麻酔科竹内先生を囲んで
12/15 9月末をもって市立病院を退職された麻酔科竹内医師の慰労会を有志10名で企画しました。
これまでも、市立病院に赴任された先生方の歓迎会、交流会、送別会等をこのメンバーで行ってきましたが、竹内先生の場合、退職時期に関する情報がなく、根室を去られた後に事実を知ったため送別会が出来なかったのですが、短期出張で麻酔の応援に来ていただいていることがわかりましたので、先生と連絡を取り、昨晩感謝の気持ちを込め慰労の会を開く事ができました。
竹内先生には、麻酔科、救急医療、病院の業務の見直し、更には、昨年10月5日運航開始したドクターヘリの導入等にご尽力いただきました。有難うございます。
昨晩は、ドクターヘリの必要性や全国的な医師不足の中で市立病院が考えるべき医療の方向性などについても、先生のお考えを聞くことができました。
ドイツやオーストリアのドクターヘリの配置状況やドイツでは全ての国民が15分以内に救急医療を受けられる環境整備がされていること等、非常に興味深いお話も聞けました。
根室に赴任され3次医療圏である釧路まで患者搬送を何度もされたとのこと。釧路までの距離は名古屋から京都まで救急患者を搬送するようなものであり、患者の治療の観点から、そして、医師不足の中、患者の救急搬送で6時間近く医師1名が不在となることも問題点であり、ドクターヘリの有効活用を検討しなければならないと言うお話もありました。
様々参考になるお話を聞きながら、楽しい一時を過ごすことができました。
非常に大切なお話も多く、もっと早い時期にお会いしたかったと反省の声もメンバーから上がりましたので、今後は、いろいろ企画をしながら、先生方とお会いする機会を増やして行く事になりました。
小さな集まりですが、いろいろな形で小さな輪が広がり、先生方とどんどん交流を深めること、あたたかい関係を築き上げて行くことが必要だと思っています。
皆さんも、是非、様々な形で先生方との交流(ご近所付き合い)の輪を広げる活動を行って下さい!
1年9か月間の市立病院勤務、そしてドクターヘリの運航へのご尽力、竹内先生有難うございました。(感謝!)
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