円
となっています。
非常勤の外来、入院診療や土日の宿日直のための応援が主なものです。
外来、入院の応援は、診療科により出張日数がことなりますが21年度は、道内3医育大学や釧路日赤、労災病院等から内科2名の他外科、整形外科、小児科、産婦人科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、麻酔科各1名の短期出張応援を頂いています。
土日の宿日直は、札幌医科大学の応援を頂いています。
以上
投稿: 本田 | 2010年12月20日 (月) 14:37