四島交流ロシア側訪問団の見送り
10/10 16:00 6日から滝川市を訪れていたロシア側からの訪問団が雨の中根室港から四島へ戻りました。
カチューシャを合唱する人。贈り物を渡す人。肩を組んで記念写真を撮る人。雨の中小さな輪ができ、それぞれ笑顔で再会を約束、そして別れを惜しむ姿がありました。
船が岸壁を離れる時、あちらこちらから「ダスヴィダーニャ!」「さようなら!」の声が。
相互理解を深めるための交流事業に対していろいろな意見がありますが、私は、事業の継続そして交流の輪の拡大、新たな取り組みが必要だと思っています。
返還要求運動原点の地の根室市の交流事業に対する取り組みは?と考えてみると、他の返還運動事業に比べ優先順位が低く、あまり根室市が全面にでている観はないように感じます。
事業の受け入れは、北方領土問題対策協会や北海道四島交流推進委員会が窓口になるケースがほとんどですから、出番がないのかもしれませんが、もう少し多くの市民や四島交流に関心のある方々が参加できるメニューを考えて行く必要があると思います。
ビザなし交流がはじまって間もなく20年。交流事業における根室の役割を考えてみたいと思っています。
ご意見やお考えがありましたらよろしくお願いします!
ダスヴィダーニャ!
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